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CASIO のアウトドアギア「PROTREK PRT-60WWJ」の電池交換を行ってみました

ランニング用にタイメックスの「T5H381」というスポーツウォッチを使っていたのですが、バンドの付け根付近にできてしまった亀裂を見ていたところ、なんとそこからポッキリ折れてしまいました。樹脂バンドがこれほど脆いとは・・・。バンドの交換も不可能なようなのでどうしたものかと思いましたが、ふと随分前に電池が切れたきりほったらかしにしていた CASIO のアウトドアウォッチ「PROTREK PRT-60WWJ(WWFモデル)」の存在を思い出したので、電池交換に挑んでみることにしました。

まずはバンドを外して裏蓋を開けます。裏蓋を留めているのは普通のプラスネジですが、非常に小さいので精密ドライバーくらいは用意しておいた方が良いでしょう。

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 右側の写真は裏蓋を外すとすぐに目に入る白い樹脂製の部品と防水用パッキンを取り去ったところです。緑〇印のところに2つの非常に小さなバネ部品が乗っかっているので、ひっくり返したりして無くさないよう注意が必要です。

組み立てるときは取り外した樹脂製部品の裏の電極部分と緑〇印のバネの位置が合うようにはめ込みます。ムーブメントを外してしまうと、元に戻すときに各ボタンのかみ合わせに苦労することになりそうなので気をつけて作業をしていきます。

電池は赤〇印のところにあるストッパーを外すと取り出せるようになります。ちょっとコツが必要ですが、極細のマイナスドライバーの先っぽなどを突っ込んでテコのような感じで動かしてやれば外れるので、隙間から電池を抜き取ります。(私は幅1mm ほどのマイナスドライバーを使いました。)

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 交換用の電池は「CR2016」という型番のリチウムコイン電池です。どのメーカーの物でも構いませんが、電池の厚さを間違えると裏蓋が閉まりませんので注意が必要です。大体1個120円程度で買えると思います。 ちなみに電池の型番の「C」は二酸化マンガンリチウム電池、「R」は円形、「20」は直径 20 mm、「16」は厚さ 16 mm を表しています。

交換換したら再びストッパーを押し込んで電池を固定します。外すときと違ってこちらは簡単でした。裏蓋の裏には電池交換後に必要な時計のリセット方法について書いてあります。

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 裏蓋に指示があるとおり、時計の赤〇印の「AC」と刻印されている端子と電池のプラス極をショートさせて時計をリセットさせます。私は極細のリード線を折り曲げて使いました。

 時計の文字盤をしたから覗き込んで、「95-1-1 12:00」の表示が出ていれば成功です。後は防水パッキンと最初に外しておいた白い樹脂製の部品をはめ込んだら裏蓋を閉めて作業完了です。裏蓋のネジを閉めるときは対角に少しずつ閉めていった方がよいです。

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 スキーの時によく使っていたので傷だらけになってしまっていますが、ライトの点灯(ゾウガメが浮き出てきます)も問題無さそうですし、時刻を合わせてバンドを再び取り付けて完成です。防水パッキンはかなりダレていたので、防水性能についてはもう期待出来ませんが、ジョギングに使う程度ならもう少しは保ってくれるでしょう。ぼちぼちスマートウォッチが欲しいなと思っているのでその間保ってくれれば御の字です。

 20年前近くのデジタル時計が、それも何年もの間電池が切れたままほったらかしにしていたのに電池交換だけですんなり息を吹き返したのには驚きました。しっかり作られていたのですね。

 ちなみに防水検査もきちんとしておきたいという場合は、カシオのサポートから修理と検査の依頼するとよいでしょう。

 

費用はこのモデルの場合は 3,300円(税込・送料別・2020年8月18日現在)のようでした。この料金には電池交換の他に防水検査やパッキンなどの部品代まで含まれているそうです。依頼する場合は往復 2週間程度はみておいた方がよいでしょう。(修理費用が高額になりそうな場合は見積が出来た段階で事前連絡もしてくれるそうです。)また、修理窓口へ持ち込む場合は 1時間程度(混雑次第)で電池交換を行ってくれるそうです。