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「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」が圧巻!

「オペラ座の怪人」はフランス人作家のガストン・ルルー氏が 1909年に新聞の連載小説として発表しました。翌年に出版されて以来幾度となく様々なアプローチから映画化されています。ミュージカルとしては 1986年初演のアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲「オペラ座の怪人」と 1991年初演のモウリー・イエストン作曲「ファントム」の 2作品が有名でしょう。日本では劇団四季が「オペラ座の怪人」を、宝塚歌劇団が「ファントム」を上演しているようで、どちらも非常に好評のようですね。

映画版で個人的に記憶に残っているのは確か大学生の頃だったか、一度だけ深夜の TV で見た、クリスティーヌが「You're my little shadow~♪(これも記憶が怪しいのですが)」と切なげに歌い出すシーンのある白黒映画のバージョンが非常に心に残っています。もう一度見たいと思って探しているのですが、全く見つからないのですよね。Wiki などを見る限り白黒の映画は1925年版(1929年版)が最後のようですし、どこかで記憶違いでもしているのでしょうか。酔って寝ぼけていたのかも知れません(苦笑)。

それはともかく、今回取り上げる「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」は、2011年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでアンドリュー・ロイド=ウェバー版ミュージカルの初演から 25周年を記念して行われた特別公演の模様を収録したものです。アンドリュー・ロイド=ウェバーは「オペラ座の怪人」以外にも「ジーザス・クライスト=スーパースター」「キャッツ」「エビータ」の作曲を行うなど正にミュージカル界の巨匠と呼ばれる人物です。各回 5,000人、2日間でたった 3回のみ上演というこの公演のチケットは即完売となり、世界各国のスクリーンでも衛星生中継されました。日本では WOWOW で放映された他、映画館などでも上映されていたそうですね。

とにかくロイヤル・アルバート・ホールの荘厳な雰囲気の中で奏でられるロックの要素も加わったオーケストラの重厚なサウンドと各キャストの歌唱力、華麗なダンス、豪華な衣装の数々が圧巻の一言!どの曲も素晴らしいのは言うまでもありませんが、舞台美術では大型ディスプレイも効果的に採り入れるなど、ミュージカルも進化しているのですね。二幕制で、途中休憩を挟んだ約 2時間 20分の本公演と後述の 20分程のカーテンコールの模様が収録されていてボリュームたっぷりです。一体どれ程の人がこの公演に関わっていたのでしょうか。舞台に上がるキャストだけでも軽く100人以上は居たように思います。それに加えてオーケストラや照明、メイク、美術・・・。とんでもない規模です。

オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン(字幕版)

オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン(字幕版)

  • ローレンス・コナー
  • ミュージカル
  • ¥1019

カーテンコールではアンドリュー・ロイド=ウェバー本人が登場し、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュを初め、本作に関わってきたスタッフの献身を労います。ロンドン公演オリジナル・キャストの紹介に続いて初代ファントムを演じたマイケル・クロフォード、更に「My Angel of Music !」と元妻でもあり初代クリスティーヌ役を務めたサラ・ブライトマンをステージに招き上げます。ちなみにサラが初代クリスティーヌを演じていた当時の公演チケットは数ヶ月先まで売り切れてしまうという状態だったそうで、オペラ座の怪人への出演を機に世界的なディーバとして広く認知されることとなりました。

そして「The Phantom of the Opera」の熱唱が始まります。サラ・ブライトマンに加えてカナダ初代ファントムのコルム・ウィルキンソン、オーストラリア初代ファントムのアンソニー・ワーロウ、当時のロンドンでファントムを務めていたペーテル・ヨーバック、ロンドンの次期ファントムに決まっていたジョン・オーウェン・ジョーンズと4人もの「ファントム」との共演です。最後はサラの迫力有るソプラノボイス(全盛期は過ぎてしまったようですがそれでもまだまだ!)にファントム達が入れ替わり立ち替わり「Sing, my angel of music !」「Sing for me !」と合いの手を入れつつ今回ファントムを務めたラミンも加わって曲は「Music of the Night」へと続き、満場の拍手に包まれる中この豪華絢爛な特別公演は幕を下ろします。

iTunes Store で購入し(勿論レンタルもあります)、Apple TV から Marantz NR-1608 に繋いで視聴しましたが、画質・音質とも非常に満足のいくものでした。カメラワークも秀逸で、舞台ではとても見ることのないキャスト達の細かな動きや表情を見ながら楽しむことができます。出来れば重低音の出せる環境で視聴していただきたい作品です。それにしても家に居ながら何度でも見返すことが出来るのが非常にありがたいですね。英語音声のみですが字幕も付いていますし、とにかく作品としてのクオリティが高いのであまりミュージカルを見たことがないという方にも是非ともお薦めしたい一本です。ストーリーが頭に入ってしまった後も何度でも楽しめますよ!

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