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SONY が新たに世に送り出した望遠マクロズーム「FE 70-200 F4 G Macro OSS II(SEL70200G2)」で ” 白レンズ ” デビュー!

私が現在使っているカメラは「α 6700」という APS-Cフォーマットのカメラなので、望遠レンズもそれに合わせた「SEL70350G」を使っていました。非常に評判が高いレンズで、実際に使っていても「Gレンズ」の銘が被せられている通り写りが良く、風景撮影から野鳥や飛行機の撮影までなんでもこなしてくれるレンズだと思います。焦点距離もフルサイズ換算で 525mm という超望遠撮影が可能ですしね。

昨年 7月末に SONY から「FE 70-200 F4 G Macro OSS II(SEL70200G2)」という新しいレンズが発売されました。この新しいレンズ、なんと「望遠マクロ撮影」が可能とのこと!実は中望遠でマクロ撮影が可能なレンズが欲しいなとずっと思っていて、” カミソリマクロ ” の異名を持つ SIGMA の「70mm F2.8 DG MACRO | Art」を買おうかとずっと迷っていたのですよよね。

そこで私は考えました(笑)。「SEL70350G」と「70mm F2.8 DG MACRO | Art」を買うのだったら、あともう少し足せば「SEL70200G2」が買えるじゃないかと!しかも 1本で望遠からマクロ撮影までこなすことが可能で、焦点距離が足りなければテレコンバーターを追加することも出来るとは!

まあテレコンを買う資金が別に必要になりますし、SIGMA の 70mm は F2.8 と明るいので全然写りは別になるでしょうが、やはり 1本に纏めることが出来るというのは私にとって大きな魅力です。レンズを持ち出す頻度も考えると、軽くコンパクトに出来るに越したことはありませんからね・・・。

ということで、「FE 70-200 F4 G Macro OSS II(SEL70200G2)」を購入する事に決めました。資金の一部は「SEL70350G」をドナドナすることで回収することが出来ます。幸い「SEL70350G」の人気は高いので、オークションに流せば購入時の価格とあまり差が無い価格で売れそうです。「SEL70350G」は何度か価格改定もありましたからね・・・。


ということで、無事「FE 70-200 F4 G Macro OSS II(SEL70200G2)」に買い換えることが出来ました。人生初(?)の ” 白レンズ ” です。SONY には更に上位の「G MASTER」というレンズシリーズがありますが、さすがにそこにまでは手が出ません(苦笑)。素人なりにレビューしておきますので、購入のご参考にしていただければ幸いです。

ついつい書きたいことが多くて長くなってしまったので、目次を置いておきます。

それではどうぞ!

■ まずはレンズスペックを確認!

まずはレンズの特徴を把握しておくことにしましょう。主な仕様は以下の通り。

焦点距離 70 ~ 200 mm(APS-C では 35 mm判換算 105 ~ 300 mm 相当)
絞り(F値) F 4.0(開放)~ F 22(最小)
レンズ構成 13群 19枚
絞り羽根 9 枚
最短撮影距離 26 cm(ワイド端)、42cm(テレ端)
最大撮影倍率 0.5 倍
手ブレ補正 ○(レンズ内手ブレ補正方式)
フィルター径 72 mm
サイズ・質量 Φ 82.2(最大径)x149.0(長さ)mm / 約 794 g(三脚座別)
その他 防塵防滴構造、花形バヨネット式フード・三脚座付属

今回発売された「FE 70-200 F4 G Macro OSS II(SEL70200G2)」は、型番が示している通り、2014年3月に発売された「SEL70200G(FE 70-200mm F4 G OSS)」の後継機です。とは言え、ただの後継機ではありません。大幅な小型化・軽量化に加え、様々な面に改良の手が加えられています。

レンズ構成とMTF曲線 画像:SONY
レンズ名に冠せられた ” Marco ” の文字が示す通り、ズーム全域でのハーフマクロ撮影に対応。先代機種では非対応だったテレコンバーターにも対応し、2倍のテレコン(SEL20TC)を組み合わせれば等倍マクロ撮影まで可能になってしまいます。従来機種では 1m が限界だった最短撮影距離もワイド端で 26cm、テレ端で 42cm と大幅に短くなり、大きなボケを生かした近接撮影も楽しめます。

