先日スマホを iPhone SE(2020)から iPhone 13 mini に買い換えました。
今回は、私が iPhone 13 mini と一緒に使っているアクセサリーをご紹介しておきます。何を買おうか迷っている方のご参考にでもして頂ければ幸いです。
■ ケースと画面保護フイルム
ケースと画面保護フイルムは「NIMASO」の以下の 2点を購入。えっと・・・私、この「NIMASO」というブランドのことずっと中国メーカーのブランドだと思っていたのですが、本社は神奈川県にあったのですね。9.7インチの iPad Pro を買った頃からずっと使っていたのですが、今まで知りませんでした。まあ日本で行っているのは商品企画やサポートくらいかも知れませんが。
このメーカーの製品はいつもフイルム貼り付け用のガイド枠やクリーニングクロスなど、付属品が非常に充実しているのが特徴です。「こちら」の記事でも書いているように、何か不具合のあった際の対応も非常に良く、お勧め出来るメーカーだと思います。
こちらは上記のガラスフイルムですが、フイルムが 2枚入っている以外にもこれだけの付属品が入っています。特にこのガイド枠が秀逸で、貼り付ける最中にフイルムが斜めにずれてしまったりといったことがありません。反面、ガイド枠が邪魔になってやや画面上のホコリが取りにくくなりますが、付属のホコリ除去用のシールを間に差し込むようにすれば上手くホコリも取れると思います。
フイルム自体は自己吸着式なので、フイルム裏の保護シールを外しながら軽く画面上に置くだけでスーッと空気が抜けていきます。端の方は若干空気が残るかも知れませんので、中央から端へ空気を押し出すようにすればOKです。指の滑りも良く、反応も上々で使いやすいフイルムだと思います。
ケースについては完全に好みの問題ですが、やはり iPhone の美しい背面は見えるようにしておきたかったので、背面が硬度9Hの強化ガラスになった製品と購入しました。カメラレンズの部分は TPU素材で少しレンズ面より高くなっており、置いたときに直接机などに接しないようになっています。
■ スマホグリップ
以前クラウドファンディングで入手して気に入った「goBelt」というスマホグリップの使い勝手が気に入ってたので再度購入する事にしました。ケース背面に貼り付けて使う形になります。
「goBelt」については以下の記事で詳しくレビューしていますので併せてお読み頂ければと思います。
基本的に張り直しが効かないのが難点ですが、スマホグリップとしての機能の他に簡易的なスタンドになったりとなかなか便利な製品です。畳めば一般的なスマホリングのように置いたときにガタガタしないというのもお勧め出来る点です。
■ 充電器
最近の iPhone には Lingtning - USB Type-Aケーブルこそ同梱されているものの肝心の充電器が付属していません。市販の充電器を使う必要があるわけですが、私は 2年ちょっと前に購入した「Anker PowerPort I PD-1」という製品を使っています。 USB Type-Cポートが 1つ、Type-Aポートが 4つ用意されており、同時に 5台の機器を充電することが可能です(USB Type-C は最大 30W)。USB PD での電源供給容量が 65W や 100W へと引き上げられた製品も販売されていますが、充電ポートの数が少なくなっていたりしてなかなか希望に合う製品が無いのですよね。発売から時間が経っており、やや古い製品なので対応製品リストに iPhone 13 シリーズはありませんが、問題無く使用できることを確認しています。
ケーブルは Anker の「PowerLine+」という 1.8m の Lingtning - USB Type-Aケーブルを挿しっぱなしにしています。既に販売終了となった 3年以上前の製品ですが、コネクタ部分の破損も無く問題無く使用することが出来ています。Anker の製品も信頼性は高いですね。
■ ワイヤレスイヤホン
もう随分前から iPhone にはイヤホンジャックが搭載されなくなりました。普段 iPhone を使って Spotify や Apple Music などのストリーミングサービスで音楽を聴いたり radiko を聴いたりする際に Bluetooth接続のイヤホンを利用されている方も多いでしょう。
とは言え、あまりに多種多様な製品が販売されているのでどれを買えばいいのか分からないという方も居られるのではないかと思います。そこで少し古い製品になりますが、私が iPhone 13 mini と組み合わせて使っているものをご紹介しておきます。
ランニング用には Beats の「Powerbeats Pro」という 完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を使用しています。購入から 2年ちょっと経ちましたが、まだまだバッテリーにも問題は無いようで、快適に使用することが出来ています。やはりケーブルが無いというのは快適ですよ。 ランニングをする際には車の走行音などはきちんと聞こえることが安全のためにも大事だと思うのですが、この Powerbeats Pro、車の走行音はしっかり聞こえるくせに人の話し声などはあまり聞こえないという面白い特徴を持っています。ノイズキャンセルイヤホンではありませんが、音質も上々だと思うので未だお勧め出来る製品の一つです。
