TREK のグラベルロードバイク「Checkpoint ALR 5」と一緒に予約発注していた「Bontrager Adventure Top Tube Bag」という防水素材で作られたトップチューブバッグを実際にしばらく使ってみましたので、レビューしておきたいと思います。
自転車用のトップチューブバッグは、既に GORIX の「GX-BT39」という製品(「こちら」でレビュー済み)を FX 3 Disc に取り付けて使っています。最初は Checkpoint と随時付け替えて使うつもりだったのですが、パンク修理キットや予備チューブなども入れていたため、やはりいちいち中身を取り出して付け替えるのも面倒くさい・・・。ということで別の製品も試してみることにした次第です。
そこで今回は、TREK の純正アパレルやアクセサリー類を扱っているブランド ” Bontrager(ボントレガー)” から発売されている「Adventure Top Tube Bag」という製品を買ってみました。Bontrager の製品は元々はコストパフォーマンスに優れたものが多かったのですが、ここ最近の値上げラッシュでちょっと魅力が薄れてきてしったのは残念です。
バッグのサイズは 220 (l)x60 (w)x90 (h) mm。容量は約 0.8ℓ と、トップチューブバッグとしてはやや小ぶりな方でしょうか。ぱっと見 GORIX の「GX-BT39」より小さく感じましたが、あちらは容量 0.75ℓ とのことで、ほんの少しですがこちらの方が物は入るようです。
私は SP CONNECT のスマホホルダー を使っているのでスマホをこのバッグにしまうことはないでしょうが、iPhone 13 mini は余裕で入りました。バッグ全体が防水素材で作られており、止水ジッパーも使われているので、多少の雨では中身が濡れてしまうことはないでしょう。
多くのトップチューブバッグは 3点のベルクロで自転車に固定するようになっていると思いますが、こちらはベルクロ 2点留め。しっかり固定出来るのかとちょっと気になるかも知れませんが、トップチューブ側のベルクロが太いので特に固定力不足を感じることは無いでしょう。
TREK のバイクとの組合せでは、トップチューブに設けられたダボ穴を使って非常にしっかりと固定することが出来るようになっています(全車種というわけではありませんが)。
バッグの内側は黄色い裏地が使われていて視認性が高く、必要なアイテムを探しやすいよう工夫されています。底板をめくるとフレームに取り付けるためのボルト穴が (^_^)/コンニチワ。洗車時に脱着しやすい サムスクリュー が用意されているのですが、別売りなのが残念。せめてもうちょい安ければね・・・。
Checkpoint にはボルトで取り付け、ステムの方のベルクロだけ残しましたが、こちらも必要無いかも知れません。まあ見栄えにはほとんど影響しませんので保険で付けておきますかね。
左の写真の分は入りました。モバイルバッテリー と充電ケーブル(Linghtning と MicroUSB)、Crops の鍵、まだまだ必要な マスク、家や自転車の鍵束、非常食の羊羹(笑)です。鍵束には AirTag を付け、先日クラファンで入手した「無限フック Plus」という携帯フックも入れています。食事しに飲食店などに入った際にパニアバッグを床に置かなくて済むので結構重宝しているのですよね、これ。
一般的なトップチューブバッグと違って、トップチューブに固定するためのベルクロが無いだけで随分すっきりすると思いませんか?Checkpoint にはジャストフィットです。
ジッパーの開け口がバイク前方にあるので隙間からモバイルバッテリーの給電ケーブルを無理なくスマホまで伸ばせるようになり、ケーブルの取り回しがかなり楽になりました。TREK の「Checkpoint」シリーズや「Domane」シリーズのようなトップチューブ上にもダボ穴のあるバイクには特にお薦めできるトップチューブバッグだと思います。
難点は TREK直営店やコンセプトショップを始めとする TREK製品取扱店で直接購入するしかないという点ですかね。ワイズロード通販でも買えますが、受取に店舗まで出掛けていく必要があるのですよ・・・。