カメラのレンズフィルターは通常、ケースに入った状態で購入することが出来ると思いますが、プラスチックのケースだと鞄に入れていて割ってしまう心配があったり、そもそもフィルターによってケースの大きさが違って整理しにくかったりしますよね?
そこで、Kenko から発売されている「COMODO CMD-FC-02」というフィルターケースを買ってみましたので簡単にご紹介。
「COMODO(コモド)」は、Kenko のフォトアクセサリーブランドです。「快適」「気楽に」という意味がこめられているのだとか。Kenko 自体がレンズフィルターを多数販売しているだけに、使い勝手もよく考えて作られています。「CMD-FC-02」にはΦ 82 mm までの 4枚のフィルターを収納可能。
ただ、今回私が購入した上記製品は既に流通在庫のみとなっており、今後は「Luce(ルーチェ)」というアクセサリーブランド名に変えて販売されていくことになったようですね。下記の製品は、商品タグが変わった点以外はほぼ同じ物と思ってよさそうです。
同じシリーズで縦長になりますが、レンズフィルターを 8枚収納する事の出来る「AOC-LU1FC8」や、YKK の防水ファスナーを採用して防水防塵も配慮された「AOC-SC4WPFC4(こちらは ” Sanctuary ” シリーズ”)」というバリエーションもあるようです。
変な装飾の無いシンプルなデザインが気に入りました。背面には三脚やカメラストラップ、カメラバッグのショルダーベルトなどに取り付ける事の出来るフラップが装備されています。地面に置かなくても両手を使ってフィルターの交換などが行えるのは便利そう。カラビナはちょっと頼りないので mont-bell などのもう少しいいものに交換しておいた方がいいかも知れません。
収納部にはフィルターに貼り付いたりしにくい素材が採用されています。ポケットは透明になっているので収納したままで中のフィルターの確認が可能。別部屋でクリーニングティッシュやミニクリーニングクロスなども一緒に収納出来るようになっていればもっと良かったかも?
「COMODO CMD-FC-02」はソフトケースですが、クッション性はまずまず期待して良いのではないかと思います。重量は実測で約 83.5g でした。大きさは 108 mm 四方で厚さ 40mm 程度。鞄などにも入れやすいサイズ感です。
ジッパーが 2方向に開閉出来るようになっている点も便利です。
私が現在保有しているズームレンズ 3本はいずれもフィルター径 67mm のもの。マクロレンズは 49mm ですが、こちらは商品レビューくらいでしか使っていないのでほぼ室内専用となっています。今後種類が増える可能性はありますが、とりあえず 4枚フィルターを持ち歩く事ができれば今のところは充分です。携行性も良いので、なかなかお薦めのフィルターケースですよ。