(新)タイトルいつ決めるのさ

何かの参考にして頂ければ幸いです。


▼ 当ブログはアフィリエイトサービスを利用しており、リンクにはプロモーションが含まれます ▼
当ブログではアフィリエイト広告により得た収益をブログの運営・維持に充てさせて頂いております。提携しております ASP につきましては「プライバシーポリシー」よりご確認下さい。
尚、企業様より商品またはサービスの提供を受けて掲載した記事につきましては、別途「PR・プロモーション」カテゴリに分類し、記事冒頭にその旨を分かりやすく記載するよう心掛けております。
当ブログ記事の記載内容や広告の掲載方法に関するご指摘がございましたら「こちらのフォーム」よりお問い合わせ下さい。

PayPal を使って海外ショッピングサイトで決済する場合の注意点

PayPal はもちろん日本国内で使う事も出来ますが、海外のサイトでショッピングを行う際には非常にありがたい決済手段です。特に海外の通販サイトを使う上で怖いのがクレジットカード情報の漏洩ですが、初めて使うサイトなど、信用がおけるかどうかの確信の持てない相手との取引であっても PayPal が決済時に買い手側と売り手側の間に入ってくれることで、直接クレジットカード情報のやり取りをしなくて済みます。

PayPalイメージ


Amazon など世界的な企業のショッピングモールを使う場合は直接クレジットカード情報を渡して決済してもカード情報や個人情報の流出の恐れはかなり少ないと言えますが、あまりメジャーでは無いサイトから購入する場合は、顧客情報の管理に不安を抱く事も少なくはないでしょう。ましてそれが新興企業だったりすると尚更です。「PayPalビジネスアカウント」の開設にも審査は必要なので、購入先で「PayPal が使える」という事はある程度お店としての信用が確保されていると思って差し支えないでしょう。

また、PayPal には「買い手保護制度」があるのが非常に魅力的です。届いた商品が説明とは全く異なったものであったり、そもそも商品が届かないなどといったトラブルに遭ってしまった場合に、適用条件を満たしていれば送料も含めた全額が補償対象となります。(買い手保護制度の手続き方法については「こちら」を参照下さい。対象外の商品もある事には要注意です。)ただまあ、お店との関係は最悪になるでしょうからあくまでも最終手段でしょうけどね。

■ PayPal で決済する場合の注意点

さて、海外ショッピングの決済に便利な PayPal ですが、気に留めておいた方が良い点もあります。

PayPal のアカウントには複数のクレジットカードや銀行口座を登録することができます。実際に支払い手続きをする段階でどのカードを使うか選ぶ事は出来るのですが、PayPal で支払う場合は " Express Checkout " が選択された状態になっていることがあります。

この「PayPal Express Checkout」という設定にはちょっと注意してください。決済時にどのクレジットカードで決済するかを都度指定すること無く、予め PayPalアカウント上でデフォルトに設定しているクレジットカードを使って決済してくれるという、まあ決済時の手間を少し省いてくれる機能なのですが、このまま何も考えずに決済を進めてしまうと ” PayPalレート(私が勝手にこう呼んでいるだけですが)" で決済されてしまう可能性があります。

PayPal で海外通販の決済をする時は、支払時に PayPal の定めた通貨換算手数料が付く代わりに円建てで決済する事の出来る方法と、一旦現地通貨建てで決済しておき、クレジットカードの請求時にカード会社の定める通貨換算手数料を含めて支払う方法の 2通りを選ぶことができます。支払いに PayPal を使用する場合でも現地通貨建てで決済すれば PayPal の手数料は掛かりません。

この ” PayPalレート ” ですが、クレジットカード会社の通貨換算手数料より少し割高なのですよね。

PayPal 通貨別に 4.0 % または 3.0 %(例えば英ポンドは 4.0 %)
VISA 楽天:1.63 % 三井住友:2.20 %
Master 楽天:1.63 % 三井住友:2.20 %
JCB 1.60 %
American Express 2.00 %

※ 2021年5月現在
変更がある場合もあるので、最新の手数料は各カード会社でお確かめ下さい。JCB は海外通販で有利なものの使えるところが少ないのがネックなのですが、こういう時こそ PayPal の出番とも言えます。VISA、Master、JCB については為替換算の「基準レート」が公表されています。請求が来るタイミングはこちらで決めることはできません(購入した日のレートが適用されるわけでは無く、数日程度ずれるのがふつうです)が、この「基準レート」に各社の定める為替換算手数料を掛けた金額で請求が届きます。

ただ、一概に割高な ” PayPalレート ” での決済を避けるべきかというと、そういうわけでもありません。

例えば、FX(外国為替証拠金取引)の世界ではイギリスポンドは " 殺人通貨 ” と言われるほど変動の激しい通貨なのですが、このような通貨の場合は敢えて” PayPalレート ” で円建て決済にして早期に支払額を固定してしまうというのも一つの手ではあります。比較的相場が落ち着いている時などはクレジットカード会社の決済に任せてしまった方がお得になることが多いですけどね。

決済通貨の変更は PayPal の支払い承認画面から行えるのでちょっと例で示しておきます。「通貨オプションを表示」のところをクリックして下さい。次の画面で通貨を選択することができます。

PayPal支払い通貨変更

ちなみにこの時は PayPalレートでは ¥1=£0.00637 となっていました。分かり易いように直してみると、£1≓¥156.986 となります。PayPal でポンド建てで決済した後に実際にカード会社から来た請求では £1=¥153.171 で決済されていましたから結構な差になる事は分かって頂けるかと思います。尤も、この時の場合は支払い総額が小さかったので実際の購入金額の差は僅かですけどね。最終的な請求金額は必ずクレジットカード会社の明細で確認するようにして下さい。

この支払い通貨の変更は決済する度に自分で変更する必要があります。残念ながらデフォルトの状態は常に PayPalレートでの決済になっています。海外ショッピングも PayPal の決済を使う事で安全性が飛躍的に高まります。ちょっと気をつければ為替換算手数料の節約もできるので、上手く使って日本でまだ発売されていない商品や入手しにくい商品などを手に入れてみて下さい。


紹介コード PayPal では「紹介キャンペーン」が行われています。右の QRコードを読んで頂くか、「こちら」から PayPal に新規登録し、一回のお買い物で 500円以上の決済を行って頂くと、14日以内にアカウントに次回のお買い物にお使い頂ける 500円分のクーポンが付与されるそうです。よろしければお使い下さい。