4月24日付で掲載されていた ITmedia エンタープライズの以下の記事の中で無料で配布されているセキュリティ教本の紹介がされていました。
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が公開している中小・零細企業、NPO向けのセキュリティハンドブックを紹介した記事なのですが、別途公開されている個人向けのハンドブックと共に図表入りでとてもわかりやすく解説されているので、私のような素人でも非常に読み安く感じました。特に黄色い表紙の個人向けのハンドブックは内閣サイバーセキュリティセンター以外にも Amazon の Kindle ストアや Apple の iBooks Store、honto やReader Store など多くの電子書籍ストアでも無料配信されていて入手もしやすいので、皆さんも一度目を通してみては如何でしょうか。
個人向けのハンドブックの方も侮るなかれ。なんと 166ページもあり、ランサムウェアやフィッシング詐欺、QRコード詐欺など最近の手口の他に、攻撃者がどのようなことを考えてどういった手段を取ろうとするか、パスワードの扱い方、公衆Wi-Fi を使う際の注意点、子どもにネットや SNS を使わせる際にどういった点に気をつけるべきかというような事も書かれていて一読の価値はあると思います。
下記バナーリンクからはそれぞれ PDF版の入手が可能です。(勿論無料です。)
Kindle 版や honto などの他の電子書籍ストアでの入手は、タイトルで検索を掛ければすぐに出てくると思います。探してみて下さい。あ、青い表紙の方のガイドブックは電子書籍ストアには登録されていないので NISC からダウンロードする必要がありますよ。
継続的にアップデートもされているようで、2020年9月現在、黄色い表紙の「インターネットの安全・安心ハンドブック」が Ver.4.10(2020.4.20改訂)、青い表紙の「小さな中小企業とNPO向け情報セキュリティハンドブック 」の方が Ver.1.10(2020.4.20改訂)となっています。