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Audible(オーディブル)というボイスブックサービスを利用してみた

「 Audible(オーディブル) 」というサービスがあるそうです。所謂本の朗読をしてくれるボイスブックサービスです。昔カセットテープに本の朗読されたものが売られていましたが、それの現代版ですね。

1995年に米国でスタートした Audible は、2008年に 3億ドルで買収されて Amazon の傘下に入っています。日本では 2015年から「定額聴き放題」のサービスとして始められていましたが、2018年の 8月にブック単品のダウンロード販売へと舵を切りました。まずは間口を広げておいてオーディブックの認知度向上を図り、ある程度の市場の成熟を待って本来のサービス体系に移行させたという事だそうです。

日本でサービスが始まった当初は、洋書のオーディオブックがほとんどだったようですが、日本語で収録された作品も徐々に増え、今では英語の勉強や資産形成といった実用的なものから文学作品、落語や漫才、コントまでと、幅広いジャンルが楽しめるようになっているようです。

実在の俳優さんや声優さんが豊かな表現力で朗読してくれるというところに特色があるようですが、俳優さんの場合若干の当たり外れがあるとのレビューをちょくちょく見かけます。まあ本職で無い方なら変な抑揚が入ったりすることもあるのでしょうか。朗読って難しいですもんね。

■ 入会方法(お試し期間あり)

月額 1,500円と決して安くは無いサービスですが、収録の手間や時間を考えると致し方ないかなとは思います。無料体験が可能ということなので、どんなものかちょっと試しに入会してみることにしました。申込は簡単、以下のリンクから「無料体験」のボタンを押すだけです。


Amazonアカウントとの紐付けが行われるので、Amazonアカウントを持っていることが前提となります。Amazon Prime へ加入している必要はありませんし、無料体験期間中に解約してしまえばその後費用が掛かることもありません。ただし、入会にはクレジットカードの情報は必要です。

■ 会員になると?

会員になると「コイン」が毎月 1枚配布され、それと引き換えにオーディオブックを購入するという形になります。無料体験の場合も同様にコインが 1枚配布されるので、それを使って好きな作品を実際に購入することができます。また、現在は月に 1冊「ボーナスタイトル」が設定されていて、コインで購入するものとは別に無料でもらうことができます。

購入したい作品が決まっている場合はそちらを購入すればよいですが、何を買えばいいか迷っているなら「Welcom Pack」として「7つの習慣」や「鉄道員」などが 4冊ずつ含まれたセットがいくつか用意されているのでそちらを試してみるのもよいでしょう。

買ってみたはいいものの思っていたものとは違ったという場合、会員になっていれば購入から 365日以内であれば他のボイスブックへの交換や返品もできるそうです。(PCサイトからのみ手続可能で、悪用防止のための回数制限はあるそうです。)配布されたコイン分以上のブックを購入したい場合は、非会員価格の 30%OFF で購入することも可能です。

■ コインと引き換えてみました

今回はレビューで高評価が非常に多かった「ザリガニの鳴くところ」という作品を購入してみました。

audible購入画面

上記の様に、月額料金は 1,500円ですがそれ以上の価格のオーディオブックとも引き換えることができます。というか、再生時間約 17時間って結構なボリュームだな、この作品・・・。6~7時間程度の長さの作品が多いようですが、中には 30時間を越えるものもあるようです。

Audible で購入した作品は、スマホやタブレット、PC などで再生することができます。再生方法は以下の通り。それぞれ 0.5倍〜3.5倍の間で再生速度を変えて聞くこともできます。

  • iPhone・iPad

    App Store から以下のアプリをインストールすればOKです。

    注意点として、iOS・iPad OS のアプリから直接作品を購入することはできません。iPad・iPhone で作品を購入する場合は、Safari などのブラウザから Audible の Webサイト にアクセスして購入する必要があります。ここのところを知らないと、「あれ?どうやって購入すればいいのだろう?」となってしまうかも知れません。

  • Android

    Android のスマホ・タブレットなら Google Play から以下のアプリを。
    Android の場合はアプリ内から直接作品を購入することが可能です。

  • Windows 10

    Windows 10 を搭載した PC の場合は、Microsoft Store アプリから Audible のアプリを入手することが出来ます。
    こちらもアプリ内から直接作品を購入することができます。また、Webブラウザからストリーミング再生させることも可能です。

