(新)タイトルいつ決めるのさ

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ASICS の「MAGIC SPEED 2」で ” 厚底シューズ ” デビュー!

陸上ロードレース界ではすっかり定着した感のある「カーボンプレート入り厚底シューズ」。厚底のソール部分とカーボンプレートの反発力が効率的に推進力へ変換されることで長い距離をより速く走ることが出来るようになるとされ、2021年の箱根駅伝ではなんと出場選手のうち 95.7% もの選手が先鞭を付けたナイキの厚底シューズを着用するに到り大きな話題となりました。その後他のメーカーもただ指を咥えて見ているはずもなく、現在では様々なメーカーから発売されるようになっています。

ただ、あまりにシューズの違いが記録に与える影響が大きかったらしく、2023年現在、世界陸連によってトラック・フィールド競技では厚さ 25mm 以下のシューズしか使用できないという規定が設けられているそうです。また、2024年11月からは厚さ 20mm 以下までと、更にこの規定が厳しくなるのだとか。但し市民ランナーなどが参加する記録会ではこの限りでは無いそうなので、各大会規定に従って下さい。

一方、マラソンや競歩などのロード種目の場合は、ソールの厚さが 40mm 以下のシューズであれば使用することが出来るそうです。一部を除いて市販されている「厚底シューズ」の多くは使用可能だと思われますが、大会などに出る方は念のため確認してから購入するのが無難でしょう。

私はもう大会などに出る気などさらさらありませんが、そうは言っても「厚底シューズ」は気になります。一度くらいは履いてみたいと思っていたのですが、アシックスの株主総会の議決権行使で頂いた割引クーポンの期限が迫っていたので、この機会に「MAGIC SPEED 2」を試してみることにしました。


「MAGIC SPEED 2」の人気は相当高いらしく、売り切ればかりでなかなか自分の足のサイズが手に入らないのですが、今年の東京マラソンの限定モデルなら在庫があったので、こちらを購入してみました。

MAGIC SPEED 2-1MAGIC SPEED 2-2
MAGIC SPEED 2-3MAGIC SPEED 2-4


カラーとシューズの両サイドに東京の街がデザインされている以外は通常の「MAGIC SPEED 2」と同じです(ちょっと割高ですが)。ただ、走行に支障はありませんが「GEL-KAYANO」や「GT-2000」などと比べると若干タイトな感じを受けたので、もう 1サイズ上の方がよかったかも知れません。

MAGIC SPEED 2-重量 片足重量は 26.5cm のサイズで約 217g でした。直近まで履いていた「GT2000.8」が約 280g、その前に履いていて今はサイクリングシューズと化している「GEL-KAYANO 25」は 320g ほどありましたから、手に持った瞬間「軽っ!」と驚いてしまいました。厚底の見た目から結構な重量があるんじゃないかと思っていたのですが、ここまで軽いとはね。耐久性は他のシューズと大差ないようです。
カーボンプレートは前足部から踵までフルレングスで入っているそうです。ミッドソールは上層に軽量で反発性に優れた「FF BLAST PLUS」を、下層には「FLYTEFOAM」を採用し、反発性とクッション性のバランスの良いシューズに仕上がっているとのこと。

MAGIC SPEED 2-5

とにもかくにも実際に走ってみないと分からん!ということで実走に出てみたのですが、何というか独特の履き心地ですね。他の一般的なランニングシューズとはかなり違ってフワフワとしつつも自然と足が前に運ばれていく感じを受けます。これでも反発力は上位でストライド走法に適した「METASPEED SKY+」やピッチ走法に適した「METASPEED EDGE+」などよりは抑えめらしい。

はっきり言って歩くのには向いていないシューズですね。特に階段を歩いて降りる際などにはかなり顕著な違和感を感じました。クッションの沈み込み具合が独特なので足首が安定しない感じです。

ですが、走りだしてみると本当に前に進む推進力を感じます。そして何よりシューズの反発力を受けて膝が上がりやすいからか、登坂が楽になったことに驚きました。うちの近所はどこに行くにも坂ばかりなのですが、勝手に脚が動いて登っていくような感覚です。歩く時に感じた着地の不安定さは下りで走っていても全くありません。これはなかなか不思議なシューズだ。まさに新・感・覚。

反発の高いシューズということで膝や足裏へのダメージを心配していたのですが、こちらは杞憂だったようです。むしろ今まで履いていたシューズより翌日以降に残るダメージが少ないように感じました。足が動くので調子に乗って坂を駆け上がったせいか太腿は翌日えらいことになりましたが(苦笑)。

問題なのは入手性の方でしょうね。アシックスの直営オンラインストアなどでは入荷してもすぐに捌けてしまう状態が続いているようです。ただ店頭には試し履きする分くらいはあると思うので、気になる方は是非一度履いてみて下さい。ぴったしサイズは無いかも知れませんが・・・。

ランニングメッシュキャップ-1 ランニングメッシュキャップ-2


ついでに「ランニングメッシュキャップ」も買ってみました。以前から夏場のランニングに帽子の必要性を感じていたのですよね。ランニングから帰ってきたらそのまま洗濯機に放り込めますし(ネットくらいには入れた方がいいとは思いますが)、暑ければ途中の公園などで水に浸して被るのも気持ちいいです。帽子の深さが浅いので風で飛ぶというようなレビューも見かけますが、後ろで締め付け具合を調節出来るので、ちゃんと合わせておけば問題無いと思いますよ。こちらもお勧めです。