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自転車ロードサービスまで付帯された au損保の自転車保険「Bycle(バイクル)」に加入しました

自転車、中でもロードバイクやクロスバイクといったスポーツ車は速度もかなり出せるため、落車や接触による事故に遭ってしまう可能性はどれだけ気をつけていてもゼロにすることは出来ないでしょう。自身が怪我をしただけならまだマシですが、歩行者などと接触して他人様に怪我を負わせてしまったといったニュースもちょくちょく見かけます。

自転車も「軽車両」ですから、自動車などと同様に、例え歩行者側の飛び出しなどが原因だったとしても不利な状況に追い込まれることも少なくありません。裁判によって高額な賠償が命じられるケースも増えているようです。

■ 自転車保険への加入を義務付ける動きが広がっている

保険は、何事も無ければ無駄になってしまう事が多いものですが、被害者・加害者になってしまってから後悔しても後の祭り。被害者・加害者双方の救済のため、自転車保険への加入を義務付ける都道府県・自治体は徐々に増えてきているとのこと。

令和2年4月の時点で全国 15都府県、8政令都市において条例によって自転車損害賠償責任保険等へ加入が義務付けられている他、10道府県で加入努力義務とされているそうです。

地方公共団体の条例制定状況(令和3年7月現在)
条例の
種類
都道府県
義務化 宮城県、山形県、群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、静岡県、滋賀県、
京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、愛媛県、福岡県、大分県、宮崎県、鹿児島県

千葉市、名古屋市、金沢市、岡山市
努力義務 北海道、青森県、茨城県、千葉県、富山県、和歌山県、鳥取県、徳島県、香川県、
高知県、熊本県

出典:au損保
この他、愛知県・三重県・熊本県が 2021年10月から、秋田県が 2022年4月から義務化されるそうです。

兵庫県では平成27年10月より、自転車損害賠償保険等への加入が義務付けられています。なんとこの自転車保険加入義務化の先陣を切ったのは兵庫県だったそうですね。

自動車の任意保険や火災保険などに既に加入している方は、基本補償内容や特約として付帯している場合がありますのでまずは確認して見て下さい。ただ、既に補償を受けれる状態であったとしても、保険の内容によっては別途自転車損害賠償保険にも加入しておいた方が良い場合もあるようです。

最近では自転車事故によって加害者側に 1億円近くの高額賠償判決が出ていることがあるそうです。このため、少なくとも以下の条件は満たしている保険に加入しておく事が望ましいとされているようです。

● 補償内容  : 対人賠償(死亡・怪我・後遺症など)
● 支払限度額 : 1億円以上

自転車保険は自動車のそれと比べるとかなり入りやすい価格設定になっています。自転車保険は大きく「賠償に関する補償」と「自分の怪我などに対する補償」の 2つに分けられていて、当然ながら何処までカバーしてくれるかは保険料に比例します。最低限の設定でも対人賠償は含まれている(賠償金額は差が出ますが)ので、後は自身の乗り方や頻度に合わせて選ぶのが良いでしょう。

義務化されている自治体に住んでいる方はもちろん、そうでない方も万が一に備えて加入しておくことを強くお勧めします。中には家族全員をカバーしてくれるものもあります。子供が運転する自転車が高齢者に衝突して意識不明としてしまったために 1億円近くの賠償命令が出たケースもあるそうなので、お子さんも自転車に乗るのであればそうした保険に加入しておくのが良いでしょう。

少し遅くなってしまいましたが私も加入しておくべく、いくつか調べてみましたので軽くまとめておきます。どれに入るか迷っている方の参考にして頂ければ幸いです。尚、詳しい内容はそれぞれの保険会社で必ずご確認下さい。

■ 「ひょうごのけんみん自転車保険」
            ( ≓ 損保ジャパン「サイクル安心保険」?)

