(新)タイトルいつ決めるのさ

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PlayStation 5(通常版・ディスクドライブ付きモデル)を受け取ってきたのでレビュー

2020年11月12日、SONY から 7年ぶりとなる PlayStationシリーズの最新機種「PlayStation 5」が発売されました。新型コロナの影響で遅れるのではないかと思っていましたが、逆に「巣ごもり需要」を取り込むべく開発を急いだようですね。ライバルのマイクロソフトの「Xbox」シリーズの動向にも神経を尖らせていたようです。特に今年は年末年始に旅行に出掛けたりするのは厳しくなりそうですし・・・。

そんな状況の中、世界中の人々が待望する新製品なのに予約無しでの店頭販売が行われないという異常な状態で発売されました。一部を除いてほとんどの販売店では抽選方式で予約を受け付けたようですが、これは公平感があって良かったと思います。人気商品は BOT による買い占めなどによって一瞬で蒸発してしまうような状況ですしね。まあ店舗によってはクレジットカード契約など抱き合わせのようなこともしていたようですが・・・。転売については買ってしまう人がいる以上無くすことはできないでしょう。随時追加の抽選販売や、Amazon や楽天のゲリラ販売は行われているようですので、購入を検討されている方はどうか冷静になって頑張ってください。

■ PlayStation 5 は 2つのモデルで発売

PlayStation 5 は、【通常版】と【デジタルエディション】の 2機種での発売となりました。違いは光学ディスクドライブを搭載しているかどうかの 1点だけ(サイズ・重量は異なりますが)です。PlayStation 4 Pro とスペックを比較してみると下の表のようになりますが、これだけ見ても如何に PlayStation 5 がお買い得なのかが分かると思います。PC の自作をしている方にはなおさらのことでしょう。

   通常版    デジタルエディション  PS4 Pro 
型番 CFI-1000A01 CFI-1000B01 CUH-7200BB
価格(税抜) 49,980円 39,980円 (39,980円)
CPU AMD Ryzen " Zen 2 "
8 コア 16 スレッド / 最大クロック周波数:3.5 GHz
AMD “Jaguar”
8コア / 2.1 GHz
GPU AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine
最大クロック周波数:2.23 GHz(10.3 TFLOPS)レイトレーシング対応
AMD Radeon 911 MHz
4.20 TFLOPS
システムメモリ GDDR 6 16GB(バンド幅:448 GB/s) GDDR 5 8GB (218 GB/s)
ハードドライブ SSD 825 GB(Read:5.5GB/s) HDD(SATA 3)1TB
光学ドライブ Ultra HD Blu-ray ( ~100GB ) / DVD 非搭載 Blu-ray(~50GB)/ DVD
映像出力 HDMI OUT(2.1)x1(4K 120Hz、8K 出力対応) HDMI OUT(4K)x1
オーディオ出力 " Tempest " 3Dオーディオ技術 7.1 ch 対応(HDMI出力時)
最大消費電力 350 W 340 W 300 W
外形寸法 約 390x104x260 mm 約 390x92x260 mm 約 295x55x327 mm
重量 約 4.5 kg 約 3.9 kg 約 3.2 kg

先ほど【通常版】と【デジタルエディション】の差異は光学ディスクドライブの有無だけと書きましたが、PlayStation 5 通常版は Ultra HD Blu-ray Disk 対応です。1万円と小さくは無い価格差がありますが、映画などはもちろんのこと、今まで買ってきた PlayStation 4 のディスク版ソフトがほぼそのまま使えるという点は無視出来ないでしょう。

ちなみに PlayStation 4 Pro の方ですが、日本向けの出荷は 9月下旬には終了していたようで、既に公式サイトでも PlayStation Pro の方の価格は削除されてしまっています。今後は通常版の 500GB のモデルのみの販売(29,980円+税)となるようです。まあ価格的な棲み分けと考えると分からなくは無いですが。

