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今更ですが「PayPay」の利用方法をおさらいしておきます

スマホと QRコードを使ったキャッシュレス決済は「PayPay」の登場以降一気に普及が進みましたが、日本では先に交通系電子マネーや Edy などがある程度利用されていたこともあってか、中国などに比べるとまだまだ利用率は低いようです。何より日本人には相変わらず現金志向が強いということも一因なのはまず間違い無いのでしょうが・・・。

マーケティング調査を行っている「MMD研究所」に拠ると、2021年1月の時点で QRコード決済のうち最も利用されているのが「PayPay」の約 43%、次いで「d払い」が約 18%、楽天PAY(約15%)、au PAY(約12%)と続くそうです。QRコード決済も随分種類が増えましたが、その 4社以外は相当な苦戦を強いられているようですね。まあ利用者としてもある程度の淘汰は進んで欲しいところです。

さて、「PayPay」は、2018年末に行った「100億円あげちゃうキャンペーン」で一気に利用者を増やしたわけですが、私も当時かなりいい思いをさせて頂きました(笑)。2021年4月の時点での登録ユーザー数は 3,800万人にもなるそうです。ただ、メインに使っていた JCB のクレジットカードを連携させることが出来なかった事もあってその後はあまり利用することは無く、ヤフオク!の売上金を充当してたまに使う程度になっていました。

ただ、この 7月に「夏のペイペイ祭り」というわりと大きめのキャンペーンが開催されるということなので、この機会にちょっと利用方法をおさらいしておくことにしました。実際に使うか使わないかはまた別の話ですが(笑)。

■ アプリの入手と登録

アプリの入手は以下のバッジから。もちろん各ストアで「PayPay」で検索してもらって構いません。


PayPay を利用するには携帯電話番号が必須です。インストールしてアプリを立ち上げたら携帯電話番号をと任意のパスワードを入力し、送られてきた SMS に記載されている 4桁の「認証コード」を入力する事で登録が完了します。SMS が受信出来ないと登録することが出来ませんので、時間を置くか電波状況次第では場所を変えてみて下さい。

PayPay初回登録 画像:PayPay

既にアカウントを登録済みの場合は、「ログイン」から登録済みの携帯電話番号とパスワードを入力し、送られてくる SMS 記載の認証コードをアプリに入力するだけです。ちなみに別の端末からログインすると元の端末や登録済みのメールアドレスの方にもログインがあったことの通知が届きます。

あまり無いケースだとは思いますが、電話番号が変わる場合はアカウントの引継ぎ操作が必要です。具体的な方法は以下の記事で書いていますので、必要な方はご参照下さい。

■ 「PayPay」で使える支払い方法

支払い方法としては以下の 2種類が用意されています。

● PayPay残高に「チャージ」して使う

「チャージ」の方法は以下の 5種類で、チャージ可能な上限金額はそれぞれの方法によって異なります。

チャージ方法 支払い方法 チャージ上限金額 備考
銀行口座 口座引き落とし 過去 24時間で 50万円
過去 30日間で 200万円
要本人確認
セブン銀行ATM
ローソンATM
現金
ヤフオク!
PayPayフリマ
売上金
ヤフーカード カード払い 過去 24時間で 2万円
過去 30日間で 5万円
要 3Dセキュア設定
ソフトバンク
ワイモバイル
携帯電話料金合算 月毎に最大 10万円 LINEMO も可

「PayPay残高」にクレジットカードからチャージすることが出来るのはヤフーカードからのみです。ソフトバンク系のサービスなので仕方ありませんが、この辺りが渋いのですよね・・・。尚、チャージ済みの PayPay残高から支払いを行う場合は、過去 24時間に 50万円まで又は過去 30日間に 200万円まで利用することが出来ます。

● 登録したクレジットカードから支払う

PayPay に手持ちのクレジットカードを登録しておけばクレジットカードの支払い条件(支払い期日やリボ払いなど)で支払うことが可能です。アプリホーム画面の「支払い方法の管理」からスマホのカメラでクレジットカードの券面を読み取らせて登録します。

カード追加登録

登録することの出来るクレジットカードは VISA か Master のものだけです。JCB、American Express、Diners Club の各ブランドのクレジットカードを支払いカードとして登録することが出来ませんが、例外的にヤフーカードの場合のみ JCBブランドでも登録可能です。ただ、VISA や Master であってもどうやら一部登録出来ないカードもあるようで、私の場合では Joshin Jaccsカード(VISA)を登録することは出来ませんでした。

