RTX830 の基本的な CUI 操作コマンドをメモしておきます。
コンソールポートへ接続する場合はミニUSBケーブルで十分ですが、下の「USB-RJ45 変換ケーブル」も汎用性が高いのでお勧めできます。個人的には telnet接続で問題無いと思いますが。
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☆ telnet 接続方法
・ telnetクライアントを立ち上げたら「o 192.168.100.1」と入力 ・ PWを入力してログイン(初期化直後は未設定) ・ 管理ユーザーへ昇格するには更に「administrator」と打ちPW(初期化直後は未設定)も入力 ・ telnetから抜けるには「quit」
☆ 再起動
・「restart (config番号)」 スペースの後に番号入力でconfigの指定が可能。 (省略時は「set-default-config」で指定したconfigを使用)
☆ ファームウェア更新
・ CUIで「http revision-up go」 ・ microSDやUSBメモリ使用時は、本体に差し込んだ後該当メモリのボタンとDOWNLOADボタンを 3秒以上押し続けると読込開始。更新終了後自動的に再起動。 USBメモリはFAT32でフォーマット、ファームウェアファイル名は「rtx830.bin」としておく事。 microSDやUSBメモリを取り外す時は本体の該当メモリのボタンを2秒以上押し続けて該当メモリ のランプ消灯を確認してから行うこと。
☆ パスワード変更
・ 「login password」「administrator password」コマンドでそれぞれ設定。 ・ 大文字・小文字区別あり。32文字以内。
☆ ログインタイマー変更
・ 「login timer (秒数)」:初期設定値は300秒。
☆ 機器環境の表示
・ 「show environment」:実行中のファームウェアバージョン・使用中のconfig番号の確認等
☆ 設定ファイル(config)一覧と稼働中や過去の世代のConfig内容確認
・ 「show config list」 :config リストの表示 ・ 「show config (0~4.2)」:4.2なら4番に格納した2世代目の内容を表示 最大5箇所にそれぞれ3世代まで保存可能。番号省略時は現在使用しているconfigを表示。
☆ config の保存とコピー、消去
・ 「save (0~4) (コメント)」 :USBメモリも指定可(usb1:)。場所省略時は0番に保存。 ・ 「copy config (from) (to)」 : ex. copy config usb1:config.txt 0 (USBメモリから0番へコピー) ・ 「set-default-config (0~4)」 :デフォルトのcofigを変更 ・ 「delete config (0~4)」 :指定した番号のconfigを消去(バックアップも消去される)
☆ 状態確認
・ 「show status lan1/lan2」 LANインターフェースの動作状態確認。 ・ 「show ipv6 address lan1/lan2」 IPv6アドレスの設定の確認 IPv6 IPoEによる接続が正しくできていればグローバルアドレスが存在。 ・ 「show status ipv6 dhcp」「show status dhcp」 DHCPサーバーの動作状態確認。 IPv6 IPoEによる接続が正しくできていればIPv6プレフィックスの割り当てがあり、 DNSサーバーが通知されている。 ・ 「show ip route」「show ipv6 route」 ルーティングテーブル確認。 ・ 「show nat descriptor address」 動的 NAT ディスクリプタのアドレスマップの表示。 ・ 「show nat descriptor masquerade session summary」 IP マスカレードで使用しているセッション数、ピーク値の表示。 ・ 「show status (インターフェース:pp 1、tunnel 1など)」 PPPoE や tunnel の疎通確認。 ・ 「show ip intrusion detection」 不正アクセス情報の履歴表示。個別のインターフェースの確認はコマンドに続いて 「 pp [番号]」「 tunnel [番号]」を付ける。
※ 関連サイト ※
・ RTX830 製品情報
・ ヤマハネットワーク周辺機器技術情報ページ
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