新モデルというと内部の構造が気になる人も多いでしょうが、今回は所謂「中の人」が公式動画として PlayStation 5 の分解動画を上げてくれています。SSD の増設スロットが用意されていたりホコリの吸い出し口があったりと、拡張性・メンテナンス性もよく考えて設計されているようですね。


■ 受取に行ってきました

どこの店舗でも予約倍率はかなりのものになったようですが、どうにかこうにか上新電機のアプリでの抽選で通常版を確保することがでたので地元の上新電機の店舗に受取に行って来ました。私の場合は Blu-ray Disk プレーヤーとしての役割も期待しているので通常版以外に選択の余地はありません。

PlayStation 5 外箱 実は故障して修理に出していた AVアンプが全く同じ日に修理から帰ってきたとの連絡を受けたので一緒に受け取ってきたのですが、ただでさえ大きくて重い PlayStation 5 に AVアンプまで持って帰ってきたのでヘトヘトです(笑)。500㎖ のペットボトルとの比較でこのサイズですからね。ちなみに外箱のサイズは、470 (W)x425 (H)x75 (D) mm でした。そう言えば初代の PlayStation 3 がこのくらいの重さだったななどと思い出してみたり・・・。(サイズは PlayStation 3 の方が小さかったですけどね。)
本体の保証期間は 1年間ですが、上新電機で会計をしようとしたところ、「ゲーム機まごころ保証」なる長期保証プランの案内をされました。税込 1,650円のプラスでメーカー保証の 1年間に追加して 2年間の保証が付くとのこと。安かったので迷わず加入しておきました。なんと言ってもコントローラーの故障まで対象になるといのですから加入しない手はありません。ちなみに家電製品の場合は「まごころ長期修理保証」として 5年間のプランが用意されているのですけどね。実は今回の AVアンプの修理もこの保証が使えたおかげで大いに助かったのでした。

初期不良対応期間(購入から 7日間)中の不具合については全てメーカー対応となるそうです。1年間のメーカー保証期間中の故障についても直接メーカーとやり取りしてくれとの事でした。その後の 2年間については「ゲーム機まごころ保証」対象ということで上新電機の店舗に持ち込むことになるようです。

ただ、この初期不良対応の件ですが、ちょっとソニーの対応が間に合っていないですね。「オンライン修理受付サービス」から電話で申し込む(これがまた ”ナビダイヤル” なのですよね)ことになるようなのですが、なんと修理受付は 12月開始なのだそうです。うちは初期不良は出ていないようなのでいいのですが、この間に故障してしまった人はどうしろと言うのでしょうかね。楽しみにしていたでしょうにこの仕打ちはあんまりでしょう。

ちなみに転売などで入手した場合はメーカー保証も受けられない可能性があるので十分に注意して下さい。故障発生時に保証期間外などで有償修理となった場合の料金は以下の通りです。

外装部品の交換 8,250円
電源ブロックの交換 10,450円
メイン基板の交換 通常版:30,250円
Digital Edition:24,200円
ディスク読取、駆動ブロックの修理・交換 9,900円
ワイヤレスコントローラー(DualSense™)の交換 5,759円

※ 2020年11月現在の価格

■ 開梱&設置!

先に修理から帰ってきた AVアンプの設置と再配線を行っていたために後回しになってしまいましたが、PlayStation 5 の方も開けてセッティングを行っていきます。正直 AVアンプの無い状態で PlayStation 5 があってもなあ・・・と思っていたので、思いのほか故障が早く直ってくれて良かったです。

PlayStation 5 開梱 なんか発売前に外国人のおっちゃんが開梱時にビリビリと外箱を破いていた動画がありましたが、しっかりした段ボールなのでああはならないですね。アレは一体なんだったのでしょうか(苦笑)。

