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音光堂のバナナプラグ「 BP-146G 」を使ってみました

バナナプラグの使用には否定する意見があることは知っています。確かに余計な接点を増やすことになるので厳密に言うと音質への影響はあるのかも知れません。ただ、Marantz の NR-1608 のようなコンパクトな筐体にギュッと機能が凝縮された AVアンプではスピーカー端子などがぎっちり隙間なく並んでいて配線するのに一苦労なので、こうしたバナナプラグにしておくと機器のメンテナンスがとても楽になります。極性の判別もし易くなりますしね。

バナナプラグは実に様々なメーカーから発売されています。定番になっているのはオーディオテクニカの「 AT6301」や「 AT6302」辺りでしょうか。安価なモノの中にはプラグが太すぎて入らなかったり先端が取れてしまったりとあまり評判はよろしくないものもあるようです。上を見れば左右 1セットで 2万円越えなんてものあったりしますが、今回は音光堂から発売されている「 BP-146G 」というバナナプラグを使ってみることにしました。こちらは台湾企業の ODM生産品になるようです。

BP-146G 左右 4セットの 8本組です。24金メッキの施されたピン部分の材質はリン青銅(Phosphor Bronze)製です。その他の部材は真鍮製でシェルは黒く塗装されています。使用できるケーブルは φ4mm まで(内部のネジ止め部は Φ2mm まで)対応、これを左右からマイナスネジで締め込む方式で半田づけは必要ありません。かなりしっかり締め込めるのでケーブルが抜けてしまうようなことはないでしょう。取り付ける際はケーブルを締め付けるネジが小さいので精密ドライバーなどはあった方がよいと思います。

BP-146G-2 シェル部分を回してはずしてピンのネジを緩め、被覆を剥いたケーブルを差し込んで固定します。工作精度は上々で、ほぼ全て金属製なので意外に重量感と高級感があります。まずお試しで 1セット購入してみて気に入ったので結局もう 2セット追加で購入しました。プラグの部分はバネになっていてスピーカー端子にぬるっと絶妙の感覚で入っていきます。端子にぴったりとフィットし、きつすぎることもぐらつくようなこともありませんでした。
スピーカーケーブルはオーディオテクニカの「 AT6135/30 」を使用しています。OFC ケーブルとしては安価で、ホームシアターなど多ch のスピーカーを配置したシステムの構築にはスピーカーケーブルもかなりの長さが必要になるので、5.1ch のシステムならば 30m 巻のこれ 1巻で 8畳程度までカバーできるはずです。非常に柔らかくて取り回しがし易く変な癖が付くこともありませんが、ケーブル自体の重さが意外にあるので天井付近に這わせたりする場合は所々ケーブル用のステップルなどで固定しておかないと垂れてくると思います。

Zensor 3 に取り付け とりあえずAVアンプ側を 5ch 分バナナプラグ化し、余ったのでフロントスピーカー側にも取り付けてみました。少なくとも私の耳では音質に変化があったようには感じません。スピーカーケーブルは長期間使用しているとどうしても接続部分が酸化してしまい、清掃などの為に取り外すと接続し直す時に酸化した部分をカットしては被覆を剥いて接続ということを繰り返すことになって徐々に短くなっていってしまいますが、こうした問題も防げるかなと思っています。