(新)タイトルいつ決めるのさ

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今年で 5回目の開催となる『KOBEWINE JAZZ FESTA 2023』に行って来ました

先週末になりますが、神戸市西区の「神戸ワイナリー(農業公園)」で開催された『KOBEWINE JAZZ FESTA 2023』に参加してきました。今年が 5回目の開催となったそうです。まだまだ暑い日が続きますが、この日は暑さも若干和ぎ、心配だった天気もとりあえずは大丈夫そう。

「神戸ワイナリー」は神戸農政公社というところが管理・運営しており、「六甲山牧場」や、市内 4箇所目となる ” BE KOBE ” モニュメントが設置された「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク」などの運営にも携わっているそうです。北区や西区の葡萄園とも提携していて、収穫された葡萄はこの施設に集められて「神戸ワイン」として醸造されます。今年のお盆にはヒマワリを見に行って来た場所でもあります。 こちらのヒマワリ、ちょうど私が見に行った直後に訪れた台風で全滅してしまったのですよね・・・。まだまだ見頃の時期は続きそうだっただけに勿体ないことです。

告知ポスター

画像:神戸ワイナリー
今回のイベントが開催されることは、ヒマワリを観に行った折に偶然チラシで知りました。ちょうど時間も取れそうだったので、せっかくの機会だし参加してみることに。

「神戸ワイナリー(農業公園)」

   住所   : 兵庫県神戸市西区押部谷町高和1557-1
   営業時間 : 9:00 ~ 17:00
   電話番号 : 078-991-3911
   開園日  : 年中無休(年末年始・施設点検期間除く)
   備考   : 入園無料、無料駐車場(約 600台)あり


普段は 17時までの開園です。駐車場の出入り口にかつて有料施設だったころの名残の門があるので、イベントでも無い限り夜間は中に入ることは出来なくなってしまいます。駐車スペースが 600台もありますが、施設自体も古くなってきていますので通常はガラガラ状態です。

シャトルバス 私の場合こちらへは自転車で行くのが一番楽なのですが、せっかくのジャズとワインのイベントですからね。ワインを飲まないわけにはいかんでしょ!ということで、素直に地下鉄で「西神中央駅」まで行き、西神オリエンタルホテルの前から出ているという無料のシャトルバスを利用させて頂くことにしました。農業公園までは歩いても 3km 程度の距離ですが、まだまだ暑いですからね・・・。
シャトルバスの定員は 30人くらいでしょうか。西神オリエンタルホテル前に着いたところ、ちょうど 1組前で満員になってしまったようで、次の便まで 15分ほど待つことになりました。その後も続々と順番待ちの列は長くなっていましたから、これは来場者数が想定より多かったということなのでしょうか?

駐車場 エントランス


満車とまでは行っていませんでしたが、これだけ駐車場が埋まっている農業公園はあまり見たことがありません。まあ車で無いとちょっと不便な場所ですからね・・・。皆さん続々と会場へ入っていきます。

ジャズフェス -1

私が会場入りしたのは 17時を少し過ぎた頃でしたが、既にかなりのお客さんが集まっており、演奏も始まっていました。最初のステージは 17時からだったようです。最初のパフォーマンスは ” Moe Suzuki Quarrtet ” の皆さん。

フードトラック-1 フードトラック-2


フードトラックは、カレーショップとピザ、バウムクーヘンの 3台。圧倒的人気だったのはやはりピザのようでしたが、生地をのばして焼いていたのでかなり回転が悪かった模様。フェスの間ずっと長蛇の列が出来たままでした。待ち時間も 1時間近く掛かっていたんじゃないでしょうか。

BBQ ワイン


農業公園では普段から BBQ 会場が設置されているのですが、こちらは恐らくそちらで使われているお肉。但馬牛にチュミチュリソース(アルゼンチン発祥の香り豊かなソース)が掛けられた牛串と、神戸ポークのグリルに地元の野菜を付け合わせたものが売られていました。

