「マイナポイント」の予約と申込はもうお済みでしょうか?マイナポイントに紐付けの出来るキャッシュレス決済サービスは 1つのみで、一旦紐付けを行ってしまうと変更が効かないということで、決済サービスを提供している各事業者から様々な追加特典が提供されていますが、大事なことはそのサービスを継続的に利用するかということです。
上乗せされる特典の中には期限付きであったり利用方法が限定されているものもあるので、うまく使い切れないポイントなどを貰ってもしょうがないですからね。まだ決めかねている方はその辺りのこともよく考えてお決めになって下さい。幸いまだ焦る必要はありませんので。
上乗せされるキャンペーンについては下の記事で簡単にまとめていますので参考にして頂ければ幸いです。ただ、内容に変更が出ている可能性もありますので、最新の情報は各キャンペーンのページにて確認して頂きますようお願い申し上げます。
私もどこと紐付けるか悩んでいましたが、結局楽天Edy にすることにしました。
■ 楽天Edy を紐付けた場合の「マイナポイント」の還元額と還元時期
「マイナポイント」としての還元額はどこの事業者と紐付けを行っても利用・チャージした金額の 25%(上限 5,000円分)までです。もちろん楽天Edy でも同じです。つまり、2万円分何か買ったりサービスの提供を受けた場合に最大の還元率となります。ただ、一度に枠を使い切る必要はありません。2021年3月末日までに少額で少しずつ利用した場合であっても(例えば毎日コンビニで使うなど)トータルでは同じ額の還元を受けることができます。
楽天Edy の場合、新たに「チャージ」した金額がマイナポイント還元の対象となります。既に楽天Edy にチャージ済みの金額を「利用」した場合が対象になるわけではありません。
楽天Edy カードの他、おサイフケータイの楽天Edy も対象です。(紐付け可能なのはどちらか 1種のみ)
利用方法 | 前払い |
対象 | マイナポイントを紐付けた楽天Edy に「チャージ」した場合 |
チャージ方法 | クレジットカード、銀行口座、銀行ATM、楽天Edy にチャージ可能な店舗端末 |
還元方法 | チャージ額の 25% 相当の楽天Edy を翌月 10日に付与 (期限内付与総額:楽天Edy 5,000円分まで) |
ポイント受取方法 | 「Edyギフト」としての受取手続きが必要(受取期限:2021年8月31日) (受取手続完了後の有効期限はありません) |
「Edyギフト」として受取が済んだ後は使途や期限などが限定されないことが楽天Edy をマイナポイントと紐付けする利点です。
■ 楽天Edy をマイナポイントに紐付ける場合の特典
楽天Edy をマイナポイントと紐付けた場合は、登録一時金的な還元こそありませんが、下記のように抽選によってポイントが得られる可能性があります。毎月チャンスがあるというのは魅力的です。
詳細 | ポイント付与時期 | キャンペーン内容 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
楽天 Edy | こちら | 当選月の翌月末頃 | 1等:2万 Edyx100本 2等:1万 Edyx150本 3等:5,000 Edyx200本 4等:1,000 Edyx500本 外れた場合は500万Edyを山分け |
2020年9月1日~2021年1月31日まで毎月抽選 月毎に1,000円以上チャージで抽選に参加 当選した場合は「受取」が必要(90日以内) |
■ iPhone を使った紐付け方法
iPhone を使ってマイナポイントと楽天Edy を紐付ける場合、App Store の「Edyカード用楽天Edyアプリ」を利用するのが一番楽だと思います。(iPhone 7 以降の NFC 対応の機種である事が前提)
こちらのアプリは、残念ながら残高チャージに利用することはできませんが、マイナポイントと紐付けを行う際には大きな助けとなります。というのも、他の手段(マイナポイントアプリや PC から登録する場合)では、16桁もの「Edy番号」と 6~7桁のセキュリティコードを間違えずに手入力する必要があるのですが、この手順を省略することができるのです。ミスが起きがちな部分なだけにこれは助かります。
また、上記の「マイナポイント」アプリと連携することになるので、こちらも事前にセットアップ出来ていることが前提です。それでは登録の手順を見てみましょう。
「Edyカード用楽天Edyアプリ」を立ち上げたら Edyカードの上に iPhone の上部をのせ、「はじめる」をタップします。Edy の残高表示画面が出るので、「マイナポイントメニュー」をタップして説明を読み、「同意して申し込む」をタップします。ここからは「マイナポイント」アプリに切り替わるので、マイナンバーカードを用意しておきます。
マイナンバーカードの上に iPhone の上部を乗せてマイナンバーカードの情報を読み取ります。この時、「読み取り開始」をタップしてパスワード(数字 4桁の「利用者証明用パスワード」)を先に入力しておいてからマイナンバーカードの上に iPhone を乗せて「OK」をタップするのが良いでしょう。パスワードが入力される瞬間にマイナンバーカード上に iPhone が乗っていないと読み取りに失敗してしまいます。
また、パスワードの入力ミスにはくれぐれもご注意下さい。4桁の「利用者証明用」パスワードは、3回連続して入力エラーになると即マイナンバーカードがロックされてしまい、ロック解除の手続きのために役所に出向く羽目になります。
無事に登録出来たかどうかは「マイナポイント」アプリから確認することができます。右の様に「あなたは、マイナポイントを申込済みです。」という表示が出ていれば大丈夫です。長ったらしい Edyカード番号を入力する必要も無く、非常にスムーズに登録することが出来ました。後は定められた条件に従って(Edy の場合はチャージ)利用すれば後日マイナポイントとして還元されるはずです。登録途中で中断などをして「エラーのためしばらく待ってから操作してください」というメッセージが出るようになってしまった場合は、数十分程度間を開けて再度チャレンジしてみて下さい。
マイナンバーカードの読み取りに対応した Androidスマホの場合もほぼ同じ手順で登録できるだろうと思います。
9月利用分のマイナポイントが楽天Edyギフトとして早速還元されていたので受取手続きを行いました。
受取は非常に簡単です。楽天Edyアプリを立ち上げてEdyの読み取りをさせると、「Edyを受け取る」の所に通知が出ているのでタップし、再度Edyカードを読み取らせるだけです。利用履歴にもしっかり「ギフト」として残っていますね。楽天Edy の場合はチャージさえすればマイナポイント付与の対象となるので、後からまとめて買い物などに使えるので非常に助かります。受取期限だけはご注意を!
(2020.10.15)