5月末頃にクラウドファンディングサイトの「machi-ya」で購入支援していた案件のリターン品の「無限フック Plus」が届きました。本体を机にセットし、これにものを引っ掛けることで鞄などを直接床に置かずに済むようになるというガジェットです。
「machi-ya」は、日本の代表的なクラウドファンディングサイトの 1つである「Campfire」の傘下で、デジタル家電や小物などのガジェット関連の案件に特化したサイトです。ファンディングに係わる手数料が他のサイトに比べてやや高めのようですが、GIZMODO や lifehacker などのメディアを使った宣伝サポートが行われるという特徴を持っているようですね。
このプロジェクトは、2022年5月6日から募集が開始され、2,385人から 860万円ちょっとを集めて 6月30日に締め切られたものです。リターン品 1個辺りの金額が 2千円ちょっとなので、支援総額としては低めの案件です。
「無限フック Plus」は、既に商品化されていた「無限フック」で得られた知見をフィードバックさせた改良モデルとなっています。やや大型化されましたが、その分安定感と強度アップ、カラビナ接合部の耐久性アップなどが行われるとのこと。
主催者は ” イルミナーレ ” という福岡県の会社のようです。今回のプロジェクトが「第3弾」ということで、既にある程度の実績はある会社なので安全性はかなり担保されているはず。
以下の製品の改良版ということになるようですね。
リターン品の発送予定は 2022年10月とのことで、公約通り 10月の初旬には届けて頂けたのですが、プロジェクト募集終了後、発送作業が始まるまでサイトでの活動報告の更新は一切無し。9月30日付けで発送が間もなく始まる旨の投稿があったようですが、メールでの発送通知も無くいきなり届いたので「何か注文したものあったっけ？」となりました。なんだかなあ･･･。
届いた封筒を開けてみると無地の真っ黒な箱が。傷があるのはまあ別にいいとして、開けてみてようやく何が届いたのか分かりましたよ。せめて商品名くらい印刷しときゃいいのに（苦笑）。
それはともかく、フックとカラビナはステンレス製で質感は上々。このような製品のカラビナは適当なものが付いてくることが多いのですが、こちらのものは強度も充分あるようです。カラーは「ワイルドシルバー」「タフブラック」「メタリックシルバー」から選べるようになっていました。
他にはメッセージカードが入っていたくらいで、取扱説明書も何も同梱されていなかったためどう使うのか最初は分かりませんでしたが、開くとこのようになりました。machi-ya のサイトを見てくれということだったのですかね。それならそうと、メッセージカードに書いておいてくれても･･･。
このようにカラビナが付く長い方を机などに引っ掛けて使うようです。フックの裏側にはシリコンゴムが貼られていて滑らないようになっています。フックの設置・取外しは超簡単。
あとは下側に鞄や荷物などを引っ掛けるだけです。使ってみたところ、これでしっかり鞄が固定されることにびっくり。これはよく考えられています。耐荷重量は 15kg ということで、2ℓ のペットボトルが 6本入った箱をぶら下げても大丈夫ということになりますね。試す勇気はありませんが（笑）。
外で食事した時に使ってみました。パニアバッグの中にはカメラとレンズ 3本が入っていたのでかなりの重さになっていましたが、重いものをぶら下げるほどフックは安定する（耐荷重内ですが）ようです。いや、これはなかなかに便利なガジェットですよ！
構造上フックは机の天板や椅子の肘掛けのように下部に空間があるものでないと使用できませんが、付属のカラビナを使ってフェンスなどにぶら下げることも可能です。この場合も耐荷重量は 15kg と充分。
こんな感じでスマホやタブレットのスタンドとして使用することも出来ます。動画視聴をする場合のほか、Zoom などでオンライン会議する際にも便利そうです。
「無限フック Plus」の重量はカラビナも含めて 80g ちょっとです。本体のサイズが小さいので手に持つと意外に重量感がありますが、移動の際に鞄などに引っ掛けておいたりズボンのベルト通しに着けていてもさほど気にはならない重さでしょう。
一般販売開始時期は 2022年12月頃を予定しているとのこと。恐らく Amazon などで販売が始まるかと思います。旧モデルでも良ければ今すぐに購入可能ですが、ハンガー使用時の耐荷重量が 12kg まで、カラビナ使用時は 3kg までとなっている点にだけご注意下さい。
