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シマノ謹製のサイクリングアプリ「E-TUBE RIDE」を試してみた

シマノが「E-TUBE RIDE」という、インストールすることで普段使っているスマホをサイクルコンピューター代わりにする事が出来るアプリを出しているそうです。

「E-TUBE RIDE」は、もともとシマノの「Di2」と呼ばれる電動コンポーネントや e-bike、パワーメーターなどのために開発されたアプリのようですが、それらの機器を持っていなくても使えると聞いたので、ちょっと試してみることにします。

■ アプリのインストールと初期設定

「E-TUBE RIDE」の動作環境は、Bluetooth Ver.4.1 以上に対応した iOS 14 以降を搭載した iPhone と、Android 7.0 以降を搭載した Androidスマホです。タブレットでも動作はしますが、まさか自転車にタブレットを固定する人は居ませんよね?(笑)。センサーを使いたい場合は、「ANT+」には対応していないようなのでご注意下さい(だいたい両方に対応したものがほとんどだと思いますが)。

アプリのダウンロードは、以下のバッジをクリックして頂くか、App Store または Google Play にて「E-TUBE RIDE」で検索して下さい。この手のアプリにしては評価が高いことに驚きです。


「E-TUBE RIDE」を初めて起動した場合、利用する国と地域を指定するよう促されますので、「州」で「Asia」、「国・地域」で「Japan」を選択して下さい。

E-TUBE RIDE -1


「E-TUBE RIDE」を利用するには ” SHIMANO ID ” の作成が必要です。Facebook、Google、Apple のアカウントを紐付けることも出来ますが、メールアドレスで登録する場合は必要事項を入力して下さい。送られてくる確認メール踏むことで ” SHIMANO ID ” の作成完了となります。

E-TUBE RIDE -2


ホーム画面は非常に簡素です。画面下の自転車アイコンをタップし、赤〇のボタンをタップするだけで記録が始まります。ホーム画面右下の「」から設定に入り、「身体情報」で体重の設定をしておくとおおよその消費カロリーの算出もしてくれます。心拍データの計測にはセンサーのペアリングが必要ですが、胸ベルトタイプだけで無く、手首で心拍数を計測出来るスマートウォッチもあるので、持っている方は設定しておくと良いでしょう。

E-TUBE RIDE -3 右が何もセンサー類をペアリングさせずに試しに走ってみた様子です。このように、特にセンサー類をペアリングしなくてもスマホの GPS 機能を利用して速度や走行ルートの記録程度はしてくれますので、サイクルコンピューターなんて使ったこと無いという方もまずは試してみると良いでしょう。地図画面のダウンロードボタンからは、現在地の周囲 15km四方の地図データをダウンロードすることが出来るようです。

■ いくつかセンサーを追加して使ってみた

センサー追加 手持ちのセンサーをいくつか追加してみることにします。私の FX 3 Disc には「DuoTrap S」という、チェーンステー埋め込み型のスピード・ケイデンスセンサーを取り付けているので、まずはそちらから。と言っても、方法は簡単!クランクを回してセンサーを起動させておき、「E-TUBE RIDE」トップ画面のセンサー追加ボタンから登録するだけです。対応しているのは「Bluetooth LE」で接続出来るセンサーだけ(ANT+ は不可)という点にだけご注意下さい。
手持ちの Garmin のスマートウォッチ「Forerunner 955」も「心拍転送モード」を使えば手首で計れる心拍計として利用出来るので、こちらも後でペアリングさせておきました。胸ベルト式の心拍計には精度などで劣りますが、参考程度のデータは充分採れます。

E-TUBE RIDE -4


走行中の表示画面はもちろんカスタマイズ可能なので、左のようにデータを配置してみました。地図画面では、長押しする事で希望の地点に「ピン」を立てることができ、その地点までのルート作成を行うことも出来ます。ピンは複数立てることが出来るので、経由地点を設けながらサイクリングルートを作ることも可能なのですが、さすがにナビゲート機能までは実装されていないようでした。

保存した走行記録はいつでも見返すことが出来ます。Garmin のスマートウォッチやサイクルコンピューターなどには敵いませんが、こうやってサイクリングの記録を見返すのもまた楽しいものなので、これまで記録を取ったことがない方は是非一度試してみて下さい。

注意点ですが、当然ながらスマホのバッテリー消費がかなり激しくなります。長い距離のサイクリングに出掛ける際は忘れずにモバイルバッテリー(もちろんケーブルも!)を持っていった方が良いでしょう。この頃は何かモノを買う際にもスマホが無いと困ることが増えて来ましたからね。

12月11日まで「E-TUBE RIDE ライドログ記録キャンペーン」が開催されていて、5km 以上のサイクリングデータを「E-TUBE RIDE」で記録し、アンケートに回答することで抽選でヘルメットやサイクリングボトルが当たるそうなので、応募してみるのもよろしいかと。当選人数は少ないですが、それなりのハードルのあるキャンペーンなので、案外当たるかも知れませんよ?