この保険は、本人又は家族が兵庫県内で自転車を利用する場合(県外民でもOK)に加入することが出来ます。また、全日本交通安全協会(自動車運転免許の更新時に声を掛けてくるあの団体です)の「自転車会」への入会が必要となります。自転車会の会費は年間保険料に含まれているようですね。ローカルで申し訳ありませんが、とりあえず比較のために載せておきます。

入会は毎月 10日と 25日の 月2回が入会締め切り日となります。補償開始日はそれぞれ「当月の 15日(10日〆の場合)」、「翌月 1日(25日〆の場合)」の午前 0時よりとなっています。加入手続きは、クレジットカードで支払いたい場合は Web申し込み、銀行口座振替(ゆうちょ銀行可)で支払いたい場合は郵送による申し込みとなるようです。また、加入者票は、Web申し込みの場合は eメールで、郵送申し込みの場合は翌月以降に郵送で送られてくるようです。

● 自転車補償プラン

プラン名 年間保険料 賠償責任補償額 傷害事故補償
被保険者のみ 家族全員
プランA 1,640円 1億円

(家族全員)

示談交渉付
プランB 2,520円 死亡・後遺傷害 1,000万円
入院保険金(日額) 2,000円
プランC 3,530円 死亡・後遺傷害 1,000万円
入院保険金(日額) 2,000円
死亡・後遺傷害 750万円
入院保険金(日額) 2,000円

● 充実補償プラン

プラン名 年間保険料 賠償責任補償額 傷害事故補償
被保険者のみ 家族全員
プランD 1,940円 3億円

(家族全員)

示談交渉付
死亡・後遺傷害 75万円
プランE 3,370円 死亡・後遺傷害 1,000万円
入院保険金(日額) 2,000円
プランF 5,520円 死亡・後遺傷害 1,000万円
入院保険金(日額) 2,000円
死亡・後遺傷害 750万円
入院保険金(日額) 2,000円

「自転車補償プラン」と「充実補償プラン」の違いですが、大きくは賠償責任保証額と、傷害事故の対象が自転車事故のみなのか、その他交通事故を含むのかというところのようです。いずれのプランでも傷害事故の場合は業務中であっても補償対象となりますが、業務中の賠償事故は賠償補償の対象とはなりません。Uber EATS などで働いている方はご注意下さい。また、保険料は全て 2021年10月現在の金額です。変更される場合がありますので、補償の内容を含め、必ず申し込みサイトでご確認下さい。

引受保険会社が「損保ジャパン」となっていることから、基本的に同社の「サイクル安心保険」とほぼ同じ内容だと思って良さそうです(細かな補償内容の違いはあります)。

■ ニッセイ個人賠償プラン「まるごとマモル」

日本生命の自転車保険です。販売は、日本生命の他にあいおいニッセイ同和損保でも行われているそうです。ちょくちょく Amazon などで広告バナーを見かけますが、こちらの保険はニッセイトータルパートナー(昔の ” ニッセイのおばちゃん ” のことです)とのコンタクトが必須です。資料請求はオンラインからでも可能ですが、その後電話などが掛かってくるそうです。

補償の詳しい内容は「まるごとマモルの豆知識」という PDF を参照下さい。ここではかいつまんで概要だけ載せておきます。(上記 PDF は 2021年7月1日時点のものです。)

プラン名 年間保険料 個人賠償責任
危険保険金
傷害死亡
保険金
携行品損害
保険金
ホールインワン
アルバトロス
費用保険金
基本プラン 1,990円 無制限

(本人+
家族全員+
別居の父母)

示談交渉付
10万円
(本人のみ)
携行品プラン
(本人型)
3,140円 10万円
(本人のみ)
20万円
(本人のみ)
携行品プラン
(家族型)
4,410円 10万円
(本人+家族)
20万円
(本人+家族)
ゴルフプラン
(本人型)
6,400円 10万円
(本人のみ)
20万円
(本人のみ)
20万円
(本人のみ)

