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何かの参考にして頂ければ幸いです。

様々なライトに装着可能!自転車ヘッドライト用防眩シェード「ORCANO(オルカノ)」レビュー

自転車に乗っていて、或いは歩いていて、こちらに向かってくる自転車のライトが眩しいと感じる事ありますよね?特に最近の自転車用ライトは高出力の LED が採用されているおかげで、自分が走る分には明るくていいのですが、向かってこられると明るすぎて目がやられるという事が多々あります。

私は今 CATEYE の VOLT 400 という LEDヘッドライトをクロスバイクに取り付けているのですが、このライトは配光が同心円状になっているためライトの上側にも光が照射されてしまいます。なるべく明るい場所では 100ルーメンに光量を落とし、ライトを下方向に向けるようにはしていましたが、それでもやっぱり眩しかっただろうと思います。自転車用のライトは上下逆さまにして吊して取り付ける場合があることを考慮してこのような配光になっているものがあるようですが、この点がずっと気になっていました。


ある日クラウドファンディングサイトの「Makuake」を眺めていて右のような製品がファンディングされている事を知りました。最近多い先行試験販売的な位置付けの案件ですが、製品コンセプトに共感するところが多かったので 1つ購入してみることにしました。

梱包状態 募集が終わったのが 4月10日。当初の予定では 5月末までにリターン品が送られてくるはずでしたが、4月13日に発送通知が!予定より 1ヶ月半も早い 4月15日にクリックポストで届けて頂けました。プロジェクトの進捗状況の報告も Makuake のページ上でこまめにしておられましたし、個々の出資者に対して名前を手書きしてお礼のカードも同梱して頂けるなど、非常に誠実な印象でした。
互換性リスト 3月18日に Makuake の方で更新された互換性リストは左の通り。基本的に 1灯式のライト用に開発された製品ですが、伸縮性のあるシリコーンゴムが使われているので、2灯式の CAT EYE AMPP 1100 のようにギリギリ取り付けられるものもあるようです(非推奨とはされていますが)。公式Twitter によると Bontrager のライトでも装着可能との確認が取れたようです。
画像:Makuake

元々製造コストよりも「日本国内製造」にこだわっていたとのことで、金型の製造から全て Made in Japan で行っていたそうですが、この長引く新型コロナ禍の元ではかえって納期が不安定になったりしなかった要因となったのかも知れませんね。まあ中国で製造していたりするとほぼ間違い無く早い時期に類似製品が出てくるでしょうし・・・。

パッケージ 内容物


パッケージは既に今すぐにでも一般販売が可能な状態にまで仕上げられています。「ORCANO」本体の他に脱落防止用のシリコーンストラップとしっかりした説明書が入っていました。

オルカノ-1 オルカノ-2


こちらが「ORCANO(オルカノ)」本体。防眩シェード先端の形状がシャチ(ORCANO)の頭部の形状に似ていることからこの名称が付けられたそうです。

VOLT400に装着-1 VOLT400に装着-2


CAT EYE の「VOLT 400」に装着してみたところです。ライトの電源ボタン、充電ポートのところに開けられた穴の位置ともよく合っています。ライト先端に「ORCANO」を被せ、ズボンをずり上げるような感じで少しずつ奥まで差し込んで装着します。

点灯前 点灯時


ブラックの先端内面は鏡面仕上げになっていて、右の写真の様にライト点灯時にある程度の光を下方向に反射するようになっています。この点についてはまた後述。

充電時-1 充電ポート


他のライトでうまく位置が合うのかまでは分かりませんが、「VOLT 400」ではこのように「ORCANO」を装着したままで充電可能でした。尤も、私はバッテリーを取り外して 急速充電クレードル で充電するようにしているので関係ありませんが。

■ 夜間にテストしてみました

効果の程は使ってみないことには分かりません。ということで、先日出掛けた際にテストしてみました。

装着例-1 装着例-2


自転車に取り付けるとこのような感じになります。ライトの正面から見てみても確かに上 1/3 程が覆われているので防眩効果は得ることが出来そうです。

点灯サンプル-1 点灯サンプル-2


夜間に実際に点灯してみた様子です。左が「ORCANO」をペロンとめくって装着していないのと同じ状態にして点灯した様子(柔らかいシリコンゴム製なのでこのようなことが可能です)、右が「ORCANO」装着時の様子です。本当は壁などに照射して比べるのが良かったのでしょうが、手頃な壁が無かったので公園で植え込みを照らしてみました。植え込みがちょっと低かったので上部の具合は分かりにくいかも知れませんが、右の写真の赤〇印の辺りの配光がカットされているのがお分かりになりますでしょうか。

改良 点灯例-3


「ORCANO」内面は鏡面仕上げになっていてある程度光を下方へ反射しているはずなのですが、今ひとつ手前側が特に明るくなったようには感じなかったので、家にあったアルミテープを内面に貼ってみた様子がこちらの右側の写真です。手前側が結構明るくなったのが見て取れるかと思います。


■ 防眩効果は期待以上!但し、買うなら白か黄色のモデルがいいかも

気になる点としては、素材がシリコンゴムのためだと思われますが、もの凄く表面に埃が付きやすいです。使っている時はそれ程気にはなりませんが、写真に撮ったりするとかなり目立ちますね。水洗い可能なので洗えば綺麗になりますが、どのみちまたすぐ埃が付いてしまいます。

一方、このシリコンゴムの柔らかさがライトを落としてしまったときのクッションとなってくれることも期待出来そうです。実は先日ライトを外そうとして手が滑って落としてしまったのですが、ライト前面に結構大きな傷が付いてしまいました。幸いレンズが割れずに済んだので良かったのですが、こうした際にもちょっと安心出来るかも知れません。

肝心の防眩効果については期待以上でした。VOLT 400 の最大光量である 400ルーメンで点灯させた状態で自転車の前に回り、歩いてくる感じでライトを見てみましたが、何も着けていない状態と比べて眩しく感じることがかなり減るのは間違い無いでしょう。

ただ、ブラックの「ORCANO」は遮光性がかなり高いため、自己の存在をアピールする役割は低下してしまうかも知れません。「ORCANO」にはカラーバリエーションがあるので、そちらのモデルにしておいた方が良かったかなという気がしています。

オレンジはちょっと道交法的に警官に呼び止められる事があるかも知れない(「赤」の前照灯は禁止)ので避けておいた方がいいんじゃないかと思いますが、「白」や「黄色」辺りは良さそうです。カラーモデルの場合はライトの光が「ORCANO」上部に透過するので、対向者からの視認性の低下は心配無さそうですし、光が透過すると言っても直接光源が目に入る訳では無いので、見た人が眩しく感じることは無いでしょう。

「ORCANO」は、5月過ぎくらいを目処に Amazon などでの一般販売の準備を進めているそうです。販売が始まりましたらまたこちらでもお知らせさせて頂きたいと思います。


※ 追記 ※


「ORCANO(オルカノ)」の Amazon等での販売が始まっているようです。装着者が眩しさを感じることが無いよう「ミラーステッカー」が付属するようになるなど、クラウドファンディングで提供された製品から更に改良もされているとのこと。いくつかカラーバリエーションも追加されたようですよ。

(2022.7.20)