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ランニングやサイクリングで「マイル」が貯まる!話題のアプリ「Miles(マイルズ)」を使ってみました

「Miles(マイルズ)」というスマホアプリのことについて聞いたことありますでしょうか?最近メディアでの露出がかなり増えているようなので、もう知っている、もう使っているという方も結構いらっしゃるんじゃないかと思います。「Miles」が日本で正式にサービスの提供を始めてほぼ 1ヶ月が経ちました。遅ればせながら私も試してみましたのでご紹介しておきます。

■ 「Miles」とは?

「Miles」の創業は 2016年。「すべての移動に価値を」をミッションに掲げて米国・シリコンバレーで誕生しました。2018年7月に米国でアプリをリリースし、2019年から正式サービスを稼働させました。エコ意識の高まりの中、地方自治体などとのパートナーシップを結ぶなどして利用者を増やし、現時点で 140万人以上が利用しているそうです。新型コロナの感染拡大が深刻になってくると、移動手段としてバスや電車より徒歩や自転車などを選好する人が増え、「ソーシャルディスタンス」を保ちたいという時流にうまく乗れたことも追い風になったのでしょう。

「Miles」アプリをスマホにインストールし、紐付けられたスマートフォンを持って一緒に移動するだけで 1マイル(≓ 1.6km)の移動毎に 1マイル が付与されます。アプリはバックグラウンドでも動作し続けるため、「位置情報」の提供を許可してさえいればいちいちアプリを立ち上げてから移動するなどといった煩雑さとは無縁です。ランニングやサイクリングといった ” エコ ” な移動にはボーナスが付くため、健康維持の為のアクティビティとは非常に相性が良さそうです。

海外進出初となるこの日本でも今年の 10月20日にアプリが正式リリースされ、ローンチから 24時間で 10万ダウンロードを突破するなど、立ち上がりは順調な模様。特典パートナーとして日本航空や JR東日本のほか、GARMIN や Anker なども加わっているようです。

「Miles」は「成果報酬型」のビジネスモデルとなっているそうで、特典経由で上がった売上の一部や、アプリ経由で送客された人数に応じた手数料を収入源としているようです。このため、スポンサーとしても成果の上がった分だけを支払えばいいので参入もしやすいのだとか。恐らく人々の移動データにも興味を示す企業は多いのでしょう。利用者としては今後より特典の種類が増えてくれるといいですね。

■ アプリのインストールと使い方

iOS版、Android版がそれぞれ用意されています。以下のバッジを押していただくか、各ストアで「miles」で検索すれば出てきます。費用が掛かることはありません。


アプリの性質上、アプリに拠る「位置情報」の利用を「常に許可」に設定する必要があります。そもそも自分の行動を追跡されるのが嫌だという方には全く向かないアプリだという事はご承知を。

アプリインストール

Apple ID と紐付けてしまうのはちょっと怖かったのでメールアドレスで登録しました。登録したアドレスに認証コードが送られてくるので、それを入力すれば登録完了です。

もし国番号が「1(米国)」に固定された SMS認証を要求されてしまった場合は、一旦アプリを削除して最初からやり直してみてください。普通はメール認証で大丈夫なはずですので。かなりの頻度でアプリのアップデートが行われているところを見るに、まだ色々安定していないところがあるようです。

移動手段毎によるボーナスマイルの付与率は以下の通り。

徒歩・ランニング    10倍   
自転車 5倍
バス・電車・船・スキー 3倍
車の相乗り 2倍
1倍
飛行機 0.1倍

スマホのデータに基づいて AI が移動手段の判別を行うそうですが、「車の相乗り」ってどうやって判別するんでしょう(笑)。位置情報の取得を許可すること以外に特にすることはありません。スマホを持って移動すればいいだけです。尚、「アカウント」タブにある「主要な通勤・通学手段を設定する」で主な移動手段を登録しておくと精度がちょっと上がるそうです。

ちなみにアプリをインストールし、利用登録を行えば 300マイルがプレゼントされます。更に ” 招待コード ” を入力すると追加で 500マイルが加算されます。但し、紹介者に誰が登録したかの通知が届くので、本名で登録するのはやめておいた方がいいかと思います。ちなみに私の招待コードは以下の通りです。もし宜しければお使いください。