※ 2021年7月1日時点
上記の表は、被保険者本人の年齢が満69歳以下の場合のものです。70歳以上の方が被保険者となる場合は、傷害死亡保険金の減額がある他、携行品プランで家族型が選択できないようです。

一番安い基本プランでも賠償責任補償額が無制限であったり、自転車事故以外にも飼い犬が他人に怪我を負わせてしまったり、子供がお店で商品を落として壊してしまった場合なども賠償保証対象となるそうでう。また、本人と家族以外に別居中の父母までカバーされるなど手厚い補償内容が魅力ですが、この保険は「ドアノック商品」と呼ばれるもののようで、保険外交員との接触が必須である事からその後色々加入を勧められることがあろうかと思います。

■ 楽天損保「サイクルアシスト」

「サイクルアシスト」は、三木谷社長率いる楽天グループの楽天損保の傷害総合保険の自転車向けプランの名称です。「サイクルアシスト」の「保険料を楽天カードで支払い、楽天ID と連携させることで翌月の SPU が +1倍」されます。SPU が +1倍されるのは翌月のみですが、楽天経済圏で買い物をする方には非常に魅力が大きいのではないでしょうか。買い物金額によっては保険料がカバー出来てしまいます。

まだ楽天カードをお持ちでない場合は、先にカードを作成してからサイクルアシストの申し込みを行うことをお勧めします。普段の買い物でポイントも付きますし、楽天市場の SPU アップなどの特典もあります。比較的作成しやすいカードのようですので、1枚持っていてもいいかと。

尚、楽天市場で販売されている「楽天超かんたん保険」は SPUアップの対象外です。ただ、そちらはそちらで買いまわりなどの対象となるので、キャンペーンと組み合わせればかなりお得になるでしょう。

「サイクルアシスト」の内容を表にしておきます。変更される場合がありますので、契約前に必ずご自分でもしっかり内容を確認するようにしてください。

● 個人プラン

タイプ 年間保険料 賠償責任 死亡・
後遺傷害
入院保険金
(日額)
手術保険金
基本タイプ 3,000円 1 億円

(本人 +
家族 +
その他親族)

示談交渉付
250 万円 2,500 円 25,000 円(入院中)
12,500 円(それ以外)
安心タイプ 4,770円 500 万円 5,000 円 50,000 円(入院中)
25,000 円(それ以外)
充実タイプ 8,320円 1,000 万円 10,000 円 100,000 円(入院中)
50,000 円(それ以外)

※ 傷害事故補償は被保険者本人または18歳未満の子のどちらか 1人のみ
● カップルプラン

タイプ 年間保険料 賠償責任 死亡・
後遺傷害
入院保険金
(日額)
手術保険金
基本タイプ 4,180円 1 億円

(本人 +
家族 +
その他親族)

示談交渉付
250 万円 2,500 円 25,000 円(入院中)
12,500 円(それ以外)
安心タイプ 7,120円 500 万円 5,000 円 50,000 円(入院中)
25,000 円(それ以外)
充実タイプ 13,020円 1,000 万円 10,000 円 100,000 円(入院中)
50,000 円(それ以外)

※ 傷害事故補償は被保険者本人と配偶者の 2名
● ファミリープラン

タイプ 年間保険料 賠償責任 死亡・
後遺傷害
入院保険金
(日額)
手術保険金
基本タイプ 6,010円 1 億円

(本人 +
家族 +
その他親族)

示談交渉付
250 万円 2,500 円 25,000 円(入院中)
12,500 円(それ以外)
安心タイプ 10,770円 500 万円 5,000 円 50,000 円(入院中)
25,000 円(それ以外)
充実タイプ 20,320円 1,000 万円 10,000 円 100,000 円(入院中)
50,000 円(それ以外)

