先日開催された「交通フェスティバル 2023 in 名谷車両基地」で ” お弁当屋さんの老舗 ” として知られる「淡路屋」も出店していたので、以前からずっと気になっていた「コンテナ弁当」を買ってみました。今回購入してきた『JR 貨物コンテナ弁当 明石の鯛めし編』は、2023年1月から販売が始まった第2弾の ” コンテナ弁当 ” で、中には明石の名物料理である「鯛めし」が入っているらしい。
先代の『JR貨物コンテナ弁当 神戸のすきやき編』は、2022年の元旦に発売されるや否や、SNS などで大きな話題となり、「買えない弁当」としても有名になるほどでした。余りに人気に容器のコンテナが足りなくなってしまい、3月には一時販売休止状態に。『深刻なコンテナ不足』という表現が、ちょうど海運の方で実際の海上コンテナが足りなくなって運賃が高騰していたタイミングにマッチしていたことから時流に乗った上手い告知には感心させられたものです。
さすがに最近では生産体制も整い、販売状況も落ち着いたようで欲しければいつでも買える状態になっていましたが、いつでも買えるようになるとまた今度でいいやとなるもので、しばらく忘れていたのですが、今回のイベントで見かけて買ってみることにした次第。新バージョンも出ていたことですしね。
1つ 1,600円と、お弁当としては高めの価格設定。まあ容器のコンテナのみならず鯛めしの方にもコストが掛かっているであろうことは一目瞭然ですしね。コンテナの大きさは 135x90x90 mm。
今回の緑色のコンテナは、鉄道コンテナ輸送 50年を記念して 50個だけ作成された特別塗装の「19D型式コンテナ」を模したものなのだそうです。実際のコンテナ同様、上に積んでスタックすることも可能。
蓋を開けると中蓋があり、伸縮式の箸とおしぼりが入っていました。
さて、早速頂いてみることにしましょうって・・・え・・・?!
右の写真は 淡路屋さんの商品紹介ページに載っているサンプル画像なのですが、かなり違いません???私の買って来たお弁当の方は明らかにご飯の量も少なく見えますし、鯛は確かに 2切れ入ってはいますが、私のは 2切れとも尻尾の部分で切り身自体もだいぶ小さくないですか???尻尾の部分が出てくるのは仕方ないですが、入れるにしても普通は大きい切り身とセットにして入れておくべきじゃないかと・・・。
鯛めしのご飯自体はちょうどいい塩梅に味が沁みていて美味しかったですが、鯛の切り身は固くてパサパサ・・・。お弁当なのでしっかり火を入れておく必要があることは分かりますが、いくらコンテナ代がかなりの部分を占めるであろうとは言え、これで 1,600円はちょっと・・・。
たまたま ” ハズレ ” を引いてしまった可能性はありますが、もう一度買うかと聞かれると・・・う~ん、無いかなあ。「すきやき編」の方は一度くらい試してみてもいいかなとは思いますけどね。容器のコンテナは洗って小物入れとして使わせて頂きます。