レンズ構造 画像:SONY
小型化のため、ズーム時に鏡筒の長さが変わる「全長可変方式」にこそなりましたが、最新設計の手ブレ補正機構、軽量化された最新設計の高精度・高推力な XDリニアモーターを 4基搭載し、ズーム中のフォーカス追従性能も大幅な向上を実現しているとのこと。更にファームウェアアップデートによって今年の 1月に発売された α9 Ⅲ との組合せでは秒間 120コマの AF/AE追従連続撮影にも対応しました。

私が組み合わせるのは APS-Cフォーマットの「α 6700」ですが、この組合せでは 35 mm判換算で 105 ~ 300 mm 相当のレンズとして使用することが出来ます。2倍のテレコンバーターを装着すれば、開放 F値が 8.0にまで下がるものの、600mm 相当の超望遠撮影が可能になります。正に近接マクロ撮影から超望遠撮影までこなすことの出来る何でも御座れなレンズ!これこそが買い換えに踏み切った動機です。

■ 「ソニーストア」で購入しました!

今回は「ソニーストア」で「α あんしんプログラム」に加入し、「5年ワイド保証」を付けて購入しました。今回のレンズはかなり高価なものですからね・・・。Web通販でもショップによる独自の長期保証サービスを付けているところは多いのですが、ソニーストアはなんと言っても保証の手厚さが魅力です。

ソニーストア


ソニーストアでカメラレンズを購入した場合、通常 1年間の製品保証期間となるところが追加負担の必要無く「長期保証<3年ベーシック>」となります。更に、追加料金を支払うことで「長期保証<5年ベーシック>」や、落下・水没まで対応してもらえる「長期保証<3年ワイド>」「長期保証<5年ワイド>」などに申し込むことも可能です。

カメラ専門店や家電量販店などで延長保証を付けたとしても、ほとんどは自然故障への対応のみで、落下事故や水没事故などは保証対象外とされてしまいます。これらはソニーストアで言うところの「ベーシック保証」にあたるのですが、ソニーストアの「ワイド保証」では落下や水没はもちろんのこと、火災や落雷事故までカバーしてくれます。

販売店独自の保証を使おうとした場合、販売店とメーカーの 2つの段階を踏むため、とにかく意思疎通に時間が掛かります。また、保証対応の可否の判断も曖昧なところがあったりしてストレスになりますし、修理の明細が開示されないなんてこともあります。これは以前とあるメーカーのレンズを販売店の延長保証制度を利用しようと修理に出した際に痛感した点です。

更に「α あんしんプログラム」というサブスクリプションサービスに加入することで、レンズに関しては上述の「長期保証<5年ベーシック>」「長期保証<3年ワイド>」が無料になるほか、「長期保証<5年ワイド>」も 50% OFF で申し込むことが出来るようになります。入会金 110円と、月額料金として 550円(年額 6,600円)の支払いが必要ですが、そのうち 3,000円分は「お買い物券」として戻ってきます。

「α あんしんプログラム」に加入すればソニーストアで購入するレンズならば何本でも長期保証を優待価格で付けることが出来るそうです。カメラ本体やレンズの清掃・点検サービスが最大 50%オフとなる割引サービスも魅力ですし、純正レンズを何本か揃えるつもりならかなりオトクなのではないかと。

ソニーストアの利用に必要な「My Sony ID」を登録すると 10% OFF のクーポンが貰えます。このクーポンには有効期限がありますが、年に 2回新しいクーポンが送られてくるので、実質的にずっと割引価格での購入が可能です(ソニーストアでの累計購入金額が 5万円を超えると回数制限も無くなります)。高額なカメラやレンズを購入する予定があるのなら、フリマサイトなどで放出される「株主優待券(15% OFF になる)」を抑えておくのもよいでしょう。

「ご愛顧感謝」として不定期で送料無料券やお買い物券が発行されることもありますし、カメラ・レンズだけでなくオーディオ製品やテレビ・ビデオ製品などにも使えますので、ソニー製品の購入を考えているのならソニーストアでの購入も是非検討してみて下さい。

ソニーストア ソニーストア


■ 「FE 70-200 F4 G Macro OSS II(SEL70200G2)」外観チェック!