※ 傷害事故補償は被保険者本人、配偶者及びその他親族

「サイクルアシスト」の場合、自転車以外の賠償責任事故(他人の財物に損害を与えた場合)も補償対象となるそうです。尚、被保険者本人の年齢が満69歳以下の場合は 1年毎の自動更新となっています。自転車を処分するなどして保険契約が不要になった場合は解約を忘れないように。

また、とにかく少しでも安く済ませたい!というのであれば、下記の楽天市場で販売されているものを契約するという選択肢もありますが、補償内容が薄くなっていたりするので、内容をよく確認してから契約するようにして下さい(こちらは SPU 倍率アップの対象外のようです)。



■ au損保「自転車向け保険 Bycle」

あいおい損害保険と KDDI の合弁で設立された保険会社にルーツを持つ「au損保」の自転車保険です。KDDIグループらしく、保険料の支払いは auかんたん決済 と au PAY が利用出来るほか、クレジットカードやコンビニ払いなども利用可能です。「Bycle」の特色は、なんと言っても「自転車ロードサービス」が付帯していることです。内容を確認してみましょう。

保険料は 2021年10月4日時点のものです。一時払いの他に月払も可能ですが、こちらでは一時払いの保険料のみ掲載しています。自転車事故以外の交通事故で怪我をした場合も補償内容に含まれますが、保険金は自転車事故の場合の 1/2 となります。表では()内の金額が自転車事故以外の場合のものです。

● ブロンズコース

 一番ベーシックなプランですが、それでも他社に比べてかなり手厚い内容になっています。

コース 年間保険料 個人賠償
責任補償
死亡・
後遺傷害
入院保険金
(日額)
手術保険金 通院保険金
(日額)
本人 3,790円 最大 2億円
示談代行付
500万円
(250万円)
8,000円
(4,000円)
4万円 or 8万円
(2万円 or 4万円)

(ー)
家族 7,440円
本人・親族 6,200円

● シルバー

 シルバーコースでは、下記の表以外に 3日以上の入院で一時金が 4万円(2万円)支給されます。

コース 年間保険料 個人賠償
責任補償
死亡・
後遺傷害
入院保険金
(日額)
手術保険金 通院保険金
(日額)
本人 6,410円 最大 3億円
示談代行付
800万円
(400万円)
12,000円
(6,000円)
6万円 or 12万円
(3万円 or 6万円)
2,000円
(1,000円)
家族 13,980円
本人・親族 11,300円

● ゴールド

 ゴールドコースの場合は、下記の表以外に 3日以上の入院で一時金が 10万円(5万円)支給され、
 更に法律相談費用が 5万円まで、弁護士費用が 300万円まで賄われます。

コース 年間保険料 個人賠償
責任補償
死亡・
後遺傷害
入院保険金
(日額)
手術保険金 通院保険金
(日額)
本人 12,300円 最大 3億円
示談代行付
800万円
(400万円)
12,000円
(6,000円)
6万円 or 12万円
(3万円 or 6万円)
4,000円
(2,000円)
家族 21,980円
本人・親族 18,470円

いずれのプランも一時払いの保険料は 1年契約が基本ですが、2年契約として一括で支払うことが可能で、その場合 10% の割引を受けることが出来ます

★ 「Bycle」最大の特徴である「自転車ロードサービス」について ★


「Bycle」全てのプランには「自転車ロードサービス」が付帯しています。これは、自転車が事故や故障など自走できなくなってしまった場合に、「自転車ロードサービスカー」で希望の場所まで搬送してくれるという、自転車乗りには有り難くて涙がちょちょ切れるサービスとなっています。しかも、24時間 365日、いつでもトラブル現場に駆けつけてくれるというのだから凄い!