PayPay に紐付けたクレジットカードで支払える金額は認証の状態によって以下の様に変わります。

認証状態 過去 24時間 過去 30日間
本人認証未設定 5,000円 5,000円
本人認証済み 20,000円 50,000円
本人認証済み + 青バッジ 250,000円 250,000円

「青バッジ」とはアプリホーム画面のアカウントの表示名の横に付いている青いレ点の事です。バッジが付与される条件は公開されていないようですが、利用状況や本人確認の状態などと関係があるそうです。このバッジ、何らかの不正利用などが疑われたりした場合はバッジが消えてしまう事もあるそうです。

尚、各種キャンペーンでは「PayPay残高からの支払い」や「ヤフーカード以外のクレジットカードは対象外」という条件が付いていることが多い(というかほとんど?)ので、クレジットカードを PayPay の支払い手段として利用する場合は注意して下さい。

■ PayPay の種類について

PayPay の残高には、「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」「PayPay ポイント」の 3種類があります。以前は「PayPay ボーナスライト」という、60日間の有効期限のある「期間限定 PayPay」もありましたが、こちらについては今年の 1月に配布終了となっています。表にしてみると以下の通り。

PayPay の種類 チャージ方法 出金 送金
(割り勘)
有効
期限
PayPayマネー 銀行口座
セブン・ローソンATM
ヤフオク!・PayPayフリマの売上金
なし
PayPayマネーライト 銀行口座
セブン・ローソンATM
ヤフオク!・PayPayフリマの売上金
ヤフーカード
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
PayPayポイント 特典やキャンペーンによる付与

有効期限が無くなったので非常に使いやすくなりました。ここは是非楽天にも見習って欲しい・・・。PayPay残高から支払う場合は、自動的にPayPayポイント>PayPayマネーライト>PayPayマネーの順で優先順位の高い残高から消費されます。

■ PayPay の使い方

PayPay の使い方はお店によって以下の 2通りに分かれます。

 ① 「バーコード支払い
     アプリの QRコードをお店のレジ端末のスキャナで読み取る方法です。
 ② 「スキャン支払い
     店頭レジ横に置かれた QRコードパネルを利用者がアプリで読み取って支払う方法

アプリを起動し、ホーム画面で「支払う」ボタンをタップすると支払い方法の選択画面に移ります。

PayPay支払い 「バーコード支払い」は、アプリに表示される QRコードか普通の二次元バーコードをお店の人にレジでスキャンしてもらうだけで支払いが完了します。コンビニや量販店ではこちらが主流です。

「スキャン支払い」の場合は店頭に置かれた QRコードをアプリでスキャンし、支払金額を入力した上でお店の人に確認してもらってから支払い手続きを完了させます。若干手間がかかりますが、規模の小さい小売店などではこちらを見かけることが多いでしょう。
支払いに PayPay残高を利用するかクレジットカードを利用するかは、支払い画面の「PayPay残高」のところをタップすると選ぶ事が出来ます。実際に支払いを行う前に設定して置かなければならない点にはご注意下さい。

■ 「PayPayステップ」について

PayPay を店頭で利用した場合には 0.5% の、Yahoo! Japan の対象サービスに対する支払いでは 1.0% の基本ボーナスが付与されますが、これとは別に各種の条件を達成することで PayPayポイントの付与率が上がる「PayPayステップ」というポイント還元策が用意されています。ただこの精度、やや条件が複雑なのでちょっと整理しておきたいと思います。

自分の現在の「PayPayステップ」を確認する方法は以下の通り。 PayPayステップ ランク確認 画像:PayPay

達成しやすい条件から並べてみると次のようになります。

達成条件 付与率上昇店舗 付与率 付与開始 付与上限
アカウント連携 PayPayモール + 2% 次回の買い物から 5,000円相当 / 月
プレミアム会員 PayPayモール
Yahoo!ショッピング
+ 2% 次回の買い物から 5,000円相当 / 月
対象サービス利用 PayPayモール
Yahoo!ショッピング
+ 2% 次月 5,000円相当 / 月
PayPay 支払い 加盟店 + 0.5% 次月 7,500円相当 / 回
15,000円相当 / 月
ゴールドメダル獲得 加盟店 + 0.5% 次月 7,500円相当 / 回
15,000円相当 / 月
PayPayモール
Yahoo!ショッピング
+ 2% 次月 5,000円相当 / 月

