パソコンのセキュリティ対策されてますか?今はもうインターネット上でなんでも調べられる時代ですが、ネットは危険な世界。PC に感染するウイルスや、ランサムウェア、スパイウェアなのどほかにも獲物を見つけて詐欺にかけるフィッシングサイトの存在など、ネット上の悪意は日々高度化・巧妙化していますので、ノーガード戦法は非常にリスクが高い状態だと言わざるを得ないでしょう。
幸い、Windows 10 や Windows 11 には「Windows Defender」というセキュリティ対策機能が標準搭載されているのである程度の被害は未然に防いでくれますが、攻撃者は悪意を持って OS の脆弱性やセキュリティホールを探していますからね。過信してしまうのは禁物です。
私の場合は「ウイルスバスター」→「カスペルスキー」→「ESET インターネットセキュリティ」と乗り換えて来ました。「ウイルスバスター」は、ウイルススキャン時の動作の重さに嫌気が差したのと、インターネット回線の接続速度が激遅になるというトラブルに見舞われたことが理由、「カスペルスキー」は数年前から安全性に関する疑問が噂されるようになっていたことが乗り換えた理由です。
「カスペルスキー」については、ロシアのウクライナ侵攻の件もあって、特に欧米では非推奨とされている事は既にご存知かと思います。実際のところどうなのかまでは知る由もありませんが・・・。
そんなこんなで、前回更新するタイミングで「ESET インターネットセキュリティ」に乗り換えて現在に至っています。こちらのソフトも元々堅牢さと動作の軽さで評判がよかったのですよね。ちなみに「ESET インターネットセキュリティ」は、日本での販売は「キヤノンITソリューションズ」というキヤノングループの会社が担っていますが、本社は NATO加盟国でもあるスロバキアにあります。セキュリティ関連製品ってなんだか東欧の企業が強いですよね。
セキュリティ対策ソフトは OS のかなり深い部分で動いているので、何か不具合があった場合は PC の動作に影響を与えることもあります。他にも色々なソフトが販売されていますが、「マカフィー」は創業者がアレで個人的にイメージが良くないですし(既に死亡していますが)、「Avast(アバスト)」は無料でも使えますが広告がウザいと聞きますしイマイチ信用する気になれません。「ノートン」は評判は上々のようですが、やや料金が高めなのでまだ利用したことがありません。
実は ESET の有効期限はまだ 1年近く残っているのですが、「3年 3台版」が安くなっていたので早めに買っておくことにしました。現在使っているのは「3年 5台版」なのですが、実質稼働差せている PC はノートも含めて 3台なのでこちらでも問題ありません。
ちなみにこちらは所謂「ライセンス更新用」の製品ではありません。別の製品として扱われる「新規登録版」ですが、こちらの製品を「新規登録」して入手したライセンスをアカウントに適用することで実質的なライセンスの延長に使うことが可能です。
有効期限のカウントは、最初の 1台分がアクティベートされたときから始まるので、このように早めに買って置いておくということができるのですよね。
ちなみに製品の中身は左の写真のとおり。アクティベーションコードの書かれた「ご利用ガイド」が入っているだけで、インストール用の DVD-ROM などは付属していません。箱パッケージである必要性は全くありませんけどね。もともと最新版のソフトウェアを入手するにはどのみち製品 HP からダウンロードする必要があるので DVD-ROM なんかは不要です。もっと言えば、必要なのはコードだけなので「オンラインコード版」を買えば事は足りるわけですが、パッケージ版の方が安くなっていたのだから仕方ありません(苦笑)。
「ESET インターネットセキュリティ」1本で、Windows、Mac、Android に対応した機器をライセンスされ台数分保護してくれます。iOS版が無いのだけは残念ですね。
Windows版の場合なら、製品登録後インストール済みの「ESET Security」を立ち上げ、送られてきた製品認証キーを「ヘルプとサポート」メニューの「ライセンス変更」→「購入した製品認証キーを使用」と辿って入力する事で、実質的なライセンスの延長を行うことが可能です。ライセンスの期限カウントは、最初の 1台分をアクティベートした時点から始まるので、ライセンスが切れた翌日に入力するのが一番いいですね。
「ESET インターネットセキュリティ」は、「ウイルス・ランサムウェア・スパイウェアなどからの保護」「オンラインショッピング時やネットバンキング時の保護」「フィッシングサイトへのアクセスブロック」「ペアレンタルコントロール機能」「ファイヤウォール機能」など、一通りの機能は揃っており、巷で販売されている他社のソフトに見劣りするようなことはありませんし、これまでのところ特に問題も生じていません。
実際の使い勝手がどうなのかは試用してみるのが一番です。30日間試用することの出来る体験版も用意されているので 1度試してみて下さい。2022年5月の時点では、Windows 7 SP1 以降、macOS Sierra 10.12 以降、Android 5.0 以降の機器に対応しているようです。体験版は以下のリンク先からもダウンロード可能なので、よろしければお試し下さい。こちらの方でもちょくちょくセールは行われているようです。