ソニーストアの配送は、追加料金を払ってヤマト運輸に変更することも出来ますが、基本的には佐川急便さんです。ソニーのテープで封印されたいつもの段ボール箱で届けられましたが、分厚めの紙をくしゃくしゃにしたクッション材でしっかりと保護してくれているので安心です。思っていたのよりかなり大きな箱で届いたのには驚きました。

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製品パッケージにはビニールやプラスチック系の素材は一切使われていませんでした。厚紙を上手く使ってレンズが中空で保持されるようになっています。装着済みのレンズフードと三脚座の他には保証書や取扱説明書などが入っているだけでした。取扱説明書は以下のリンクから PDF も入手可能です。

SEL70200G2 取扱説明書(PDF)


レンズ表面にはフッ素コーティングが施されており、指紋や水滴、油、泥などが付着しにくく、付いてしまったとしても簡単に除去出来るようになっています。また、防塵・防滴に配慮した設計となっているので、雨中での使用にも耐えてくれるでしょう(水没はさすがに NG ですが)。

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値の張るレンズなだけのことはあって、各種スイッチも非常に充実しています。左の写真、上から

フォーカスモードスイッチ AF / MF の切り替え(レンズ側優先)
フルタイム DMF スイッチ AF-Cモード下でも瞬時にマニュアルフォーカス可能に
フォーカスレンジリミッター 合焦範囲の指定(FULL / ∞ ~ 3m / 3m 以下)
手ブレ補正スイッチ 手ブレ補正のオンオフ(レンズ側優先)
手ブレ補正モードスイッチ 1:標準、2:流し撮り対応、3:フレーミング重視

ズームロックスイッチも搭載されているので、移動の際にレンズの鏡筒が自重で伸びてしまう心配も不要です。レンズフードは反対にして被せて収納する形ですが、収納時はフォーカスリングが完全に隠れてしまいます。レンズを繰り出さない限りフードを被せた状態でのピント操作は出来ません。

■ 「SEL70200G2」を「SEL70350G」と比較!

「SEL70200G2」をこれまで使ってきた「SEL70350G」と比較してみます。「SEL70350G」も各所での評判通り、非常に素晴らしいレンズだと思います。私も「SEL70200G2」にマクロ撮影機能まで搭載されていなければ指を咥えつつも買い換えにまでは到らなかったでしょう。

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「SEL70200G2」の三脚座を外してしまえばフードを付けていない状態の大きさに両者の差はほとんどありません。「SEL70350G」は「SEL70200G2」の半額以下で買えますが、APS-Cフォーマット用の設計となっているため、フルサイズのカメラで使うと APS-Cサイズにクロップされてしまいます。

「SEL70350G」の最短撮影距離はワイド端で 1.1m、テレ端では 1.5m、フォーカスホールドボタンは 1箇所のみで、スイッチは手ブレ補正のオンオフと AF/MF の切り替えしかありませんから、機能面ではさすがに結構な差がありますね。「SEL70350G」も「XD リニアモーター」による AF 駆動ですが、搭載されているのは 1基のみのようです。

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付属のレンズフードはどちらも樹脂製ですが、「SEL70200G2」にはかなり大型のフードが付属しています。このため、フード装着時には「SEL70200G2」の方が全長が長くなります。レンズ直径も少し大きくなるため、以前に購入た HAKUBA のレンズポーチ に入らなくなってしまったのは誤算でした💧もうワンサイズ大きいのを買っておくべきだった・・・。

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重量比較です。レンズフード、三脚座込みだと 250g ほど重くなりますね。

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三脚座は簡単に着脱可能です。三脚座を外し、前後キャップとフードを付けた状態の重量は 872g ほどでした。「SEL70200G2」のカタログ値の 794g というのは前後キャップとフードも外した重量ですね。ちなみにフードの重量は 48g ほど、三脚座は 67g ほどでした。

■ フィルター径は 72mm

「SEL70200G2」のフィルター径は 72mm です。非常にいいレンズなので、ここは SONY純正のレンズプロテクター「VF-72MPAM」を奢っておくことにしました。


