チェアリングを行う際に、地面に直に食べものや飲み物を置くのがどうも気になるので、コンパクトに収納して自転車で持ち運ぶ事の出来るミニテーブルを探していました。定番はやはり「ゆるキャン△」でリンちゃんが使っていた CAPTAIN STAG の「アルミロールテーブル」になるのでしょうか?価格が安く、無難なデザインで耐荷重も 30kg もあるので、そりゃ人気にもなるわなと納得の逸品だと思います。
ただ、余りに一般的すぎてブログ記事としては美味しくない(笑)。ということで、「VENTLAX」というブランドの「ALUMINUM SOLO TABLE」という製品を買ってみましたので簡単にご紹介しておきます。
■ 「VENTLAX」とは?
「VENTLAX」は、2016年に関西国際空港のある大阪泉州地方で創業したアウトドアブランドです。それまでは軍放出品やヴィンテージミリタリーグッズの輸入販売などを行っていたそうです。公式のオンラインストアは ⬇。Amazon や楽天市場でも公式ストアを設けているようですね。
「ねこてんちょー」という方が代表となり、「高価ではなく高品質なキャンプギア」をコンセプトにラグジュアリーでミリタリーライクな製品を開発されているそう。今回ご紹介するミニテーブル以外に、キャンプギアをまとめて運ぶことの出来るアルミコンテナ「PANDORA」や、コット、タープ、焚き火グッズなども販売しています。風車のようなブランドロゴもいいですね。
■ 「ALUMINUM SOLO TABLE」を組み立ててみます
それでは早速組み立てて実際の使い勝手を確かめてみることにしましょう。
「ALUMINUM SOLO TABLE」収納時のサイズは、だいたい 380x150x30 mm くらい。重量は専用の収納袋に入れた状態で約 680g で、3枚の天板と左右の脚から構成されています。
別に裏返さなくても組み立てることは出来ますが、分かりやすいようこのようにしています。全くの初見だとどう組み立てたらいいのかちょっと分からないかも知れないですね。
脚の差し込み口のある天板にステンレスの脚を差し込み、少し中央寄りにある溝に脚を引っ掛けます。
左右それぞれの脚を差し込み、上のような状態に組み立てます。脚がしなって曲がっていますが、これで正常です。真っ直ぐな状態に戻ろうとする反発力で強度が出るようになっていますので。
両方の脚を差し込んだらひっくり返します。
脚を溝に引っ掛ける感じで中央の天板を取り付けます。
これで完成!まあ収納袋から取り出して折り畳まれた脚を広げれば即座にテーブルになるというほど簡単ではありませんが、慣れれば問題ないでしょう。組み立て後のサイズは、375x350x100mm となります。テーブルの高さがもう少しあるとより良かったのですけどね。
組み立て・収納にやや手間が掛かるのは事実ですが、天板を 3枚組み合わせて使うタイプなので、このような携行型の簡易テーブルとしては天板面積がかなり大きい方ではないでしょうか。ストーブで調理しながら手前に小さいまな板を置くなんて使い方も出来ると思います。テーブルの端には落下防止のエッジ加工がされているので、コロコロと転がって箸などが落ちたりしにくくなっています。脚が細いので強度的に不安がありましたが、耐荷重 15kg を謳うだけのことはあって思いのほかしっかりしていますね。
国内メーカーの製品なので、エッジで手を切ったりしないよう仕上げも丁寧です。調理、食事以外にもチェアリング中に読みかけの本を置いたりカメラを置いたりと色々と役に立ってくれそうです。