(新)タイトルいつ決めるのさ

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クロスバイクのペダルに「トゥクリップ」を取り付けました

寒いですね。あまりに寒いので最近はせいぜい買い物に使ったりする程度で、あまり長い距離のライドには出ていませんが、春に備えて(?)愛用のクロスバイクのメンテナンスとカスタマイズは継続中です。

先日、TREK FX 3 Disc のペダルを三ヶ島製作所の「SYLVAN TOURING NEXT」に取り替えましたが、ペダル交換はかなり費用対効果の高いアップグレードだと思います。足裏への食い付きが良く、購入当初に付いていた最低限の製品と比べて明らかにペダリングし易くなりました。見た目も格好良くなりますしね!

今回はこの「SYLVAN TOURING NEXT」を更に使いやすくするべく、「トゥクリップ」を取り付ける事にしました。「引き足」が使えるようになるので、登坂時に威力を発揮してくれるはずです。

■ 三ヶ島製作所の超々ジュラルミン製トゥクリップを購入!

「引き足」を効果的に使いたいのならやはりベストはビンディングペダルとビンディングシューズの組合せにすることなのでしょうが、うちの FX 3 Disc はロングライドに出掛けるときだけでなく普段の買い物にも使うので、スニーカーでさっと乗れるフラットペダルの方が便利なのです。

トゥクリップ自体は学生の頃に通学で使っていたマウンテンバイクに付いていたので抵抗はありませんでした。登りが楽になるというのも経験的に知っていますしね。トゥクリップもペダル同様色んなメーカーから出ていますが、それ程値が張る物でも無かったので、ここは「SYLVAN TOURING NEXT」と同じ三ヶ島製作所の製品を使ってみる事にしました。


トゥクリップのサイズについては三ヶ島製作所さんが「How to select proper Toe Clip」という PDFファイルを公開してくれていますので、参考にするのが良いでしょう。私は 26.5cm のスニーカーで使うのに Mサイズを選びましたが、サイズに迷うようであれば大きい方を選んでおくのが安心かなと思います。靴が入らなかったりすると悲惨ですし、ぎゅうぎゅうだと装着に手間取りそうです。

トゥクリップ-1 トゥクリップ重量


左右ペアになっており(左右の指定はありません)、トゥクリップ本体の他に取付用のボルトとナットが付属していました。トゥクリップ自体はジュラルミン製(!)ということで非常に軽く出来ており、左右合わせて 23.5g ほどしかありませんでした。重量に関してはほぼ無視できるレベルかと。

取り付け前 取り付け後


今回はトゥクリップ付属のボルト類は使わず、反射板を固定していたボルトに挟み込む形を取りました。さすが同じメーカーから出ているだけのことはあって、取付には何ら問題なし。ブラックのカラーバリエーションがあれば・・・とは思いましたが、まあこれはこれで。

■ ストラップを装着!

三ヶ島製作所さんのトゥクリップには純正のストラップも用意されています。実はこのストラップ、トゥクリップと同時に発注したのですが、タイミングが悪かったらしく 2週間ほど待つことになってしまいました。いやほんと、自転車関係も部品供給が追いつかない状態が色んな所で起きているようですね・・・。


ストラップは革製のものも売られていておしゃれですが、濡れたりした後しっかり乾かさないまま放置するとカビが生えたりすることがあるようです。遠出していて途中で雨に遭ってしまうこともあるでしょうから、ストラップの素材はナイロン系のものの方が良いのでは無いかと思います。

ストラップ-1 ストラップ金具部分


届いてまず驚いたのがその長さ!なんと 42cm もありました。適当に丸めるなり巻くなりして詰めればいいのに、久々に Amazon の巨大な箱でこのストラップだけが送られてきましたよ(苦笑)。安価な製品にも関わらず作りの良さも素晴らしいです。ステンレス製のバックルには MKS や JAPAN の刻印も。

走行テスト時 ストラップ調節


ストラップが長いので、普通にペダルにストラップを通しただけでは先っちょがかなり余ってしまいます。走行中に何かに引っ掛けたりするのも怖いので、ペダルの軸にぐるっと巻き付けるような形で取り付けてみたところ、ちょうど良い長さになりました。

早速試走に出掛けてみましたが、やはりかなり違いがありますね。しばらくの間はストラップの締め付け具合の調整で試行錯誤することになるでしょうが、ポジションさえ決まってしまえば非常に快適なペダリングが出来るようになります。「引き足」が使えるようになったことで、登坂時の効果も期待通り。長距離ライドに出掛けた際には疲労度軽減にも結構関わってきそうな感じです。

反面、トゥクリップとストラップの組合せは、万が一事故などに遭って落車してしまった場合に脚が上手くペダルから外れず、怪我の程度が大きくなってしまう危険性もあります。この辺りはスキーのビンディングのように、強い衝撃が加わると勝手に外れるように出来ている自転車用のビンディングシューズの方が安全だろうと思います。ストラップは少し余裕を持たせた締め付け具合にしておくのがよいでしょう。

■ 「蹴返しパーツ」も装着!

さて、フラットペダルがより漕ぎやすくなるトゥクリップですが、ペダルの重量バランスが崩れるため、どうしても停車中はトゥクリップが裏返ってしまいます。乗車時にはペダルをつま先で弾いて反転させなければなりません。右足は停車したままで装着出来るから別にまあいいんです。問題は左足。特に上り坂の場合、さっとつま先をトゥクリップに入れられればいいのですが、モタモタしていると速度が落ちてしまってなかなか装着出来ないことがあります。交通量の多い場所ではフラフラして危険なのですよね。

ひっくり返ってしまっているペダルを少しでも装着しやすくするために、「蹴り返しパーツ」なるものも販売されていたので、こちらも買って取り付けておくことにしました。


セット内容 こちらもペダルと同じ三ヶ島製作所製で、「蹴り返しパーツ」と取付用のボルト・ナットがセットになっています。こちらもアルミ製で軽く作られており、ボルト・ナットを除いた「蹴り返しパーツ」自体の重量は左右セットで 9g ほどでした。MKS や JAPAN の刻印も見て取れます。
Amazon のレビューではリフレクターと一緒に取り付けられないと書かれていましたが、ちょっと強引であるもののこのようにリフレクターを付けた状態でも取り付けは可能でした。リフレクターから出ているボルトにそのままナットを締め付けて取り付けています。リフレクター自体に厚みがあって丈夫そうなので、多分問題無いでしょう(笑)。

取り付け例 使用例


ペダル裏から見るとちょっと先っぽが出ているだけに見えると思いますが、あるとないでは大違い。スニーカーなんかでは結構足裏の感覚も分かりますし、ペダルを反転させて足先を入れやすくなりました。トゥクリップを取付用と思っているのであれば一緒に買っておいて損は無いパーツだと思います。