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SONY の TWS「LinkBuds(WF-L900)」の片方が充電ケース内で放電するようになってしまったので修理に出した話

イヤホンのボディに貫通する穴が開いた非常に独創的なデザインの SONY LinkBuds。最近流行のノイズキャンセリング機能こそありませんが、耳に熱が籠もったりせず、自然な感じで車の走行音なども聞こえるので安全性が高く、外を歩きながら音楽を聴いたりするのに非常に使い勝手のいいイヤホンです。

反面、構造上音漏れを防ぐ事は出来ないので、電車やバスなどの車内で大音量で使う事は憚れますが、小さく軽くて充電ケースもコンパクト、それでいて存外に音質も悪くないと、なかなか気に入って日常的に愛用しているイヤホンです。 LinkBuds-1 ところが夏頃から急に調子が悪くなって来ました。「LinkBuds」は、使わない時にケースにしまっておくことでイヤホン本体に充電されるようになっています。

充電が全く出来なくなってしまったという訳では無いのですが、本体をケースに閉まった状態にしておくと、いざ使おうと取り出した時に右の SS のように右側のイヤホンのバッテリーがほとんど無い状態になってしまうのですよね・・・。
実際、ケースから取り出して使い出してもすぐに「バッテリーが少なくなりました」との音声アナウンスが流れてくる始末。ケースに閉まって充電し直せば満充電まで行くのですが、その場限りで使った後閉まっておくとまた取り出した時にバッテリーが無いという状態になってしまいます。どうもケースの中で一旦は満充電されても片側だけ放電してしまうような挙動でした。

購入したのは 2022年の 2月末。通常ならば 1年間のメーカー保証を過ぎてしまっていますが、幸いソニーストアで購入したため 3年間の長期保証に加入しています。恐らくバッテリー関係の不具合だと思われるので無償修理で収まるかどうか不安はありましたが、このまま放っておいても仕方ないのでソニーに修理を依頼してみることにしました。

■ まずは SONY の Q&A を検索して対処法を試してみる

修理が必要なイヤホンの不具合であるとの確証を得るため、まずは 公式サポートページ にある改善方法を試しておくことにします。これで直れば修理に出す時間も費用も節約出来ますしね。

事前チェック-1


ここにある「困ったときは(Q&A)」をクリックすると FAQ の一覧が表示されます。

事前チェック-2


ちょっと違う気もしますが、「充電ができない」が近いでしょうか。「すべての Q&A をみる」から探す場合は、製品型名の「WF-L900」を検索ボックスに入力して下さい。

対象方法がいくつか表示されますが、充電アダプタやケーブルを交換してみたり、周辺温度が高すぎないところで充電してくれとか、まあ基本的な事が書かれています。今回の場合は充電ケース内で放電してしまっているようなので、どれも当てはまりませんね・・・。

■ SONY の修理窓口から修理を依頼

サポートページに書かれている「ヘッドホンのリセット」と、「ヘッドホンの初期化」までは試してみましたが、やはり修理に出さないとどうにもならないようです。なので、「修理のご相談」から修理を依頼することに。

修理依頼-1


「修理の目安料金の確認 修理の申し込み」をクリックします。

修理依頼-2

修理の流れは上のようになるようです。まずは「STEP1:製品型名の入力」へ。尚、修理を依頼するには製品のユーザー登録をしておく必要があります。ソニーストアで購入した場合は自動的に登録されているはずですけどね。

修理依頼-3


製品型名は、LinkBuds の場合なら「WF-L900」です。「確認結果」が表示されるので、間違い無ければ「STEP2:故障症状の選択」へ進んで下さい。

修理依頼-4


続いて症状を選択します。詳細は先に進んだ画面で入力することが出来ますので、ここでは「その他の症状」を選んでおきました。尚、この画面ですが、一部のブラウザ(Vivaldi で確認)ではどういうわけか症状の選択が出来ないようです。このような場合は他の Webブラウザから申込直してみて下さい。

修理依頼-5


「STEP3:修理可能診断」では SONY で修理可能な製品かどうかが確認されます。製造終了から時間が経って製品サポート期間が終了した製品などはここで弾かれるのかも知れません。

修理依頼-6


「STEP4:修理目安料金の確認」では、購入経路や保証期間中かどうか、ソニーストアに持ち込むのか引き取り修理を依頼するのかを選択します。修理依頼は、ソニーストアへの持込か、「引き取り修理サービス」を利用するかしか方法がありません。ソニーストアに直接持ち込むことが出来れば症状の説明も出来て一番話が早いのですが、銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神の 5箇所しかありませんからね・・・。

修理依頼-7


製品を送るよう指示が出ました。ソニーストアの長期保証が付いているとは言え、ここで表示される料金はあくまでも ” 目安 ” です。別途「ヘッドホン ケアプランワイド」に加入していない場合は、水没や破損などが原因の場合は費用が発生し得るのでご注意を。

