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「JJC」の TAMRON レンズ互換フードを買ってみた

先日、一番使用頻度の高い TAMRON の「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD(Model B070)」のレンズフードが破損してしまいました。残念ながら修理の対象外とのことで、フード無しのままでは逆光時などにフレアやゴーストの発生確率が高くなる可能性があるため、新しいものを購入するしかありません。

さて、TAMRON 17-70 F2.8 のレンズフードの方ですが、TAMRON 純正のものは「HA036」の型番で、およそ 4千円ちょっとの価格で市販されています。この型番のレンズフードは、TAMRON 17-70 F2.8 以外にも、28-75mm f/2.8 Di III RXD(Model A036)、28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD(Model-A071)、18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD(Model-B061)と共通になっているようです。

ただ、この純正フード、調べてみると同じ様にバラバラになってしまったという方がちょくちょく居るようです。割といい値段がしますし、また同じ様な壊れ方をしないとも限らないので、今回は「JJC」というブランドの社外品を試してみることにしました。

互換フード-1

クリーニングクロスが付属していました。なんと純正フードの半額以下で購入可能です。この「JJC」は、「JJC Photography Equipment CO., Ltd」が正式名称らしく、2005年に中国・深圳で設立された会社らしく、レンズフードの他にレンズフィルターや撮影用ライト、ストラップなどのカメラアクセサリーを製造・販売している会社のようです。

互換フード-2

純正フードと比較してみましたが、フードの形状は全く同じと言っていいでしょう。強いて言えば純正フードの内側はギザギザした加工がされているのに対して、JJC のものはつるんとしているくらい。純正フードの内側のギザギザに何か意図があるのかどうかは分かりません。

互換フード-3 互換フード-4


レンズフードとレンズとの嵌合ですが、JJC のものはレンズフードとして使用する際の向きでは問題無いものの、ひっくり返して収納する際にかなりの固さを感じますね・・・。純正品はさすがにスムーズに着脱することが出来ていましたが、この点以外は普通に使えます。

とりあえずレンズフードとしての役割はちゃんと果たしてくれそうです。フードに印字された「JJC」の文字はちょっと気にはなるので、そのうち塗りつぶすかもしれませんが(苦笑)。