  • Mac OS

    Mac OS の場合は、残念ながら単体のアプリが用意されていないので、Safari などの Webブラウザから「https://www.audible.co.jp/」へアクセスし、「ライブラリー」の「購入済みタイトル」で聴きたい作品を選んで「今すぐ聴く」をクリックすると別画面で Cloud Player が表示され、ストリーミング再生で聴くことが出来ます。ただ、「M1」プロセッサ搭載の Mac ならひょっとしたら iOS用のアプリが使用できるかも知れません。残念ながら持っていないので試してみることはできませんが。

これらの他、Amazon のスマートスピーカー「Echo」シリーズを持っていればそちらで作品を再生させることも可能です。ただ、音声コマンドで聴きたい本を指定するのはなかなか難しいようなので、スマホやタブレットの Alexaアプリを使って操作するのがよいでしょう。アプリを立ち上げたら「再生」をタップすると「AUDIBLEライブラリ」というところに購入済みの作品が表示されるので、聴きたい作品を選んで再生するデバイスを選ぶだけです。再生を停止する際は「Alexa、ストップ」だけで止まります。

途中まで聴いていた作品は、デバイス間を跨いでも中断したところから再生してくれるようですね。スマホで聴きながら帰ってきて家では続きを PC や Echo で聴くなどといったことができるので便利です。

■ 退会・休止方法

退会してしまうと購入済みの作品が聴けなくなったりしないか心配ですよね?大丈夫です!退会してしまってもアプリなどでログインすればいつでも購入済みの作品をダウンロードしたりストリーミング再生させて楽しむことができます。

ただ、退会はいつでも可能ですが、付与されている「コイン」は退会すると消滅してしまうので、必ず使い切ってから退会するようにして下さい。無料体験期間を過ぎると自動的に登録済みのクレジットカードに課金されるので、利用を続けたくない場合は期間内に解約手続きを済ませることを忘れないように注意が必要です。

Audible退会 尚、解約手続きはアプリ上から行うことはできません。PCから「 https://www.audible.co.jp/ 」にログインして手続きする必要があります。ログインしたら、「〇〇さん、こんにちは!」のところから「アカウントサービス」へ進むと退会処理のリンクがあります。アカウント名やパスワード、二段階認証が使える点はAmazonと同じですが、Amazonのサイトから退会手続きを行うことはできません。

また、コインはゲットしたけれど今月は特に引き換えたい作品が無いな・・・という時は、12カ月間に 1回、1カ月から 3カ月まで 1か月単位で Audible会員プランを休会することができます。今はコロナで海外旅行なんて行ける状態ではありませんが、長期間利用出来ない事情がある場合はこの制度を思い出してみて下さい。休会中は月々の会費の請求はありませんが、コインが付与されることもありません。未使用のコインが残っている場合は休会中でも使うことができるそうです。

■ Audible を利用してみて

通勤・通学時の電車やバスといった移動中は音楽を聴くか本を読むかということがほとんどでしたが、なるほどオーディオブックというのも目を瞑っていても聴けますしなかなかよさそうですね。「英語で聞く日本文学」などの作品もあるので、知っている作品ならストーリーも頭に入っているでしょうから語学の学習に使うのもアリだと思います。「ノルウェイの森」の英語版なんかもありました。ウォーキングや散歩をするときに聴きながら行うというのもよいでしょう。

継続して利用するのにネックとなるのはやはり利用料金でしょうかね。収録の手間を考えれば仕方ないと思えるとはいえ 1冊あたりの価格もやはり高いので、月毎に配布されるコイン分以上のブックを買おうと思う人はなかなか居ないのでは無いかと思いました。40万冊以上を配信中とは言っていますが、洋書の分が含まれているため日本語のブックはまだまだ少ないだろうと思われます。かなり増えては来ているようですが、ラインナップに関してはこれからに期待というところでしょうか。


今回 Audible を利用してみて「本を聴く」というものも、これはこれで有りだなと思いました。似たようなサービスが他にも無いかと調べていたところ、その名も「オーディオブック」というボイスブックサービスもあるようですね。こちらのサービスも声優さんをナレーターに起用したり効果音を付けたりと色々工夫が凝らされているようなので、近いうちに実際に利用してみてレビューしてみたいと思います。興味のある方は以下のサイトを覗いてみて下さい。