(新)タイトルいつ決めるのさ

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「兵庫ペイント」の ” タッチアップペイント ” を使って傷つけてしまった TREK Checkpoint ALR 5 の塗装を補修してみた

あちゃー、やってしまいました。TREK のグラベルロード Checkpoint ALR 5 を綺麗に洗車したはいいものの、リアホイールをはめようとしてディスクブレーキのローターでチェーンステーをガリッと・・・💧。

クロスバイクの FX 3 Disc はクイックリリースでディスクローターとのクリアランスにも余裕があるのですが、スルーアクスルの Checkpoint はかなりギリギリの幅しか無いのですよね・・・。なかなかうまくはまらず、ゴソゴソやっているうちにちょうどチェーンステーの溶接で盛り上がっているところを傷つけてしまっていたようです。

最初はオートバックスにでも行って車用のタッチペイントでも買ってこようかと思っていたのですが、私の Checkpoint は「Era White」という少し黄色みのかかった白色。まあすんなり色が合わないでしょうね。それでも放置するよりは妥協した方がいいかとも思っていたのですが、TREK 車の場合、「兵庫ペイント」というところから専用カラーのタッチアップペイントが発売されていることを知りました。

それも半端な数のカラーバリエーションではありません。” TREK ” で検索してみたところ、なんと 76 ものカラーバリエーションがあるではないですか!更にタッチアップペイントをスプレーに変えてしまうアタッチメントキットまで用意されています。確かにタッチアップペイントの筆塗りよりはスプレーした方が遥かに綺麗に塗装できますものね。

私の Checkpoint ALR 5 のカラー ” Era White ” もそのものズバリの色があったので、早速購入して補修に取りかかってみることにしました。今回はスプレーキットは見送ります。


容量は 20㎖ と 300㎖ が用意されています。傷補修なら 20㎖ の方で充分ですね。

タッチアップペイント

タッチアップペイントはよくある中にビー玉が入っている奴で、塗装前によく振って中の塗料を混ぜてから傷の付いた部分に塗るだけです。一般的な補修ペンで使われている「ラッカー塗料」ではなく、車の塗装に使われる塗料を調合しているため、塗装後のひび割れや劣化が生じにくいのだとか。

before after


綺麗に仕上げたければ傷付いた塗装の部分を耐水ペーパーなどで少しこすって滑らかにし、塗装した上でコンパウンドなどで磨くのがいいのですが、ちょっと横着して油分だけ洗車でしっかり落としたうえで乾燥させ、ペイントするだけで済ませました。暑いしですし・・・(苦笑)。

もともと溶接部分で凸凹していたこともあり、多少の塗装ムラは生じているもののかなり違和感の無い状態に仕上がっています。あまり目立たない場所ですしこれだけ修正できれば充分でしょう。今回はタッチアップペイントに付いている筆で直接塗りましたが、綿棒に塗料を含ませて塗ってやればもっと綺麗に出来るとのこと。

TREK 車用のペイントカラーバリエーションはかなりの数が用意されていますので、Project One など特殊な塗装を除けばかなりの車種がカバー出来るだろうと思われます。自転車用としては 他に Cannondale 車用のものはある程度用意されているようですが、あとは GIANT と Bridgestone、CANYON 車用のものが若干あるくらいですね。PINARELLO と CERVELO も 1色ずつだけあるようです。

今回は自分で傷つけてしまいましたが、落車まではせずとしても走行していれば跳ねた小石が当たったり、駐輪中にバイクを倒してしまったりしてバイクに傷が付いてしまうことは避けられないでしょう。今後もそうした際にこのタッチアップペイントが役立ってくれることでしょう。

それにしてもこの「兵庫ペイント」には社員さんかか会社の偉いさんかに熱心な TREK 乗りの方がいらっしゃるんでしょうか?自転車の塗装補修用ペイントが売られていること自体にかなり驚きました。いずれにせよ有り難い限りです。