「DIME(ダイム)」はビジネスパーソンをメインターゲットに据えて巷で人気の商品やサービスを紹介する雑誌ですが、毎回豪華な付録が付く雑誌としても名が通っているようです。過去にはスマホで物を撮影する際に便利な「LED リングライト」や「ノートPC スタンド」「デジタルメモパッド」などが付属していましたし、以前に こちらの記事 で取り上げた「DIME 2021年9・10月号」には、「DIME デジタルポケットスケール PRO」という小型のデジタルスケールが同梱されていました。
今回新たに「2022年 4月号」として発売された DIME には、以前のものよりも計量できる範囲が大幅に広まった「デジタルスケールPRO」というデジタルスケールが付属しているとのことだったので早速入手して使ってみる事にしました。別にデジタルスケールを集めているわけではありませんが・・・(笑)。
私が前回デジタルスケール目当てで購入した「DIME 2021年9・10月号」には電子書籍版「DIME」増刊号のダウンロード案内が入っていただけで、雑誌本体の同梱が無い(!)という非常に割り切られたものでしたが、今回の「2022年 4月号」はしっかりした誌面の他に「DIME 大人の逸品」という通販カタログと、綴じ込みで息のし易いという不織布マスクのサンプルも 1枚付属していました。
雑誌の特集は最近何かと話題の「メタバース」。ですが、私的には全く興味がありません。かつてあった「Second Life」と何が違うのやら・・・(当時も興味ありませんでしたが)。アバターで会議して何か意味があるのかさっぱり分かりません。歳取っちゃったのかなあ・・・。メディアや IT企業が無理やりブームにしようとしている気がして仕方ないのですよね。サブスクの第 2特集の方は知らないサービスもあったりしてそこそこ楽しめました。
さて、メインディッシュの「デジタルスケールPRO」をチェックしてみましょう。まずサイズが以前のものよりかなり大きくなっています。だいたい iPhone 13 mini を横に 1.5台並べた位でしょうか。使用する際は天板のブルーのシートを剥がして使う事になります。収納ポーチなどはありませんでしたが、本体のカバー兼軽量トレーが 2種類付属していました。
動作には単 4形の電池が 2本必要(アルカリ乾電池推奨)です。以前に入手した「DIME デジタルポケットスケール PRO」で eneloop を入れてみたところ、僅かに電圧が低いようで動作しませんでしたが、今回の製品は大丈夫なようです( ” 尼ループ ” はどちらでも使用可能でした)。
付録の「デジタルスケールPRO」には製造メーカーのロゴなどはありませんが、多分以下のものと同じですね。0.1g から 3kg まで計量可能と書かれていますが、実際に計れるのは 0.3g 以上からのようです。まあこの辺は中華製品らしいアバウトさ・・・。いちいち目くじら立ててもしょうがありません(苦笑)。
ボタンは左から「電源」「Mボタン」「PCSボタン」「Tボタン」と並んでいます。まあ所詮おまけなので仕方ありませんが、ボタンは随分安いっぽい印象を受けました。以前の「デジタルポケットスケール PRO」の方が作りとしては良さそうですね。
使用方法の説明はパッケージ裏面と雑誌の誌面に書かれていましたが、処分してしまうと困るのでメモを残しておきます。
- 計量
秤を水平な場所に置いて電源を入れ、ディスプレイ表示が「0.0」になって左端に「zero」が表示されたらアイテムを置いて計量する。
- 風袋引き
電源を入れた状態で計量トレーを置き、右端の「T」ボタンを押して「0.0」の表示になったことを確認してからアイテムを秤に置いて計量する。
- 数量カウント
計量したいアイテムを 25個、50個、75個、100個のいずれかの量を乗せ、「PCS」ボタンを長押ししてディスプレイ左上に「PCS」の表示が出るのを待つ。「M」ボタンを押して乗せたアイテムの数を選択し、再び「PCS」ボタンを押してアイテムの数を保存して設定完了。アイテムを乗せる毎に個数が増えて表示される。計量皿を使う場合は先に「風袋引き」をしておくこと。
「計量カウント」機能はネジの個数などを知りたいときに便利そうです。
誤差を見てみました。仕様上の精度は 0.1g とのことですが、概ね問題の無い範囲内のようです。ちょっとした風の影響を受けやすいようなので、屋外で使うと正確な値は計れないかも知れません。前回の「デジタルポケットスケール PRO」は 600g までしか計れませんでしたが、今回の「デジタルスケールPRO」は 3kg まで計量可能です。
以前は秤と言えば料理用の 2kg まで計れるバネ秤しか持っていませんでした。ここに前回の「デジタルポケットスケール PRO」と今回の「デジタルスケールPRO」が加わったことでレビュー記事の作成も捗るというものです(笑)。