ワインについてはそこは ” ワイン城 ” ですからね。豊富な種類を比較的リーズナブルな価格で試すことが出来ます。後で自分で撮った写真を見ていて気付いたのですが、「チーズ・スモークサーモンセット」なんてあったのですね・・・。これは確保しておきたかった・・・。

牛串 会場内-1


演奏が一段落してからだとドッとフード販売に人が押し寄せそうな気がしたので取りあえず牛串とワインをゲット。ただ、座って食べれるテーブルも椅子も圧倒的に不足していたので、やむなく端っこの方の段差に腰を掛けて頂きました。後でピザを食べようと思っていたのですが、終始長い行列が出来ていて断念。ちょっと参加者の人数に対してフードの提供が足りてなかった気がします。牛串は 1本 1,000円といいお値段ですが、思っていたよりいいお肉で非常に美味でした。

ジャズフェス -3

30分程の休憩時間を挟んだ後、” KJPR Acoustic BAND ” の演奏がスタート。こちらのバンドは「KOBE JAZZ-PHONIC RADIO」というラジオ関西の番組から生まれたバンドなのだそうです。途中からはボーカリストの たなか りか さんも加わられてパワフルな歌声を披露して下さいました。

神戸ワイナリー-1

食べた後で気付いたのですが、普段 17時まで営業しているレストランは食事スペースとして開放されていたようです。知ってたらこちらで座ってゆっくり食べたのに(苦笑)。

神戸ワイナリー-2

1回のステージは 30分間。休憩を 30分挟んで「Moe Suzuki Quarrtet」と「KJPR Acoustic Band」が交互に 2回ずつのパフォーマンス。演奏の合間はやはり人が動くので売店はどこも長蛇の列に。

ステージ-1

ステージ-2

ステージから少し離れればスペースはあるんですけどね。やはり チェアワン を持って来ておくべきだったか・・・。せめて立ち呑みカウンターの様なものがたくさんあれば良かったのですが・・・。

ショップ-1 ショップ-2


ショップ-3

ステージの裏にはワインショップがあり、今回のイベント限定のワインなども販売されていました。まあこちらのショップにはいつでも来れるので、今回はパス。荷物になりますからね・・・。

ジャズフェス -5

すっかり夜の帳が降りた頃に 2巡目のステージがスタート。やはりジャズには夜がよく似合います。最後まで観たいのはやまやまだったのですが、会場に残っているお客さんの数や、来る時のシャトルバスの状況などから最後まで残っていると帰りが大変なことになりそうだと思ったので、少し早めに退散してきました。自転車で行っていれば気にせず最後まで残れたのですが、ワイン飲んで乗るわけにもいきませんからね・・・。いずれにせよ久しぶりにゆったりした気分を満喫することが出来ました。KJPR Acoustic Band の広瀬未来さんのトランペットは特に素晴らしかった!

■ 今年は「神戸ジャズ 100周年」!

神戸は日本の「ジャズ発祥の地」と言われているそうです。1923年(大正 12年)に宝塚少女歌劇団(現在の宝塚歌劇団)でオーケストラのバイオリン奏者だった岩田一郎氏が「ラフィング・スターズ」を結成し、神戸オリエンタルホテルで日本で初めてプロバンドとしてジャズを演奏を披露したのだとか。

今年は「神戸ジャズ 100周年」に当たる記念の年で、特設サイトとして「KOBE-JAZZ 100th」が開設されており、4月から様々なジャズライブイベントが神戸各地で開催されています。

9月11日から 1週間に渡モザイク前の岸壁で「ハーバー JAZZ NIGHT」が開催されるほか、10月の7日8日には 40回目となる「神戸ジャズストリート」など、有料・無料を問わず様々なイベントが予定されています。もしこれから神戸を訪れる予定がおありでしたら是非上記特設サイトでチェックして見て下さい。