(新)タイトルいつ決めるのさ

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GORIX(ゴリックス)のボトルケージアジャストアダプター(GX-BRIDGE)を使ってみた

TREK のグラベルロード「Checkpoint ALR 5」には、ダウンチューブの下側にもボトルケージを取り付ける事が出来るようになっています。さすがにこの位置だと水たまりや泥が跳ねてボトルの呑口が汚れるかも知れないのであまりドリンクボトルは挿さない方がいいかと思いますが、ドリンクボトルを 2本挿した上に携帯工具などを入れたツールボトルを取り付けておけるので夏場は特に重宝します。

ただ、フレームサイズの小ささもあってツールボトルの脱着にやや窮屈さを感じていたので、「ボトルケージアジャスター」と呼ばれるパーツを取り付けて少し下側にずらしておくことにしました。

この手のパーツも様々なメーカーから発売されているのですが、どうせならあまり見かけない製品を使ってみようということで、大阪に本社を置く「GORIX(ゴリックス)」の「GX-BRIDGE」という製品を取り付けてみることにしました。たまには人柱もしておかないとね(笑)。


Amazon のレビューではネジ穴を破損させたというような事が書かれていますが、締め付けすぎたんじゃないですかね?別に肩を持つわけではありませんが、価格についてもしっかりしたアルミ製ということも考えれば妥当な範囲内じゃないでしょうか。

■ 他に購入候補として検討した製品

ついでなので他に購入候補として考えていた製品もいくつか簡単にご紹介しておきましょう。


シマノ製のボトルケージマウントアダプターです。なんと「DURA-ACE」グレード!調整範囲は上下に最大 50mm とのことです。ただ、シマノの HP上では既にディスコンとされているようですね。流通在庫が見つかればいいですが、転売価格でわざわざ購入するほどのものでもないかと。


Wolf Tooth(ウルフトゥース)からも「B-RAD-2」という製品が発売されています。10mm ~ 54mm と調整範囲の広さが魅力ですが、ブランド料ということなのかお値段ちょっと高め。取り付けに「T25」のトルクスレンチが必要な点にはご注意を。まあボルトを別のものに交換してしまう手もありますが。


神戸に本社を置く自転車関連商社「マルイ」のオリジナルブランド「GIZA PRODUCTS(ギザ プロダクツ)」のボトルケージアジャスターです。ボトルケージ取り付け位置を無段階に 45mm までずらすことが出来るようです。アルミ合金製で価格も安く、こちらもなかなか良さげ。ちょっと無骨ですが。


TOPEAK(トピーク)の「ALT-ポジション ケージ マウント(YWB03400)」。アルミ製なのに 2個セットで安いのが魅力です。が、取り付け位置に遊びが無く、フレームによってはうまく取り付けられないかも知れません。オフセット値は 32mm の固定です。条件が合うならよい製品かと。

■ GORIX の「GX-BRIDGE」を Checkpoint に取り付けてみる

それでは GORIX のボトルケージアジャストアダプター「GX-BRIDGE」を私の Checkpoint ALR 5 のダウンチューブ下に取り付けてみたいと思います。

GX-BRIDGE-1 GX-BRIDGE-2


「GX-BRIDGE」本体の他に、M5x10mm と 14mm のボルトが 2本ずつ、5mm 厚のスペーサーが 2枚と 3mm のアーレンキー、取付説明書がセットになっています。スペーサーの取り付けは任意。

比較 実は Checkpoint ALR 5 にはボトルケージアジャスターが 1本付属していました。上のものがそうなのですが、樹脂製でやや強度に不安があったのと、オフセット値が 65mm と、ちょっと大きすぎたのですよね。GORIX の「GX-BRIDGE」はオフセット値を 15mm か 30mm かを選ぶ事が可能で、” ちょっとだけ位置をずらしたい ” という場合にも都合がよい製品だったのです。

GX-BRIDGE-3 GX-BRIDGE-4


取り付けに難しいところはありません。15mm だけ下方向にオフセットすることにしました。ダウンチューブ下に取り付けるボトルケージは TOPEAK の「モジュラーケージ 2」にしました。可変式で直径 63~74mm のボトルに対応しており、500㎖ のペットボトルも挿すことが可能です。また、Bontrager のツールボトル の保持力が高く、走行中に飛んで行ってしまう心配をしなくて済みます。

before after


ちょっと分かり難いかもしれませんが、左が「GX-BRIDGE」の取り付け前、右が取り付け後です。チェーンリングやクランクとのクリアランスも問題ありません。

ツール缶装着1 ツール缶装着-2


Bontrager のツール缶を挿してみました。フロントタイヤとのクリアランスも十分で、ちょっと下げただけですがかなり脱着がし易くなりました。難点は、直接フレームにボトルケージを取り付けた場合でもどうしても走っていると取り付けボルトの緩みが生じてくるのですが、「GX-BRIDGE」の取り付けボルトを増し締めする際に一旦ボトルケージを外さなければならないということくらいですかね。

今回はダウンチューブ下のボトルケージの位置調整に使いましたが、もちろん大型のフレームのバイクに乗っていてボトルの位置が遠いという方や、フレームバッグなどとの兼ね合いで調整が必要な際などにも便利です。ちなみにツールボトルの中身についてはまたそのうち別の記事でご紹介したいと思います。