PlayStation 5 本体は中空の状態で保持されており、その上に付属品などが纏めて入れられた白い小箱が乗っているという感じになっていました。ケーブルを縛っている紐は紙系の素材になっているようですね。最近ビニール系の素材の使用に世間的な批判が高まっている影響なのでしょうか?” ビニール袋 ” は一切使われていません。緩衝材の量も最小限で済むように配慮されているようでした。
PlayStation 5 本体の他、設置用のスタンド、新型コントローラーの「DualSense」、電源ケーブル、USB Type A to Type Cケーブル、HDMIケーブルと説明書類が入っていました。付属の HDMIケーブルは 8K 対応のために「HDMI 2.1」規格のものになっています。もっとも繋ぐ先の AVアンプなり TV なりが対応していないと 8K では楽しめませんが、余裕のある伝送帯域が安定した映像・音声の再生に役立ってくれるでしょう。

PlayStation 5

実は最初、本体を横向きにする時は上の写真のようにディスクドライブが右側に来るものだと思っていたのですが、付属のスタンドを取り付けてみたところ逆でした(笑)。横置きにする場合は下の写真のように付属のスタンドをボディに刻まれたピクトグラムに合わせて引っかけるような感じではめ込むようになっているので必然的に正しい向きで設置することになるようです。ただ、ほんとに引っかけているだけなので、横置きの状態で設置したままちょっと動かそうとすると外れてしまったりするのが難点です。もっとカチッとはまるような感じだったらよかったのでしょうけどね。

PlayStation 5 設置

ボディは絶妙な曲線を描いていて美しいのですが、上に物を置こうとすると滑り落ちてしまいます。このままでは上部がデッドスペースになってしまって勿体ないので、急遽ホームセンターでパイン集成材を調達してきて柿渋塗装を行って簡単な棚を作りました。下の黒い台は元々使っていた机を鋸で切って棚に作り替えた物で、今回足した棚と色も合っていませんがまあとりあえず当分はこれで(苦笑)。本当はいい木材を買ってきてしっかりした棚に作り替えたいのですが、木材って結構値が張るのですよね・・・。

PlayStation 5 端子群

前面にある USB Type-A ポートは Hi-Speed(USB 2.0、最大 480Mbps )対応で、キーボードやゲームコントローラーなどを繋ぐためのものです。帯域が足りませんので、拡張ストレージなどは背面のポートに接続する必要があるようです。USBメモリを接続してスクリーンショット画像を移したりする程度では問題ありませんけどね。

電源スイッチとディスク取り出しボタンは物理ボタン式となっています。タッチ式では掃除の時にちょっと当たっただけで電源が入ってしまったりするのでこちらの方が使いやすいですね。S/PDIF(光デジタル音声端子)は搭載されなくなってしまいました。

外装のカバーは簡単に取り外しが出来るようになっています。今後カラーバリエーションやコラボモデルなどの発売が考えられているのでしょう。また、外装カバーを外す事で拡張SSDスロットや、掃除機を押しつけることで本体内部に溜まったホコリを吸い出すことの出来るダストキャッチャーへアクセスする事が可能です。

■ 新型コントローラー「DualSense」

PlayStation 5 のコントローラーは「DualSense」となって近未来感のあるデザインに一新されましたが、基本的には PlayStation 4 の Dual Shock 4 が踏襲されています。但し、〇 と ✕ のボタンの役割が変更されるという大きな変化がありました。日本人的には 〇=決定 ✕=キャンセル だと思うのですが、世界的には ✕=決定(チェックボタン) 〇=キャンセル となっているそうで、世界標準的な流れに合わせる形になったようです。私たちにとってはちょっとこれは慣れるまで時間が掛かりそうですね。

充電端子は USB Type-C に移行しました。バッテリーは 1,560mAh のものを搭載しており、空の状態から満充電までの時間は約 3時間とのことです。ただ、USB Type-C が採用されたからといって USB Power Delivery規格に対応しているわけでは無く、実際にテスターで計ってみたところ、だいたい 5V・0.5A 程度で充電されるようでした。もちろん市販のスマホ用充電器を使って充電することができます。

