(新)タイトルいつ決めるのさ

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マザーボードの USB端子をフロントパネルに引き出してみました

メインPC のケースにはこの 5年ほど Nanoxia というドイツのメーカーの「Deep Silence 1 Rev.b」という製品を使い続けています。ケース内部の拡張性や冷却性能が高く良いケースなのですが、材質が 8割方スチール製なので非常に重いのが難点。ケースの重量だけで 11.5 kg もあります。ととにかく頑丈なので共振などは皆無ですし静音性も非常に高いケースなのですけどね。

現在もまだ販売されているようですが、今となっては設計も古いので裏配線用の背面スペースが狭く、最近流行の ” 見せる ” ためのアクリルサイドパネルなどは無いので、近頃あまり見かけなくなって来た、フロントに 5インチ拡張ベイがあるケースが欲しいというのでもなければ特別お勧めできるというほどでもありませんけどね。最近は光学ドライブを搭載しない人も増えているようですし・・・。

PCケース上部コネクタ さてこの「Deep Silence 1 Rev.b」ですが、標準でケース上部に右の写真の様な USBのコネクタが装備されています。USB 2.0 と 3.0 が 2個ずつあってそれなりに便利ではあったのですが、最近対応機器が増えてきた Type-C がありません。また、ケースの上に物を置いていると使う前に除けなければならず面倒くさいのですよね。
フロントの拡張ベイには今のところ BDドライブしか取り付けていないので空きスペースは充分あったので、マザーボードの USB端子をフロントパネルに引き出すことのできるような製品を以前から時々探していたのですが、中々これといったものが見つからなかったのですよね。Type-C が付いていると思っても USB 3.1(Gen 2)ではなく 3.0 止まりだったり、SDカードリーダーなどが一緒になっていて便利そうだと思ったら Type-C を装備していなかったりといった感じでどれも「帯に短し」な製品ばかりでした。

■ 発送は中国から

そんな中、たまたま Amazon を見ていて目に留まったのが以下の製品。全くレビューが無い上に出品者も「Topiky8」と如何にも中華っぽい名前なのでどうかとは思ったのですが、製品画像を見る限り単にマザーボード上の USB端子からケーブルでフロントパネルに引っ張ってくるだけの製品のようです。これならまあ不具合が出ることは少ないだろうということで、人柱覚悟で発注してみることにしました。

「在庫あり」の状態だったにも関わらず配送予定日がかなり先になっていたので多分そうだろうなとは思っていましたが、案の定、中国からの直送でした。Amazon で売られている物にはたまにこういう事があるのですよね・・・。別に急ぎではないので構いませんが、少なくとも海外発送なら海外発送と書いておいて欲しいものです。まあこの程度は想定内。

配送状況 配送は「YDH」という聞いたことの無い業者でしたが、配送状況は「こちら」から追跡可能でした。一見こまめに配送状況が更新されているように見えますが、だいたい 1~2日程度遅れてパパパッと状況の更新があるといった感じでした。日本国内に入って税関に送られた後は国内の配送番号が報されることは無く、税関を無事通ったかどうかすら分からないままいきなり手元に届きました。とは言え、発注当初の予定では配送予定が 5月17日とされていたので、大幅に早く到着しています。

昨年の今頃はそれこそ新型コロナの影響で国際物流はめちゃくちゃになっていて中国も例外では無く、aliexpress 関係でさえ数ヶ月かかることもあったようですが、少なくとも現在の物流関係はかなり良くなっているようですね。
国内配送状況 モノが届いてから気付いたのですが、China Post が使われていたので日本国内に入ってからは日本郵便で追跡可能だったようです。

日本郵便の追跡サイトで China Post の追跡番号をそのまま入力してみたところ、右の様に状況が表示されました。届く前に知ってれば良かったのですけどね・・・。まあ家に居る時で良かったです。

■ 作りは案外まともでした

Car Audio Interface ?(笑)。若干箱は潰れてますが壊れるような物ではないのでこの程度ならまあ。

配送状態 梱包状態


付属品は取り付けねじが 4個だけ。別に要りませんが取り付け指示書のようなものすら入っていません。ケーブルは全て取り付け済みで、写真の様にとぐろを巻いて箱に収められていました。

フロント拡張パネル正面 フロント拡張パネル内部


右側の写真の様に、基板はありますが特に何かチップが載っているというような事も無く、単に伸びてきた USBケーブルを固定しているだけです。USB 2.0 と Audioケーブルは取り外せますので、不要なら外しておけば若干ケーブルがスッキリするでしょう。

分解


ばらして基板の裏側も見てみましたが、この通り綺麗なものです。Type-C のコネクタはネジを使ってしっかり固定されていました。ハンダも綺麗で、思いのほかきちんと作られている様子。

USBコネクタ接続部 Type-C用のきしめん状のケーブルはマザーボード上の USB 3.1 Gen2 のコネクタへ、太い 2本のケーブルが纏まっている方は USB 3.1 Gen1 のコネクタへ接続するのですが、Gen1 の方のケーブルは太くて固いので非常に取り回しが厄介です。ただこれは他社のものでもだいたい同じなので仕方ないですね。ノイズ対策などの結果なのでしょう。
ネジ穴のズレ 惜しかったのはこの部分。5インチベイの横から付属のネジを使って取り付けるのですが、見ての通り、ネジ穴が少しずれています。ケース側は BDドライブのネジ穴と合っているので明らかにこちら側の問題でしょう。ただ、縦 2箇所ずつでしっかり固定出来るので、問題無いと言えば問題無いです。
実はこのフロントベイパネルを取り付けた翌日、マザーボードの BIOS を飛ばしてしまうという事態に遭遇しました。一瞬今回取り付けた製品が原因かとも思いましたが、結論から言ってこちらの製品の問題では無く、私が取付時に横着して無理やり手を隙間にねじ込んでコネクタを挿したりしたせいだったようです。BIOS の復旧後もう一度コネクタを挿して様子を見ていましたが、今のところ問題は出ていません。疑ってごめんね(笑)。

フロントパネル取り付け後


取り付けてみた様子です。やはり正面に USB端子があると非常に使いやすくなりました。Type-C に iPad Pro を繋いで見たところデータ転送にも問題ありませんし 10W程度で充電も行えているようです。マイクとヘッドホン端子の方はサウンドカードがあるので繋いでいませんけどね。このケースは扉も付いているので使わない時は閉じておけば見た目もスッキリです。