修理依頼-8


「STEP5:修理の申し込み」では不具合の具体的な症状を記入することが可能です。再現性のある場合はここに手順を書いておくと良いでしょう。今回は、充電ケース内でイヤホンが放電している可能性を指摘しておきました。

修理依頼-9


購入元がソニーストアで保証期間中の場合は、保証の種類(3年ベーシックや 5年ワイドなど)、シリアルナンバー、購入日を入力します。LinkBuds の場合、シリアルナンバーは充電ケースの底面の印字や製品パッケージなどで確認が可能です。

保証期間中であっても「購入明細書(納品書やレシートなど)」と「保証書」は同梱するのを忘れないように。無料保証期間中でも有償修理とされてしまう場合があります。「修理規約」にも目を通し、問題無ければ「お客様情報入力」へ。

修理依頼-10


住所、氏名、連絡先電話番号とメールアドレスを入力します。

修理依頼-11


続いて有償修理になった場合の支払い方法を選択します。有償修理になる場合は、決済前に見積もりの連絡が来るそうです。ここでカード番号を入力したりする必要はありません。

修理依頼-12


「引取修理サービス」を選択した場合は、希望日時を選択します。この後、申込内容の確認画面が表示されるので、内容に間違いが無ければ「この内容で申し込む」をクリックして申し込み手続きを完了させて下さい。受付番号が発行されて申し込み結果の画面が表示され、メールでも通知が届きます。

■ 回収に来た宅配業者に修理品をそのままイヤホンを引き渡す

指定した日時に宅配業者が回収しに来てくれますので、修理品と保証書などの書類を手渡して下さい。こちらで梱包する必要はありません。むしろ製品パッケージすら不要なようで、充電ケースに入れたイヤホンだけを渡してくれと言われました。

もし用事などが出来て回収に来てもらう日時の変更が必要になった場合は、ソニーの修理相談窓口に連絡して下さい。但し、前日の夜以降はストップが間に合わないそうです。

修理状況紹介


ソニーの修理受付に依頼品が届いたあとは Web上で修理の進捗状況の確認が可能です。「修理のご相談」の「修理状況紹介」で修理受付番号と電話番号の下4桁を入力して下さい。

■ やはりソニー製品はソニーストアで購入するのがお勧め

今回 LinkBuds の修理の申し込みを行ったのが 9月28日の深夜、30日に日本通運さんに回収に来てもらい、ちょうど 1週間ほどで帰ってきました。修理の進捗状況が Web上で毎日更新されるのは安心感が得られてよいですね。

修理履歴

難点は、送り返して貰う際も日本通運さんの配送となり、時間指定が出来ないということでしょうか。何度も配送に来て頂くのは忍びないので出来れば指定出来るようにして欲しいですね。

梱包-1 梱包-2


驚いたのは往時の Amazon を思わせる巨大な梱包で送り返されてきたこと。一瞬ヘッドホンにでも化けて帰ってきたのかと思いました。ここまで厳重にしなくても(笑)。

修理明細 結局「充電不良」ということで左右ともイヤホンが交換されて帰ってきたようです。シリアル番号は変わっていないので充電ケースはそのままなのでしょう。そして・・・入ってて良かったソニーの長期保証サービス!今回の修理代金は完全に無料となりました。有り難い!今回はソニーの方で無料修理の対象となったようなので、家電販売店独自の長期修理保証でも無料になる可能性はありますが、修理の進捗が細かく確認出来たりと、やはり直販で購入するメリットは大きいと感じました。
Twitter・・・もとい「X」で検索して見た限り、同様の症状を訴えている方もちょくちょく居られるようです。そして「延長修理サービス」に加入しているかどうかで明暗が大きく分かれているようで、ほぼ新品を買うに等しい修理代金見積もりが提示されているケースも少なからずある模様。

ソニーの製品は比較的値崩れし難いと思われるので、会員登録で割引クーポンやお買い物券が発行されたり手厚い保証サービスを選択することが出来るソニーストアでの購入はやはりかなり有利なのでは無いかと思います。株主優待割引券なんかも 6~7月頃は安く出回りますし、これらを上手く使えば価格ドットコムの最安値より安く買えたりすることもありますからね。

バッテリーを内蔵した TWS はどうしても充電関係の不具合が出やすいイヤホンだと思います。過去に Beats by Dr. Dre の「Powerbeats Pro」でも 充電関係の不具合 に悩まされたことがありました。ソニーストアで購入した場合は「3年ベーシック」の長期保証が無料で付いてきますし、水没などにも対応できる「5年ワイド」、紛失までカバーされる「ヘッドホン ケアプランワイド」なども追加料金を支払えば加入する事が出来ます。手厚い保証が受けられるのはやはり大きな魅力でしょう。

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