(新)タイトルいつ決めるのさ

何かの参考にして頂ければ幸いです。

「GeForce 210」搭載のグラフィックボードが投げ売りされていたので捕獲してみました

GeForce 210 パッケージ MSI製の「N210-MD1G/D3」という GeForce 210 を搭載したグラフィックボードが投げ売りされていたので思わずポチってしまいました。580円はさすがにビックリです(笑)。なにせ 2009年にエントリークラスとして登場した GPU ですから、非力すぎてとても今のゲームなどが遊べるようなものではありませんが、少なくとも何かトラブルが発生した際の問題の切り分けには使えそうです。

主なスペックは以下のとおり。

グラフィックス NVIDIA GeForce 210
メモリ GDDR3 1024 MB
出力端子 DL-DVI-Ix1、HDMI(1.3a)x1、VGAx1
対応バススロット PCI Express 2.0x16
補助電源 なし
外形寸法 約 145x84x18 mm(ブラケット、突起物含まず)

MSI の製品ページは「こちら」、代理店 ASK の製品紹介ページは「こちら」です。


GeForce 210 と言われてもどの程度のものなのかよく分かりませんが、GeForce 9400 GT の後継モデルに当たるそうです。まだこう言われるとなんとなくイメージが沸きます。元々は DDR2 がメモリに採用されていたそうですが、その後 GDDR3 を採用した改良版が発売されたようですね。

内容物 ロープロファイル用のブラケットが 2種類付属していました。ロープロファイルで使用する場合は HDMI端子と DVI-I端子の組合せと D-Sub端子のみのものに分かれるようです。3つとも使用する場合は 2スロット使う事になります。D-Sub を搭載したグラフィックボードはほぼ見かけなくなってきているのである意味貴重かも知れませんね(変換アダプターでも構いませんが)。
説明書は一応日本語でも書かれていました。「こちら」からダウンロードする事も出来ますが、Web にあるのは Windows 7 の頃の説明書ですね。なんだか時代を感じます(笑)。

GeForce 210 表 GeForce 210 裏


PCI Express 2.0 に対応しているので現在の PC でも挿して使う事ができます。いまどきの馬鹿でかいグラフィックボードを見慣れているとこのサイズは新鮮です。冷却ファンも非常に簡素なものでしたが、3D性能が低いこともあってあまり発熱しないようです。冷却ファンは 2pin で回転数制御ができないこともあって常に全開ですが特にうるさく感じるほどではありませんでした。

ブラケット部分 DVI-I端子は Dual-link で HDCP もサポート。HDMI端子は Ver.1.3a をサポートしており、7.1ch のデジタル音声出力も出来るようです。PCI Express接続部も含め、全ての接続端子には保護カバーが付いていました。MSI ってこの辺りが丁寧なのですね。解像度は 1080P(1920x1080 pix)対応とされていましたが、WQHD(2560x1440 pix)でも問題無く表示されました。2D表示はわりと優秀なようです。
ドライバCD は付属していませんでした。Windows 10 の PC に挿してみたところ、そのまま起動した状態では画面の文字表示が若干虫食いのようになっていましたが、Windows Update経由でドライバをインストールしたところ正常な表示になりました。「こちら」から「GEFORCE EXPERIENCE」をインストールすれば自動的にドライバの更新もしてくれるようですが、まあこの辺はお好みで。

GPUコア比較 GPU-Z で確認してみます。製造プロセスルールは 40nm、シェーダーユニットが 16個しかありません。DirectX は 10.1 まで、OPEN GL も 3.3 止まりです。参考までに Intel Core i7-9700K に内蔵されている Intel UHD Graphics 630 と比較してみました。シェーダーユニット数の差は僅かですが、メモリの世代の違いによる差が結構あるようですね。とは言え、おおかた 10年前のエントリークラスレベルの GPU の性能がようやく CPU内蔵のグラフィックスで出せるようになったと言えるかも知れません。
FFベンチ 一応 FFベンチも走らせてみました。が、” 漆黒 ” ベンチは起動することすら出来ませんでした。DirectX のバージョンなどに拠るものでしょうか。なので代わりにインストーラーを保存してあった ” 蒼天 ” ベンチを取ってみました。結果は右の通り。画面解像度が 1280x720(HD 720)の状態ですら ” 動作困難 ” です。分かってはいましたがやはり 2D表示ならともかくゲームに使えるようなものではありませんね。

冒頭に書いたように動作検証用に使ったり、例えば CPU内蔵のグラフィックス機能を使用していて画面出力がもう 1枚欲しいというような場合には案外使えるのかも知れません。2Dグラフィックスで使っている分には WQHD の解像度でも特にもたつきを感じたりするようなことはありませんでした。YouTube を初め、動画の視聴も問題無く行うことが出来ます。尚、こちらのグラフィックボードは既に製造終了となっているので、入手可能なのは流通在庫だけです。