週末の天気が安定してそうだったので少し足を伸ばしてポートアイランドにあるという ” BE KOBE ” のモニュメントを見に行ってみることにしました。実はこのモニュメント、神戸市内に 3箇所設けられています。1つは今回のポートアイランドの「しおさい公園」内に、1つはメリケン波止場の「メリケンパーク」内に、そして最後の 1つは北区にある呑吐ダムの貯水湖である「衝原湖」に設置されています。
メリケンパークの方のモニュメントは何回か前を通っているのですが、場所がいいせいかいつ行っても人が多くてなかなか人の居ない写真を撮ることが出来ていません。平日の午前中とか深夜にでも行かないと難しいかも知れませんね。週末なんかは写真を撮る列が出来ている始末です(苦笑)。
「衝原湖」の方はそろそろ紅葉が綺麗になって来そうなので、近いうちに行ってみようと思っています。ただ、神戸って ” 南北の移動=登坂 ” ですからね。ちょっと覚悟して行かないといけないかなと。
■ まだ神戸では少ない「自転車レーン」のある道を通って三宮方面へ
「自転車レーン」を設置する自治体が増えて来ているようですね。神戸市はこの面ではかなり出遅れている方だったと思いますが、最近ようやく本腰を入れて整備を始めてくれたようです。とは言え、「こちら(PDF)」は 2020年6月に公開された神戸市建設局の資料ですが、神戸市内では令和元年度末の時点で僅か 13.6km 程しか自転車レーンの設置がされていないそうです。まだまだこれからですね。
出典:神戸市自転車活用推進計画資料(2020.6)
神戸市の西部から三宮方面に向かう場合は、ヴィッセル神戸のホームスタジアムのある御崎公園辺りから中央卸売市場の辺りまでが自転車レーンが整備されている区間になります。左の写真の信号の奥からブルーのラインが車線上に引かれているのが分かるかと思いますが、これが自転車レーンです。歩道だと縁石があったりして結構でこぼこしていて自転車だと走りにくいですが、元が車道ですからね。非常に快適に走行することが出来ます。いや有り難い。
自転車レーンの「逆走」ですが、やっぱりちょくちょく居るようですね。大体がママチャリに乗ったおばちゃんのようですが、多分一方通行だということを理解してないんだろうと思います。自転車レーンって車道に設置されているわけですから危ないのですけどね。怖い物知らずというかなんというか・・・。
■ ポートアイランドで ” BE KOBE ” !
三宮方面からポートアイランドに自転車で渡るには「神戸大橋」を通る必要があるのですが、この橋の登り口の辺り、非常にゴチャゴチャしていて分かりにくいのですよね。車でポートアイランドに行こうとした際も、間違えて大阪方面に向かうハーバーハイウェイに乗ってしまった(私だけ?)ことがあります。目印はこの神戸税関の建物。この交差点を東に渡ったところに自転車で上れる橋の登り口があります。橋には歩行者も居るのでスピードには注意。
真っ赤に塗られたアーチ型の神戸大橋は遠くから見ていても綺麗ですが、上から見る風景もなかなかのものです。橋の全長は 319m で、橋の上層が三宮方面行き、下層がポートアイランド行きと車道が分かれたダブルデッキ(2階建て)構造になっていて、歩道は下層階の車道の両側に設置されています。
本日の目的地 ” BE KOBE ” モニュメントは、ポートアイランドの西岸、神戸学院大学と兵庫医療大学のキャンパスの隣にある「ポーアイしおさい公園」に設置されています。詳しい場所は以下の地図の通り。
日曜日の午後だったので混雑しているかもと思ったのですが、10人程度がちょっと離れて写真を撮っている程度でした。天候が今ひとつだったせいもあるかも知れません。ただ、写真を撮っている人が居る中でモニュメントの真ん前に自転車を置いて撮影する勇気はちょっとなかったので(小心者なんです)少し離れた場所からパチリ。夜間はちょっと怪しげにライトアップされるみたいです。
■ 更に足を伸ばして神戸空港へ
当初の目的地であったポートアイランドの ” BE KOBE ” モニュメントまで行って写真を撮る事も出来たので「さて帰るか」と思ったのですが、まだ余力はありそうだったので、もう少し足を伸ばして神戸空港まで行ってみることにしました。実はまだ神戸空港って行ったこと無かったのですよね。
ポートアイランド南端から神戸空港島へアクセスする「神戸スカイブリッジ」の登り口です。道路脇に幅の広い歩道があるので自転車でも安全に渡ることが可能です。橋の全長は約 1.2km。下を船が通る関係で真ん中に向けて高くなっているので行きも帰りも長い登りがあります。たいした斜度ではないのですが、個人的に見通しのいい直線の登りって嫌いです(笑)。
空港島に渡ってすぐの辺りに、2019年末に世界初の液化水素運搬船として進水した「すいそ ふろんてぃあ」が停泊していました。ここは液化水素荷役実証ターミナルの「Hy touch 神戸」という場所なのだそうで、マイナス 253℃ まで冷却して体積が気体の状態の 1/800 にまでなった液化水素を積み下ろしする実験などを行っているようです。将来的にはオーストラリアに建設している褐炭ガス化・水素精製プラントからの輸入を考えているみたいです。面白い船を見ることが出来ました。
空港島へ渡ったところで地図を見ていると島の端っこに緑地があるようだったのでちょっと行ってみることにしました。最近流行だというグランピングも行える結婚式場が併設されているようです。
ここ、天気が良ければ結構な穴場かも知れません。今はコロナで発着回数もかなり減ってしまっていますが、飛行機の離着陸をかなり間近で見ることが出来るようです。遊泳や釣りなどは禁止されているようですが、ボーッとするには格好の場所では無いかと思います。砂浜は人工で外の海には繋がっていません。波に攫われてしまうでしょうしね。気持ちよかったのでここで 30分ほど潰してしまいました(笑)。
空港島の入り口付近にある空港ビルまで戻り、4F の展望デッキへ。展望デッキはちょっとした公園のようになっており、誰でも無料で入ることが出来ます。空港ビルは結構混雑していました。そりゃあみんな旅行に行きたかったですよね・・・。
ちょうどスカイマークの B737-800 が離陸準備を行っていましたのでそれを見送ってからこの日は帰路に着きました。飛行機を撮るならやっぱり望遠レンズが欲しいななどと思ってみたり・・・。35mm換算 105mm ではこれが精一杯です。結局空港ビルでも 30分以上ゆっくりしてしまい、真っ暗な中帰ることに。明るいうちに帰ってくる予定だったはずなのですが、まあいつもの事です。
■ 走りやすい道もだいぶ分かってきました
少しですが最長ライド距離更新です。記録を見ていて気付いたのですが、三宮とポートアイランドを結んでいる「神戸大橋」よりポートアイランドと空港島を結んでいる「神戸スカイブリッジ」の方が高さがあるのですね。どうりでなんか疲れるなと思っていました(笑)。
ほんとうは大倉山にある「もっこす」の本店でラーメンを食べて帰ってくるつもりだったのですが、空港島でゆっくりし過ぎたので もっこす 前に付いたのが 18時前。食事時に差し掛かっていることもあってか外から覗いたところ結構混んでいたので断念してそのまま帰ってきました。久しぶりに食べたかったのですけどね。まあ、もっこす は近いうちにリベンジするとしましょう。
ようやく涼しくなってきたと思ったら冷え込みすぎたり一転暑い日に戻ったりと気温の上下が激しいですね。一旦はかなり収まっている新型コロナですが、またいつぶり返してくるか分かりませんので、どなた様もどうか体調には充分お気を付け下さい。