専用に作られたカメラバッグならカメラや予備のレンズもしっかりと保護しながら持ち運ぶことが出来ますが、出掛ける際に常にカメラバッグを持っていくわけではありません。カメラをトートバッグやリュックに放り込むのなら、クルクル包んでバンドで留めるだけの「ラッピングクロス」が便利です。mont-bell のアウトレットに「クリマプロ カメラップ」というラッピングクロスが出ていたので、1枚買ってみることにしました。
実は「ラッピングクロス」については以前に SONY純正のものを購入しています。 ただ、こちらのラッピングクロスは表面素材がポリエステルパイル地になっていて、水気を吸収してしまうのですよね・・・。レンズ交換をしようと草の上で広げたりしてしまうと夜露などを吸ってしまう可能性があるのですよ。ということで、撥水性もあるらしい mont-bell のラッピングクロスも買ってみた次第。
表面素材には「クリマプロ 200」という、mont-bell のジャケットの一部にも使われている撥水性と防風性を備えた素材が使われています。汚れも落ちやすいので、多少濡れた場所に置いても大丈夫。伸縮性のあるドローコードにはコードロックも付いていて、任意の長さに調節することが可能です。
裏面はフリース素材になっていて、カメラやレンズを傷つけません。ただ、SONY のラッピングクロスに比べるとかなり薄いので、衝撃吸収効果はほとんど期待出来ないでしょう。広げた大きさは 50x50 cm で、SONY のものと同じ大きさです。
TAMRON の「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD(Model B070)」を付けた α6700 を包んでみました。このサイズのレンズならカメラに取り付けたままでも問題無く包めますね。
タブレットも包んでみました。少なくとも 11インチクラスのタブレットならちょうどいい感じですね。ケースを持っていないなら裸で鞄にタブレットを放り込むよりは余程安心出来るかと思います。ちなみに Panasonic のノートPC「Let's note SV2」も問題無く包めました(Let's note は丈夫なのでわざわざ包んで入れる必要は無いと思いますが)。
私の用途としては、パニアバッグやトランクバッグに入れて自転車で持ち歩く際に交換用の望遠レンズを包んで入れることを想定しています。撥水性があるのでレンズ交換時に草むらの上で作業出来るというのがポイントなのですよね。
2024年2月現在、まだアウトレットの在庫が残っているようです。 こちらのアウトレット品は旧モデル処分の在庫限りだと思われるので、気になる方はお早めに。