ちなみにスポーツ用イヤホンとしては「Beats Studio Buds」という、ノイズキャンセリング機能も搭載したイヤホンが発売されています。Powerbeats Pro が壊れたらいずれ試してみたいとは思っているのですが、Powerbeats Pro が壊れる気配が今のところ無いので当分先の話になりそうです(笑)。
Powerbeats Pro は、耳に掛けるフックが付いているのでランニングしていても落として無くす心配がほとんどない点が気に入っているのですが、やや音漏れがあるため、電車やバスなどの中で聴くにはあまり向いていません。そこで、昨年発売された Beats Flex というイヤホンも併用しています。 こちらのイヤホンは以前販売されていた Beats X というイヤホンの実質的な後継機にあたるのですが、価格が大きく引き下げられていたため非常にコストパフォーマンスの良い製品となっていました。ですが、数ヶ月前に突然値上げがあり、今はお得感が少なくなってしまっています。
音質については取り立てて褒めるほどの点があるわけではありませんが、とにかくブツブツと接続が切れたりするようなことがありません。この点については非常に重宝しています。radiko や Spotify などで移動中に音楽を聴いたりする分には特に不満を感じるようなことはありません。
■ ポータブルヘッドホンアンプ
移動中に音楽を聴く場合は Bluetoothイヤホンで何も問題は無いと思いますが、たまにはじっくりと音楽に浸りたいという時もあるかと思います。そういった時に便利なのが「ポータブルヘッドホンアンプ」です。その名の通りお気に入りのヘッドホンを繋いで高音質で音楽を聴くことが可能になります。
私が使っているのは既に販売終了となってしまった ONKYO の「DAC-HA200」という製品です。以前以下の記事でレビューした製品で、購入からもう 3年半程経っていますが、今のところバッテリーなどもまだ大丈夫そうです。
こちらは iPhone の Lightning端子から Lightning ー USB Type-Aケーブルを使って DAC-HA200 と接続し、DAC-HA200 にヘッドホン・イヤホンを接続するという形になります。iPhone 13 mini に繋いでみたところ、ONKYO HF Player というアプリのハイレゾ楽曲の再生に掛かる制限も無事解除されました。
今からポタアンを買うなら FiiO の「Q3 2021」という製品なんかが気になりますね。DAC に「AK4462」を搭載しているとのことで、AKM の例の工場火災の影響を少なからず受けたのではないかと思うのですが、代替生産の目処も付きつつあるのでしょうか。DAC-HA200 が死亡するようなことがあれば試してみたいものです。
手持ちの有線ヘッドホンやイヤホンを使いたいけど費用は掛けたくないという場合は、Apple から出ている「Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」という製品を使う手もあります。ただ、コネクタ部分が iPhone などに付属している Lightningケーブルと同じ作りなので、あまり耐久性は期待出来ない点はご注意を。この製品、以前は iPhone に付属していたのですけどね・・・。
■ スマホ用レンズ
以前にご紹介した AUKEY のスマホ用カメラレンズ「PL-WD06」も iPhone 13 mini で使用可能でした。
元々はシングルカメラ用の製品ですが、2個のレンズを同時に使って撮影しているわけでは無いので、撮影時に使用するレンズの方に取り付ければ今のレンズの多いスマホでも使用することが出来ます。
左が iPhone 13 mini の広角レンズでそのまま撮影したもの、右が PL-WD06 を取り付けて撮影したものです。デジタルズームやレタッチは行っておらず、画像サイズを縮小しただけです。像に歪みは出ていますが、記念撮影で大人数の集合写真を撮ったりする際には充分使えるのではないでしょうか。まあ iPhone 13 mini の場合は素直に搭載されている超広角カメラで撮ればいいだけなのですが(笑)。
「PL-WD06」は、iPhone 13 mini の超広角レンズとの組合せでは話になりません。四隅がケラレるなんてレベルでは無く、円い窓から覗いたみたいになってしまいます。まあレンズ部分が分厚くなってしまうわけですからこれはしょうがありませんね。超広角レンズを搭載したスマホでははっきり言って「PL-WD06」の広角レンズの出番はありません。
マクロ撮影も試してみました。左がマクロレンズを取り付けてそのまま撮影したもの、右が iPhone のデジタルズームで最大まで拡大したものです。こちらも画像サイズの変更のみです。マクロ撮影は結構使い物になりそうじゃありませんか?3,000円程の価格にしてはかなり遊べるアクセサリーだと思います。
■ AirTag
iPhone 13 シリーズと相性がいいのが今年の 4月末に発売された「AirTag」です。iPhone にプリインストールされている「探す(Find My)」アプリを使ってどこに置いたか忘れてしまった鍵などを探すことができる便利グッズなのですが、iPhone 13 シリーズに搭載されている UWB(Ultra Wide Band:超広帯域無線通信)という機能を使ってピンポイントで場所を特定出来るようになる優れものです。
以下の記事で詳しく紹介していますので、興味のある方は併せてご覧下さい。
犯人が扱い方を知っていると見つけ次第無力化されてしまう恐れはありますが、自転車などに取り付けておくと盗難防止グッズとしての働きも期待する事ができますよ。