(新)タイトルいつ決めるのさ

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淡路島へ自転車で渡る新たな方法の実現なるか?須磨と淡路島を結ぶ新航路「スマアワ Ship & Cycle」の実証実験が行われるそうです

現状神戸・明石方面から自転車で淡路へ渡るには、車やバス(輪行)で明石海峡大橋を渡るか、「淡路ジェノバライン」という明石と淡路島の岩屋を結ぶフェリーに乗るしかありません。ですが、朝 5時から夜 11時まで 1時間に 1~2本程度の間隔で運行されているため利便性は悪くないです。” アワイチ ” で利用される方も多いでしょう。

実は明石海峡大橋には計画の初期段階で鉄道を通すというプランもあったのですが、費用面や政治力の違いなどもあって鉄道は瀬戸大橋の方に取られてしまいました。淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋も下部に鉄道を通すことの出来る構造になっているため、もし計画が実現していたらと思うと残念でなりません。

大阪からなら深日(ふけ)から「深日洲本ライナー」というフェリーを利用する手もあるようですが、毎年期間限定で土日祝日のみの運行となっているようです。運行する日は 1日8便(4往復)あるようですが、完全予約制(空席があれば当日乗船も可能)となっている点にはご注意下さい。

■ 須磨から淡路へ ~スマアワ Ship & Cycle ~

そこに今回事業化可能性の検証と課題の洗い出しを目的として、2022年10月8日(土)、9日(日)、15日(土)の 3日間に須磨と淡路島を結ぶ海上ルートの実証実験が行われることになりました。

航路は、須磨ヨットハーバー東隣の岸壁から淡路島の「あわじ交流の翼港」の間となっています。「あわじ交流の翼港」は、淡路ジェノバラインの乗船場所である岩屋よりは少し南にあり、グランドニッコー淡路(旧ウェスティンホテル淡路)のすぐ側にある ” 海の駅 ” です。10月ということなので、ちょうど国営明石海峡公園では秋桜が見頃を迎えているかも知れません。

航路

募集定員は 1便あたり 100名。自転車の持ち込みは 30台までです。乗船料は大人 1,000円、小学生 500円、小学生未満は無料です。尚、自転車の持ち込みは別途 300円が必要です(輪行袋使用時も同様)。これは片道料金なので、自転車を持ち込んで往復する場合は 2,600円となります。

完全予約制となっており、乗船予定日の 5日前までに以下のサイトから予約しておかなければなりません。尚、予約は先着順となっており、どうやら予約申込時に往復セットで申し込まないといけないようです。予約申込時に自転車持ち込みの有無や、レンタルサイクルの希望を申し込んでおく流れになります。

運行ダイヤは以下の通り。出航時刻の 15分前までに受付を済ます必要があるそうです。

乗船受付開始 出港時刻 入港時刻
往路(須磨 → 淡路島) 08:15 09:00 10:00
復路(淡路島 → 須磨) 15:15 16:00 17:00

時間がね・・・。ちょっと厳しいです。淡路での滞在可能時間が 5時間ほどしかありません。” アワイチ ” は全長約 150km 程ということですから、日帰りしようとすると休憩時間も含めて平均 30km/h 以上で巡航しないと帰りの船には間に合いません。まあ 8日出発なら帰りは 9日にしてもいいようですから、1泊して美味しいものでも食べてゆっくりしてくるというのはアリかも知れませんね。

「イザナギコース」と呼ばれる淡路島の北部のみを廻るコースならば全長 55.8km でほぼ平坦な道程ということなので、さすがに温泉に浸かったりする時間は無さそうですが少し寄り道しながらでもクロスバイクで行けそうです。もし私が参加するとしたらこちらのコースですかね・・・。

船ですので、当然荒天により欠航となる場合があります。また、新型コロナの感染拡大などの理由で予告なく中止となる場合もあるとのこと。一方、自己都合でのキャンセルにはキャンセル料が発生する(20日前から段階的にキャンセル料が上がり、当日キャンセルで 50%)点にもご注意ください。

正式に運行が始まった場合に便数が増えるのかといったことは現時点では不明です。まあそういったことを検証するための実験ということでしょう。ただまあジェノバラインの利便性が高いのでこのままでは採算等厳しいでしょうね。料金もあちらの方が安いですし、とにかく時間的な融通が効くのは大きい。

淡路島と四国を結ぶ「大鳴門橋」では 2019年頃から橋の下部に自転車専用道を設けるという計画が検討されているようです。実現すれば自転車に乗って淡路島から四国へ渡り、1周して帰ってくることも出来るようになるかも知れませんね。

今回の企画、私自身はまだどうしようか決めかねています。ブログネタ的には美味しそう(笑)なので参加してみたいところなのですが、先着順で 5日前までに予約が必要というのがね・・・。10月は比較的天候は安定しているだろうとは思うのですが、台風が当たってこないとも言い切れませんからねえ。まあギリギリまで待ってみて空きがあるようなら参加するかも知れません。


※ 追記 ※


申し込むべきか、はたまた見送るべきか悩んでいたのですが、先日サイトを確認して見たところ、なんと「自転車持ち込みのお客様へ、満席(予約受付終了)のお知らせ」という文言が掲載されているではありませんか!記事を公開した時点ではまだ受付中だったはずなのですが、何故か上記のお知らせの日付が 29日になってる(苦笑)。人間だけの乗船なら現時点でまだ 8日と 15日の便には空きがあるようです。

まあ各便自転車の持ち込みは 30台までとされていたので早めに埋まってしまうかも知れないなとは思っていたのですが正直予想外でした。みんなあまり天候のこととか気にせず予約入れちゃうんですね・・・。

今回の実験便にはご縁がありませんでしたが、そのうち淡路にはジェノバラインを使って行ってみようと思います。ようやく少し涼しくなってきましたし、ジェノバラインの方が圧倒的に時間の融通が効きますからね。でもやっぱりちょっと残念だったな・・・。
(2022.9.10)