Kenko や HAKUBA などサードパーティー製のレンズプロテクターと比べると少々高価ですが、「Zeiss」の「T*コーティング」というフレアやゴーストの発生を抑える反射防止技術が用いられています。

VF-72MPAM-1VF-72MPAM-2VF-72MPAM-3

これまでは、広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームと、全てフィルター径 67mm のレンズで揃えていたのでフィルターの使い回しが効いたのですが、致し方ありませんね・・・。「SEL70200G2」はレンズフードを付けてしまうとフィルターを回転させたりすることが出来ないのですが、プロテクター以外にもやはり PLフィルターくらいは用意しておきたいですが、いいお値段なのでまたそのうちに・・・。

■ 「SEL70200G2」を SONY α 6700 に装着してみた!

SONY の APS-Cミラーレス一眼カメラ「α 6700」に取り付けてみました。三脚座は取外し、代わりに SmallRig のアルカスイス互換ベースプレート を取り付けています。「SEL70200G2」付属の三脚座は残念ながらアルカスイス互換ではないのですよね。ベースプレートの取付によって少し重くなりますが、カメラの底面を保護してくれますし、重量配分的にもいい感じです。

α6700 + SEL70200G2 -1

α6700 + SEL70200G2 -2α6700 + SEL70200G2 -3

収納時は全長 23cm くらいです。自転車に積む際に Bontrager のトランクバッグ に入れている Kenko のインナーボックス「Luce(Mサイズ)」 にちょうど収まりました。カメラボディが小さいので、さすがに鏡筒を目一杯繰り出すと存在感がすごいですね。

Leofoto(レオフォト)の「LS-224C」という三脚にも取り付けてバランスも見てみました。「LS-224C」はカーボン三脚としては比較的安価で、小型・軽量な代わりに耐荷重量が 6kg と少な目なのですが、α6700 + SEL70200G2 + ベースプレートの重量は 1,460g ほどなので特に問題無さそうです。

三脚座は持ち歩く時の ” 取っ手 ” としても便利なので、三脚座は付けたままにしておきたいという方は アルカスイス互換のクイックリリースプレート だけでも取り付けておくと便利になると思います。

■ レンズファームウェアのアップデート方法

「SEL70200G2」には 2023年12月5日付けで新しいファームウェアがリリースされています。

レンズアップデートページ

「α9 Ⅲ」の高速撮影機能に対応するためのファームウェア更新ですが、不具合の修正なども含まれているかも知れないので適用しておくことにします。

ファームウェア確認 まずは現在のファームウェアのバージョンを確認しておきます。

カメラボディの「MENU」ボタンを押下し、「セットアップ」→「セットアップオプション」→「バージョン」と進むとカメラ本体と、装着しているレンズのファームウェアバージョンが表示されます。今回は、レンズ側が「Ver.01」になっていれば更新対象。既に「Ver.02」になっていれば更新済みです。

ファームウェア更新-1ファームウェア更新-2

カメラを USBケーブルで PC に接続し、「画像転送(MSC)」モードを選択します。ちなみに ” MSC ” は、” Mass Strage Mode ” の略で、カメラに装着している SDカードを直接読み書きできるようになるモードのことです。待機状態になるので、PC を操作してアップデートソフトの準備をします。

アップデーター-1アップデーター-2

ダウンロードしておいたファイルをダブルクリックし、アップデーターを起動します。「現在のバージョン」が「Ver.01」であることを確認し、「次へ」をクリック。

アップデーター-3アップデーター-4

カメラへのデータ転送が始まります。以降、作業完了まで USBケーブルを抜いたりカメラの電源を切らないようご注意下さい。メーカー送りになってしまいます。転送完了後、「実行」を押下すればアップデートが実行されます。

ファームウェア更新-3ファームウェア更新-4

アップデートは自動で実行されます。完了したらカメラの電源を切り、USBケーブルを外して作業完了。カメラのメニューからファームウェアのバージョンを確認し、動作に問題が無いことをチェックしておきましょう。

ソニーストア ソニーストア


■ 撮影サンプル

撮影サンプルをいくつか置いておきますが、「はてなフォトライフ」にアップロードする関係上、解像度のみ写真調整ソフトの「SILKYPIX DEVELOPER STUDIO PRO 11」を使って 1200x800 pix に落としています。ほかは α6700 で撮影した RAWデータをそのまま JPEG 出力したもので、画像補正などは行っていません (クリエイティブスタイルのみ使用)。下手なのはご容赦を(苦笑)。