J0ABK3

アプリのインストール後、貴方のアプリにも「友達紹介」タブに「招待コード」が表示されます。同じ様に誰かに使ってもらえれば(条件達成は必要ですが)最大 5人の招待で 2,000マイルが付与されるそうです。なんだかネズミ講のような仕組みですがまあいいでしょう(笑)。特にデメリットになるようなことは無いと思います。キャンペーンは期限が区切られていますが、今のところ終了する度に次のキャンペーンが始まっているようです。

■ 交換できる特典の種類

貯めた ” マイル ” は以下の方法で交換して使う事が出来ます。前月の獲得マイルを元に「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の 3段階のステータスに分けられており、ランクが上がると特典との交換レートも良くなるそうです。ちょっと内容を見てみましょう。

マイル交換 画像:Miles

  • ギフト券
    Amazonギフトカードへ交換することが出来ます。11月現在ゴールドステータスの状態では、1,000円分(45,000マイル)、500円分(22,500マイル)、300円分(13,500マイル)、100円分(4,500マイル)が交換可能でした。交換レートははっきり言って厳しいですが、普段の買い物に充当できるのはいいですね。

  • 抽選
    DAZN の 6ヶ月利用権や、hulu のチケット、リゾートホテルの宿泊券などが当たるようです。ただし倍率はかなり高くなりそうです・・・。

  • 寄附
    環境保護活動やこどもの権利を守る活動、赤十字社への寄附などが行えるようです。

  • チャレンジ
    設定された目標を達成することでクーポンや提供された商品などを獲得することができるようです。但し、賞品ゲットは先着〇名などとなっているようなのでほぼ無理ゲー(苦笑)。

他にも色々ありますが、割引クーポンなどが多いようですね。中にはサブスクリプションサービスの初回利用が無料などといったものもあるので注意して選んだ方が良さそうです。特典の内容は補充されたり別のものが追加されたりするそうなので、時々覗いておくといいかも知れません。

■ アプリを使う上で知っておくべきこと

まず、「Miles」は、スマホの GPS を使って利用者の移動情報を取得するアプリです。どこに行ったかといった情報や、移動速度、移動方向などの情報が利用されますので、自分の行動を追跡されるのが嫌だという方には全く向かないアプリであるということは良く理解してお使いください。

また、Miles に、アプリ登録時に入力した情報(メールアドレスやユーザー名など)の他に、氏名、電話番号、電子メールアドレス(生年月日や性別を登録していればそれらの情報も)が ” 業務上必要な範囲内において ” 利用されます。「アプリに拠って取得した個人情報を第三者に提供・開示しない」と規約に書かれていますが、信用出来ないと思う人は利用すべきではありません。買収されたり破綻したりして運営企業が変わってしまうリスクも当然あります。

「Miles」のプライバシーポリシーは「こちら(PDF)


「Miles」は無料で利用することが出来るアプリですが、6ヶ月間アプリにログインしない状態が続いた時は、獲得済みのマイル残高がゼロになるまで毎月 2,500マイルが「メンテナンス料」として差し引かれるそうです。久しぶりに使おうと思ったらマイルが消滅していたということもあり得ますのでご注意下さい。6ヶ月に 1回以上アプリを開いていればメンテナンス料が差し引かれることはありません。

■ 今のところの評判は・・・

さて、テレビニュースになったりネット媒体で見かけたりと、何かと最近露出の多いこの「Miles」ですが、アプリがフリーズしたり、移動データがアプリに反映されない、交換したい商品が品切れなど、現状の評判は今ひとつ良くないようです。この辺はまあ今後に期待ですね・・・。

目安としては 500マイル貯めるのに、車なら 800km程の移動距離が、自転車なら 160km程、ランニングなら 80km程の移動距離が必要になるといったところでしょうか。アプリの不具合もあるようなので、がむしゃらに ” マイル ” を貯めるという使い方よりは、普段の通勤・通学、運動などに使っていて気がついたらマイルも貯まっていたという使い方にした方がストレスにならずにいいのではないかと思います。

私はこの「Miles」を WBS(ワールド・ビジネス サテライト)で知ったのですが、日経トレンディが選ぶ「2022年ヒット予測 100」で 1位に輝くなど、メディアからの期待値も高いようです。「ポイントサービス」好きの日本人には合いそうなのだとか。12月からは ANA(全日空)も Miles に似たサービスのリリースを予定しているそうなので、気が向いたらそちらも試してみたいと思います。