もう少し詳しくみてみましょう。

  • アカウント連携

    PayPayアカウントと Yahoo! Japan ID を連携させることで条件達成となります。連携は「こちら」から。携帯電話番号を入力して送られてくる SMS の確認コードで認証し、規約を確認して「同意して利用を始める」ボタンをクリックするだけです。特にデメリットは無いと思うのでさっさと連携させておくのが良いでしょう。但し、PayPayポイント付与率アップの対象となるのは、PayPay残高か Yahoo! Japanカードで支払いを行った場合だけです。その他クレジットカードで支払ったものについては対象外なのでご注意下さい。

  • プレミアム会員

    Yahoo!プレミアムの会員登録を行っている期間中は PayPayポイント付与率アップの対象となります。こちらは支払い方法の制限は無いようです。Yahoo!プレミアムの月額会費が 月額 508円(税込)なので、だいたい 3万円分以上の買い物をするなら直前であっても入っておいた方が良いでしょう。

    ポイント付与率アップの対象になるのは、PayPayモール、Yahoo!ショッピング、LOHACO by ASKUL での買い物に対してです。こちらは実店舗での利用は対象外となります。


  • 対象サービス利用

    以下の 5つのサービスの中から 3つ以上のサービスを利用すると翌月の PayPayポイント付与率アップの対象となります。

     ・ PayPayモールまたは Yahoo!ショッピングを利用 (1注文 1,000円以上)
     ・ PayPayフリマまたはヤフオク!を利用      (1回あたり 1,000円以上)
     ・ Yahoo!トラベルを利用             (1回 1,000円以上の予約)
     ・ ebookjyapan を利用              (1回 300円以上)
     ・ Lohaco by ASKUL を利用            (1注文 1,000円以上)

    ポイント付与率アップの対象になるのは、PayPayモールと Yahoo!ショッピングでの買い物に対してです。こちらも実店舗での利用は対象外となります。細かな条件もあるので「こちら」でよく確認して下さい。

  • PayPay 支払い

    以下、2つの条件を両方達成した場合に翌月の PayPayポイント付与率アップの対象となります。

     ① PayPay で 30回以上の支払い(1回あたり 300円以上)
     ② PayPay で月間累計 50,000円以上の支払い

    ポイント付与率アップの対象になるのは、PayPay残高、PayPayあと払い(一括のみ)、Yahoo! Japanカードでの支払いです。その他のクレジットカードは対象外となります。正直、毎日コンビニで何かを買うとかしないと達成は厳しいでしょうね。

  • ゴールドメダル獲得

    以上 4つの PayPay ステップを全て達成すれば晴れてゴールドメダル獲得となり、翌月の PayPayポイント付与率アップの対象となります。PayPayポイント付与上限は、「PayPay支払い」と「ゴールドメダル獲得」によって得られるボーナスの合算でカウントされる点には要注意です。まあ、ゴールドメダルまで獲得できる人はあまり居ないでしょう(苦笑)。


■ 改めて調べ直してみて

分かってはいたことですが、やはり一番お得に利用出来るのはソフトバンク(LINEMO も?)・ワイモバイルの携帯電話回線ユーザーですね。ヤフーカードのユーザーもいいでしょう。これらのサービスを使っている方なら PayPay をキャッシュレス決済の第一選択肢としない手は無いでしょう。

2021年7月25日まで行われている「夏のPayPay祭」キャンペーンでもチャージされた PayPay残高からの支払いと、クレジットカードの場合はヤフーカードを使う場合のみキャンペーン対象となるようです。ソフトバンクやワイモバイルのユーザーでなくても Yahoo!プレミアムに入ってから利用すれば 10%分の還元が望めるので、チャージ払いに抵抗がなければキャンペーンに参加するのも良いと思います。ただ、その際も 1回あたりや通算での「付与上限」の条件が色々あったりするので、「キャンペーンページ」でよく内容を確認しておいて下さい。

キャッシュレス決済サービスも利用者の拡大のために湯水の如く資金を投入して大規模なキャンペーンを連発していた時代はほぼ終わりを迎えつつあるようで、続々と決済手数料の有料化の動きが始まっているようです。今後小規模な店舗ではサービスの維持が難しくなるところも出てくるでしょう。とは言っても、PayPay については既に広く認知されていて使えない事がデメリットになりかねませんので、今まで使えていたお店で使えなくなったということはあまり起きないかも知れません。

ただ、私の場合はやはりキャッシュレス決済で使用頻度が多いのはまずクレジットカード、次いで Apple Pay(何より手軽です)、楽天Edy、楽天Pay といったところでしょうかね。現金の方はほとんど使わなくなってしまいました。交通系では PiTaPa をずっと使っていたのですが、カードの更新期限日を以てサービス自体を順次終了するという一方的な通知が届いてしまっているので、今後どうするか考えているところです。