大がかりなメンテナンスは行きつけのショップにお願いするとしても、ある程度の整備は自分で出来るに越したことはありません。とは言え、ロードバイクやクロスバイクなどの所謂 ” スポーツ車 ” を自分でメンテナンスしようとすると、ある程度の知識は身につける必要があります。今はもう YouTube にたくさん上がっている How to 動画を参考にして済ませてしまう方が多いかも知れませんけどね。
iPad などに動画を映しながらメンテナンスするのも良いとは思いますが、私の場合はやはり書籍版が手元にある方が便利かなと思ったので、1冊購入しておく事にしました。この手の解説書はやはり内容を見てから購入したかったので、明石の駅前にあるジュンク堂書店へ。何冊か読み比べた上で一番わかりやすく感じた、鏑木裕氏著の「すべてがわかる! ロードバイクメンテナンス入門」を買う事に。
「最新版」とは書かれていますが、実はこの書籍、初版が発行されたのが 2018年2月で、何度か増刷はされているものの未だ改訂はされておらず、記載内容が 5年半も前の時点で止まってしまっているのが難点なのですよね。どうもこのところこの種の自転車整備解説書は新しいものが出版されていないようです。
なのでさすがに最新の無線式コンポ(シマノの Di2 など)には対応していませんが、工具の紹介やバーテープの巻き方、タイヤ交換からホイールの振れ取りや油圧式ディスクブレーキのエア抜きまで(どこまで自分でやるかどうかはともかく💦)を多数の写真を用いて非常に分かりやすく解説されています。
以前から追加でパーツを付けたり、注油や洗車、極簡単なメンテナンスは自分でやるようにしていましたが、もう少し出来ることを増やしたいと思っていましたので、少しずつ身につけていこうと思います。