まずちょっと「SEL70200G2(左)」と「SEL70350G(右)」を比べてみます。

SEL70200G2-sample1SEL70350G-sample1

どちらも 70mm(フルサイズ換算 105mm) の画角です。クリエイティブスタイル「VV」を適用。

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SEL70200G2-sample3SEL70350G-sample3

「SEL70200G2」のテレ端は 200mm(フルサイズ換算 300mm 相当)、「SEL70350G」は 350mm(同 525mm 相当)です。橋脚のアップの写真はクリエイティブスタイルは「FL」を適用、飛行機は「VV」を適用しています。APS-Cカメラを使用し、マクロ撮影をしない、テレコンバーターは使わないという前提ならば 1本で 105mm 相当から 525mm 相当までカバー出来てしまう「SEL70350G」もやっぱり凄い。

以下は SONY「SEL70200G2」の撮影サンプルです。

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まずは室内でマクロ撮影を試してみました。WB オート、クリエイティブスタイル「VV」です。焦点距離が長くなると手ブレのリスクも高まりますが、マクロ撮影時に限らず「SEL70200G2」の手ブレ補正はかなり効きがいいと思います。ボケも柔らかくて非常に好みの感じ。望遠レンズなのに席に座ったままテーブルフォトだって撮れてしまいます。飲食店で持ち出すと異様な感じになりそうですけど(笑)。

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商店街のイルミネーションをピントをずらして玉ボケの具合を確認してみました。色によっては年輪がやや目立つ模様。また、画面周辺部では口径食によるレモン型の玉ボケが見受けられます。少し絞れるなら多少よくなるかも?

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野鳥の撮影にはやっぱりテレコンバーターが欲しいです。あまり動かない鳥なら「超解像ズーム」を使うという手もありますけどね。まあブログや SNS に掲載する程度ならトリミングでもいいかな。それにしても α6700 の鳥瞳認識はすごい。

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いやはや、ほんと撮ってて楽しいレンズですわ。手ブレ補正が強力なようで、暗めの場所で手持ち撮影してもかなりしっかり止まってくれます。パニアバッグやトランクバッグを使えば自転車での持ち運びにも問題ありません。

■ 「FE 70-200 F4 G Macro OSS II(SEL70200G2)」に買い換えてみて

少なくとも今現在組み合わせているカメラは APS-Cフォーマットの α6700 なので「SEL70350G」でも充分だったところ、「マクロ(ハーフ)撮影も可能」ということで「SEL70200G2」に買い換えましたが、これはその甲斐がありました。開放 F値が ” 4 ” ということで、ボケ具合が気になっていましたが、望遠ということもあって背景次第ではとろけるようなボケを楽しませてくれます。

α6700 と ズームレンズ 3本

これで手持ちのズームレンズは、今回購入した SONY の望遠ズーム「FE 70-200 F4 G Macro OSS II(SEL70200G2)」、TAMRON の標準ズーム「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD(Model B070)」、SIGMA の超広角ズーム「10-18mm F2.8 DC DN | Contemporary」となりました。見事に全部メーカーがバラバラです(笑)。とは言え、この 3本なら充分に パニアバッグ に入れて自転車で持ち歩く事が可能です。

「SEL70200G2」で 1点だけ気になっているところがあります。フォーカスリングがかなり軽いのですよ・・・。被写体を追っていてうっかり触れてしまってピントがずれてしまうということがよくあります。DMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)を切っておけばいいのですが、これはこれで便利で・・・。そのためのフォーカスホールドボタンなのでしょうが、使いこなすにはまだしばらくかかりそうです(苦笑)。個人的にはもう少しフォーカスリングが重いとよかったのですけどね。

テレコンバーターは 2倍の「SEL20TC」をなるべく早く買いたいとは思いますが、最近立て続けに SONY から魅力的なレンズが発売されているせいか、かなり品薄の状況が続いているようですね。価格もいいお値段がしますので、さすがにテレコンの購入はもう少し先になりそうです。

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