DualSense

グリップの部分に滑り止め加工が施されているのですが、拡大してみて驚きました。PlayStation を象徴する 〇△▢✕ のピクトグラムが無数に散りばめられています。肉眼で見ることはまず無理だと思うのですが、なにかもの凄い拘りを感じてしまいます。

機能面については Dual Shock 4 からかなりの改良が施されています。PlayStation 5 にプリインストールされている「ASTRO’s PLAYROOM」というゲームはこれらの機能の紹介を兼ねているようですね。

  • ハプティックフィードバック

    従来の Dual Shock 4 ではグリップ部分に内蔵された小型のモーターの軸先に半円形の重りが取り付けられていて偏重心となっており、これが回転することでブルブルとした触感を得られるようになっていましたが、DualSense ではこの部分がフォスター電機製の筒状のアクチュエーターモジュールに置き換えられています。

    公開されている特許情報では「特開2020-92471」(「特許情報プラットフォーム(J-Palt Pat)」で検索可能)あたりのものがベースになっているようですね。極々かいつまんで言ってしまうと、スピーカーなどのボイスコイルの駆動に使われているアクチュエーター技術を応用したものになっているようです。従来の錘を回転させる方式と比べて応答性・追従性が向上し、繊細な動きの再現が可能になっているようです。この辺りは従前からヘッドホンやイヤホン・スピーカーなどを開発してきたフォスター電機ならではなのかも。

  • アダプティブトリガー

    DualSense コントローラーのもう一つ大きなポイントがこれ。トリガー部分にもウォームギヤ(ねじ歯車と斜め歯車の組合せ)を使ったモーターが組み込まれていて、トリガーを押し込んだ時に抵抗感を出せるようになりました。

    これによって弓を引く時に段々力が必要になっていく感じや、自転車のブレーキを強く掛けようとするとより強い力が必要になる感じなどの再現が可能になりました。「ASTRO’s PLAYROOM」でもこれらの体験が出来るのですが、思わず「おおっ!」と唸ってしまう程の驚きです。これには今後 PlayStation 5 用として発売されるゲームへの期待が膨らむばかりです。

  • 3.5mm イヤホンジャック
    DualSensexヘッドホン
    DualSense では手前側に 3.5mm イヤホンジャックが搭載されています。ここに市販のヘッドホンなどを接続するだけでなんと PlayStation 5 の売りの機能の一つである「3Dオーディオ」を楽しむことが出来ます。アクセサリとして用意されている「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」を買わなくてもこの機能を手軽に体験する事ができるというのは驚きでした。
    有線で接続するのが煩わしいという人は上記のヘッドセットを買うべきでしょうけどね。ちなみにジャックにヘッドホンを差せば自動的に音声の出力先が HDMI からヘッドホンに切り替わるので夜中でも気兼ねなくプレイすることが可能です。

DualSense については、ゲーム機器修理業者の ” TronicsFix ” というところが分解動画をアップロードしてくれているので興味のある方はご覧になってみて下さい。Dual Shock 4 から価格も上がってしまっていますが、これなら無理も無いなと思える程たくさんの機能が詰め込まれています。


ちなみに、DualSense を PlayStation 4 で使用することは出来ませんが、PC と USBケーブルで接続すれば 15ボタンの「Wireless Controller」として認識されます。そして驚いた事に USB DAC 兼スピーカーとしても機能するのか、コントローラーからモゴモゴと音が聞こえてきました(笑)。但し、現時点では公式ドライバが無いので DualSense として認識してくれるわけでは無く、ゲームをプレイするには色々と問題があるようで音量の調節などもできません(「Steam」上のゲームでは一応遊べるようです)。今後もし正式にドライバが用意されるようであれば面白いことになるかも知れませんね。

■ キーボードの使用について

オンラインゲームなどではチャットを利用することも多いかと思います。そこで、先日届いた Keychron K1 というキーボードを Bluetooth でペアリングさせてみましたが、問題無く使えることを確認することができました。もちろん有線でキーボードを繋いでも構いませんが、せっかくコントローラーも無線なのでここは Bluetooth接続のキーボードを推したいですね。今は様々な製品が選べるので自分に合った物を探してみると良いでしょう。