「Bycle」の自転車ロードサービスは、1年間に 4回まで利用することが可能で、自転車の搬送距離が 50km 以内であれば無料となります。パンク程度であれば応急処置でなんとかなるでしょうが、ディレーラーの破損やスポークの破断など、自走不能となってしまうアクシデントも無縁でいるというわけにはいきませんので非常に心強いサービスではないでしょうか。

救助の要請は、「自転車の日」というスマホアプリから行うようです。iOS版、Android版それぞれ用意されているので、「Bycle」の契約者は入れておいた方が良いでしょう。ただ、このアプリ、ちょっと評価があまり宜しくないですね・・・。救助に中々来ないなんてレビューも見かけるので、あまり信用しすぎるのも良くないのかも知れません・・・。あ、ちなみに同乗して帰ってくることは出来ないようです。


ロードサービスについて詳しくは下記のページに書かれているので一読して見て下さい。サービス提供地域は島嶼部を除いて一応はほぼ日本全国がカバーされているようです(淡路島は駄目っぽい)。

自転車ロードサービスプレミアム(au損保)


実際に救助に駆けつけてくれるのは「プレステージ・コアソリューション」という会社のようです。au損保の自転車のロードサービス以外にも水回りのトラブルや玄関の鍵の紛失、窓ガラスが割れたなどの対応も行っている会社のようで、ロードサービス専門という訳では無いようです(もちろんロードサービス以外は「Bycle」には含まれません)。

au損保では「Bycle」以外に、スポーツ・レジャー中など日常の怪我の補償も含まれた「Bycle Best」、70歳~89歳までの高齢者向け自転車保険の「Bycle S」などのプランもあるようです。70台はまだしも 89歳で自転車・・・乗るのかな(笑)。

■ ZuttoRide「CycleCall」

au損保「Bycle」同様、「自転車ロードサービス」が利用できるのが、ZuttoRide の「CycleCall」です。入会はインターネット申込のみとなっており、その分費用も抑えられているようです。

こちらの内容も確認してみることにしましょう(年会費は 2022年5月時点のものです)。

● プラン S

 「自転車ロードサービス」のみのプランです。自転車賠償責任保険は付帯しない点にご注意!

年会費(税込) 自転車ロードサービス
3,400円 無料搬送(年 4回、1回あたり 50km まで)

● プラン M

 「自転車ロードサービス」に自転車賠償責任保険が付いた基本プランです。

年会費(税込) 自転車ロードサービス 自転車賠償責任保険 示談交渉サービス
4,300円 無料搬送(年 4回、1回あたり 60km まで) 最大 1億円

● プラン L

 「プランM」から「自転車ロードサービス」の搬送距離が伸びたプランです。

年会費(税込) 自転車ロードサービス 自転車賠償責任保険 示談交渉サービス
5,200円 無料搬送(年 4回、1回あたり 100km まで) 最大 1億円

「CycleCall」にはいくつか注意点があります。契約する際は内容を良く確認し(会員規約PDF)、納得できた方のみ契約するようにして下さい。

① サービスが受けられるのは 1契約につき 1台のみ

 入会時に申請する防犯登録ステッカーの登録番号が必要になります。防犯登録番号と「CycleCall」が
 紐付けされるため、自転車を何台か保有している場合はそれぞれに契約が必要です。自転車を買い換
 えた場合の登録車輌の入れ替えは可能です。

② サービスを受けられるのは契約者本人のみ

 契約済みの自転車を家族が使用していた場合はサービスを受けることは出来ません。ロードサービス
 だけでなく自転車賠償責任保険についても対象外となるのでご注意下さい。

また、通勤通学時の事故は補償対象となりますが、職務遂行中の事故は補償対象外です。ロードレースやトライアスロンなど、競技中の事故も補償対象外です。但しブルベなど、競技でないサイクリングイベント中の事故については保証対象となるそうです。

 



■ 検討の結果、「Bycle」の 2年契約を行いました

いくつか保険の内容を見てきましたが、やはり au損保の「Bycle」に含まれている「自転車ロードサービス」の魅力が大きかったため、こちらに加入することにしました。補償内容も他社と比べて一段上という感じなのですよね。示談交渉はほとんどの自転車保険に付いているようですが、入院や手術になってしまった場合の補償の手厚さも魅力です。