■ ストレージの拡張について

ストレージは標準で容量 825 GB、読み込み速度 5.5GB/s という超高速SSD が搭載されているのですが、ユーザーがゲームのインストールに使える領域は 667 GB に過ぎません。最近のゲームソフトは 1本で 100GB超なんてものも出てきているので心許ないのは事実でしょう。PlayStation 5 ではユーザーが自由に増設することの出来る SSDスロットが本体内部に用意されているのですが、残念ながらまだ利用することは出来ず、将来的なファームウェアアップデートで利用出来るようになるとのことです。

とはいえ、USB接続の HDD・SSD などの外部ストレージについては初回のファームウェアアップデートで既に利用出来るようになっています。実際、下の記事で紹介している今まで PlayStation 4 Pro で使っていた 4TB の HDD を繋いでみましたが、問題無く利用することができました。ここでちょっと驚いたのですが、PlayStation 4 の拡張ストレージにインストールしていたゲームは PlayStation 5 で再ダウンロードやフォーマットをしなくてもそのまま繋ぐだけでプレイ可能となりました。

但しこの外部拡張ストレージにインストールする事ができるのは PlayStation 4 用のゲームだけなのだそうです。PlayStation 5 用のゲームは本体内蔵の SSD にインストールするしか無いそうですが、本体の拡張スロットの件も含めてこのあたりは将来的なファームウェアアップデートによって改善される予定だとのことです。早く使えるようになることを期待したいところです。

尚、外部拡張ストレージとして利用出来るのは、「SuperSpeed USB(USB 3.0以降)」に対応した容量 250GB~8TB までの HDD・SSD で、exFAT形式でフォーマットする必要があるそうです。高速だけど高価な SSD か、低速だけど安価で大容量の HDD か、お財布と相談しながらということになりますね。

■ やはり PlayStation 4 Pro からアップグレードする価値はアリ

PlayStation 5 のローンチに間に合ったタイトルは「Demon’s Souls」や「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」など僅かです。ですが、PlayStation 4 との互換性が確保されているので今までに購入済みのタイトルはほぼそのままプレイ可能だという点はやはり大きいですね。

PlayStation 5 回線速度 ネットワークの速度も上がっているようで、回線速度テストでもこのくらいの値が出てくれました(有線LAN でv6プラス接続時)。IPv6 にもネイティブで対応したようで、アドレスの取得も出来ていました。Wi-Fi での接続も Wi-Fi 6 の IEEE 802.11 ax にまで対応しているようです。

ただ、私はまだ遭遇していませんがフリーズなどの不具合の報告も多数出ているようですし、システムが安定するまではしばらく掛かりそうですね。この辺りは初期型の宿命みたいな部分もあるでしょう。

大型の冷却ファンを搭載しているおかげか、動作中の音はソフトのインストール時などで BDドライブがフル回転している時以外は PlayStation Pro 4 よりかなり静かです。PlayStation Plus に加入していれば「PlayStation Plus Collection」として多数のゲームを追加料金無しで楽しむことが出来るので、この辺りを遊びながら PlayStation 5 向けのソフトが充実してくるのを待つのがいいでしょうね。

PlayStation 5 ではマルチメディア機能も大幅に強化されているのですが、今のところ純正のメディアプレイヤーは退化してしまっているようです。購入済みの映画については視聴することができましたが、いくつか登録してあったミュージックビデオ関係が再生出来なくなってしまった他、DLNA 経由の再生にも対応していないようです。PlayStation 4 のメディアプレイヤーも徐々に機能の追加が行われていましたし、こちらについても今後のアップデートを期待というところでしょうか。

Apple TV+ や Amazon Prime Video などのマルチメディア機能についてはまた近いうちに改めて使い勝手の違いなどをレビューしてみたいと思います。