「Bycle」を契約することが出来るのは、18歳以上の日本国内在住の個人です。また、申し込みは日本国内から Web で行う必要があるようです。保険金は解約返戻金のない「掛け捨て」タイプです。生保ではありませんので、病気などの保障はありません。

私は「本人タイプ」の「ブロンズコース」で「2年間」の一時払としました。この場合、怪我の事故の補償範囲は。「交通傷害」+「自転車搭乗中等の傷害2倍支払特約」となるようです。

【交通傷害】

①運行中の交通乗用具(自転車、自動車、電車、バス、航空機、船舶等)との衝突、
 接触等の事故
②運行中の交通乗用具に搭乗している間の事故
③乗客として駅の改札口を入ってから出るまでの駅構内における事故
④工作用自動車との衝突、接触等による事故
⑤交通乗用具の火災による事故 等

【自転車搭乗中等の傷害2倍支払特約】

「自転車に乗っている間の事故」または「自転車に乗っていないときに運行中の自転車と衝突・接触した事故」によってケガを被った場合に、死亡保険金、後遺障害保険金、入院一時金、入院保険金、手術保険金および通院保険金を2倍にしてお支払いする特約です。

自転車の日アプリ 「保険開始日」は、申し込みから 30日以内で任意の日付を指定することが出来るようです。次に乗る予定の日からにしておくのが良さそうですね。「重要事項説明書」をよく読んで、必ずダウンロードして保管しておきましょう。2年払いで 6,820円となりました(保険料は変更される場合があります)。

契約内容は、上でも紹介している「自転車の日」というアプリでも確認することが出来ます。自分の自転車の防犯登録ナンバーや車体ナンバーも登録しておくことができるので、万が一の盗難にも備えておくことが出来ます。事故に遭ってしまった場合の連絡や、ロードサービスの要請などもこのアプリから行えるので入れておかない手は無いでしょう。
何度か書いていますが、今回記事で紹介した保険の内容は、記事執筆時点(2021年10月6日時点)のものです。できる限り不正確な内容にならないよう注意を払って書いていますが、何分保険に関してはド素人が書いた記事です。ご参考にして頂ければ幸いですが、保険の内容に変更が生じる場合もありますし、ご契約される前には必ずそれぞれの保険契約の内容をしっかりと確認して頂きますようお願い申し上げます。

ともあれ、これで一安心です。当然ながら自転車保険に加入したからと言って事故を起こして言い分けは無いので、十分に注意を払いながらサイクリングを楽しんでいきたいと思います。あと、整備不良にならないように気をつけたいですね。


※ 追記 ※


幸いな事に 2年間、事故も無く過ごすことが出来ましたが、「Bycle」の契約更新の時期を迎えましたので、この機会に契約コースを「ブロンズコース」から「シルバーコース」に引き上げました。

Bycle 更新

「ゴールドコース」なら万一の時にも弁護士費用や法律相談の費用の補助が出るので心強いことこの上ないのですが、さすがに保険料が上がってしまいますからね・・・。「シルバーコース」でも入院だけで無く、通院にも保険金が出るので、自爆事故の可能性の高い自転車ではかなり安心感が得られます。もちろん、事故なんて起こさないに限るので、可能な限り安全に配慮した走行を心掛けるつもりですが。

「Bycle」では、2023年11月から「自転車ロードサービス」の内容が拡充されました。これまでは自宅からの自転車搬送や、出張修理サービスなどは受けることが出来ませんでしたが、それらが可能になっています。尚、出張修理については、10時~18時までの受付で、原則翌日以降の予約対応となるそうです。

自走不可能だけどなんとか自宅までは持って帰れたというような場合にも自転車店への搬送を頼むことが出来るようになったようなので、これはかなり有り難いサービス拡充ではないでしょうか。
(2023.11.5)